セキスイハイム 全館空調

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最終更新日 2019年1月9日

 

空気をキレイにしてくれて、なおかつ家の中を年中快適な温度・湿度に保ってくれるらしい！

 

･･･そんな評判から注目される機会も多い、セキスイハイムの快適エアリー。

 

具体的にどんな風に快適なんでしょうか？

 

「快適エアリー＝セキスイハイムの全館空調システム」と思われがちなですが、実は違います。

 

快適エアリーは基本的に

• 「1階だけ」
• 「2階だけ」

とフロアを分けて集中的に冷暖房するシステム。

 

1階部分につけるだけでも「70m2で約86万円だった」という情報もありますので、全館に設置したら200万円を超えてしまいそうですよね。

 

全館空調っぽく採用するのであれば、それなりの予算が必要になるでしょう。

 

ただ、快適エアリーは熱交換型換気方式となっているので、外気を取り入れる時に適度な温度まで調整して取り入れることができます。

 

なので、あえて全館空調にしなくても家全体の温度を適温にすることができるというのが強みですね。

 

セキスイハイムの快適エアリーには、他にもこんなメリットがあります。

 

他社の全館空調と比較する際は、こんなポイントをチェック！

 

日本アルプス級の空気質を実現できる

高性能3層フィルターを搭載しており、花粉、粉塵、NO2を99.9％まで除去。

 

NO2と浮遊粉塵量は日本アルプス付近の平均値と同程度までキレイにすることができます。

 

空間の温度差が少ない

床にあるグリル（吹き出し口）から出てくる暖気と床下から伝わる温かさで、部屋中どこにいてもじんわりあったかい！

 

廊下もあったかい

セキスイハイムの家は床下に遮るものがないのが特徴ですが、そこに冷暖房・除湿ユニットを設置するので床全体を温めることができます。結果的に、廊下もあったかい。

 

意外と経済的

全館空調ってお金（電気代）がかかりそうなイメージがありますが、セキスイハイムの快適エアリーは1階・2階を全て空調しても月6,000円以内。

 

ヒーター式の床暖房に比べると年間10万円以上の差が出ます。

 

とはいえ、セキスイハイムの快適エアリーにも全く欠点がないわけではありません。

 

例えば、床についているグリル（冷気・暖気の吹き出し口）のメンテナンスはちょっと面倒くさそうですし、これによって家具の配置も制限されてしまいます。

 

それに、個人的には子供がいたずらしたりしそうで心配･･･。

 

また、2階にも設置する場合はユニットを確保する都合で間取りにも多少の影響が出てしまうようです。（収納が狭くなったりとか）

 

他社の全館空調と比べて魅力的な部分もあれば、他社にはないデメリットもある。

 

これはセキスイハイムに限ったことではありませんが、物事は良い面と悪い面のどちらも見て天秤にかけてみないと判断はできないってことですね。

 

そもそも24時間換気とは、シックハウス症候群の予防対策として設置が義務付けられたもの。

 

カンタンに言うと空気をキレイに保つ設備ですが、具体的な仕組みはどうなっているんでしょうか？

 

24時間換気は、給気口から外気を取り込み、部屋全体の空気をキレイにした後で天井排気口から外に排出するという構造になっています。

 

建築基準法では「1時間で部屋全体の空気の半分以上が入れ換わる」という条件がついていますので、これがあると部屋の温度も変わってしまいそうですよね。

 

空気が綺麗になるのはうれしいけど、せっかく冷暖房で調整した空気が逃げて行ってしまうのでは？と心配になります。

 

これについては、「熱交換換気システム」という設備で対処することが可能。

 

夏は室内の冷えた空気を利用して入ってくる外気を冷やし、冬は室内の暖気で外気を温めてから室内に入れるという仕組みです。

 

これを採用できるのは「第一種換気方式」のみなんですが、セキスイハイムの24時間換気はこのタイプなので熱交換換気システムをつけることができるんです。

 

だから、夏も冬も室温をロスすることなくちょうどよくキープすることができるんですね。

 

では、セキスイハイムの24時間換気システムはどこに、どんな形でついているんでしょうか？

 

詳しい構造について見ていってみましょう。

 

排気用換気扇

室内に溜まった湿気やニオイが排出するための換気扇がついています。

 

微弱風量設計なので、寒さや暑さを感じさせずに換気できるのがポイント！

 

レンジフード

料理で発生した油煙や水蒸気を排出します。ここも、微弱風量設計となっています。

 

給気口

フィルターで埃を除去した後、新鮮な外気を室内に供給します。

 

セキスイハイムの公式サイトには全体の空気の流れを図示したものが掲載されていますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

 

室内の空気を常にキレイに、快適な状態で供給してくれるという24時間換気。

 

セキスイハイムの家だけにあるわけではありませんが、こうして調べてみるとありがたいシステムですよね。

 

しかし、空気を吸ってキレイにしている･･･ということは、その給気口にはゴミが溜まるということですよね？

 

フィルターが目詰まりすると、外気を取り込みにくくなって換気が不十分になり、24時間換気システムとしての機能を果たせなくなることもあるんだとか。

 

というわけで、定期的にメンテナンスが必要なのが、ちょっと面倒なところ。

 

セキスイハイムの公式サイトでは「2～3ヶ月の1度を目安に、フィルターのお掃除を」と推奨されています。

 

詳しい手順も紹介されていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

正直、「うわっ、メンドーだな」って思ってしまいましたが、これはセキスイハイムに限らずどこのメーカーで家を建ててもついてまわる問題です。

 

ただ、フィルターの性能によって目詰まりしやすかったりしにくかったりするみたいなので、その点は要比較ですね。

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