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セキスイハイムはメンテナンス費用も高い!?の誤解と真相

 

 

 

建築費用が高いということは、それだけ「こだわり」の部材を使っているのだという風にも捉えられますよね。

 

一方で、単にデザイン料や広告費用にお金がかかっているのだとも考えられます。

 

セキスイハイムはどっちなのでしょうか？

 

ネットの口コミサイトや掲示板を見ていると、「セキスイハイムのメンテナンス費用で10年目に〇百万円かかった」とかいう書き込みをよく目にします。

 

それを真に受けると「やっぱりセキスイハイムって建てた後もお金がかかるメーカーなんだね」と思ってしまいますよね。

 

しかし、セキスイハイムの公式サイトを参考にしてみると、

• 磁器タイル外壁を使っているので汚れに強い。だから外壁の塗り替えは基本的に不要。
• サビや風雨に強い外装材を使っているので長寿命
• 構造体は高耐久な鉄骨を採用（耐久年数は140年！）

･･･と、むしろメンテナンス費用があまりかからないことを売りにしているんです。

 

建築の段階である程度お金をかけておけば、メンテナンス費用を抑えて長～く快適に暮らせますよ、というわけですね。

 

では、実際のところセキスイハイムのメンテナンス費用はどのくらいかかるのか。

 

同社の家に住み、各種メンテナンスを受けたという方のリアルな声を参考にしてみましょう。

 

Ａさん

• パルフェに住んで27年目
• これまで点検は全て無料だった
• 12年目に外壁と屋根塗装で120万円
• 22年目にＩＨとエコキュート、太陽光発電システムを導入して400万円

 

Ｂさん

• セキスイハイムの家（商品は不明）に住んで16年目
• 10年目点検で指摘された外壁の修繕を受けて数万円
• 15年目点検でシロアリ対策、外壁塗装、水回りの交換リフォームで500万円超え

こういった情報を参考にしてみると、10年目の段階で数百万円のメンテナンス費用がかかったというのは真偽の程が怪しい話。

 

セキスイハイムの評判を落とそうとしている書き込みかもしれませんし、鵜呑みにするのは危険なんじゃないでしょうか。

 

セキスイハイムの公式サイトによれば、「パルフェ」という商品で提案される各種長持ち部材を採用すればメンテナンス費用は60年間で約500万円に抑えられるはず。

 

（※試算条件は、128ｍ2、ステンレス屋根、アルミ庇、タイル外壁、在来工法。水回りなど設備系のメンテナンス費用は含まれていません）

 

一方で、一般的な住宅だと約950万円かかるそうですから、60年間で約450万円の差になるわけです。

 

（※一般的な住宅の試算条件は、スレート瓦屋根の再塗装、モルタル外壁再塗装、足場、外装部品補修など）

 

これはあくまでも外構部分のメンテナンス費用についての比較ですが、水回りなど設備系のメンテナンス費用についてはハウスメーカーによる違いはそこまで大きくないでしょうし、やはり外構にかかる費用の差は注目に値するポイントです。

 

セキスイハイムの家は、構造や外装など基本的な部分のメンテナンス費用を安く抑えられるため、その分だけ太陽光発電をつけたり水回りをリフォームしたりと設備系のメンテナンスやバージョンアップにお金をかけられるのでしょう。

 

 

これまで、正直、「セキスイハイムは高い！建てるとしてもセキスイはナシだな」と思っていましたが･･･。

 

「建ててから」のことを考えると、セキスイハイムという選択も「アリ」だと思います！

 

セキスイハイムが言うように、家は「建てる時」と「建ててから」をセットで考えなくちゃいけませんね。

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