【2024年2月更新】800万で平屋を建てたい!
目次
- 800万円でも家は建てられます。
- こんなオシャレな平屋が800万円で!
- エッジの効いた外観に魅せられる!薪ストーブのある三角屋根の家
- これからの住宅の在り方を問う「よかいえ」
- 800万円台で平屋住宅を新築するためのポイント
- 安くても良質な平屋を建てるために
- 改めて・・・、平屋の良いところ、イマイチなところ
- 安く建てるならその後のことも考えておこう
- 間取りで金額はこれだけ違う!【平屋の窓口】
- 削って800万円か?それとも増やして800万か。
- 地元密着のメーカーはやっぱり頼りになる
- 無駄を削ってたどり着いた「こだわり」
- 「1LDKでもゆったり」って本当?
- 800万円の家と3000万円の家の大きな違いってなに?
- 「20代でマイホーム!」は夢ではない
- 【まとめ】不可能ではないが、超えるべきハードルは高い
ゴージャスな豪邸よりも、無駄がなくメンテナンスが楽な平屋建てが人気の時代。
ですが、平屋=建築費用が割高になるというイメ―ジもついてまわります。
例えば、800万円台というプチプラで平屋を新築することは可能なのでしょうか?
ここでは、800万で平屋を新築できるメーカーや費用カットのポイントについてまとめていきます。
1000万円でも安くて驚きなのに、まさかの「800万」で家が建つというのは、にわかには信じがたい話です。
そうだとしたら、安さの秘密はどのような点にあるのでしょうか。
結論から言うと、800万円台(土地は含めず、本体価格のみ)でも新築の平屋は手に入ります。
例えばこちらの「はなまるハウス」さんの商品ラインナップをご覧ください。
24坪の2LDKが870万円、19坪の1~2LDKの平屋が940万円です。
その間取りを見てみると、24坪の方は、家族のライフスタイルによって部屋の数を調整できる「間仕切り対応可能プラン」。1Fに16帖の広々リビング「LDK」、2Fに6帖+6.5帖の「洋室」+7.2帖の「主寝室」という、ゆとりある間取りになっています。
出典:はなまるハウス 公式サイト 24坪 870万円のプラン例
この間取りなら、将来子供が2人できたとしても、部屋が分けられるのでプライベート感もしっかり確保できます。広さも十分あるので、4人家族でもちょうど良いのではないでしょうか。
そして、なんと言ってもこの家は、リビング・ダイニング・キッチンが広い!16.5帖もあるので、リビングにソファや大きなTVを置いても、家族みんなでくつろぎのひとときを過ごせますね。
次に、19坪1~2LDKの平屋を見ていくと、こちらはご夫婦ふたりのセカンドライフを想定して作られた商品。「LDK」+「洋室」+「洋室」というシンプルな間取り。
出典:はなまるハウス 公式サイト 19坪 970万円のプラン例
真ん中のリビングと続き間になった洋室が左右にあるので、一部屋を寝室にして、もう一部屋を仕事部屋などに分けられますね。
全部で5プランあるので、家族構成やライフスタイルに合わせて選び分けられるというのも気が利いています。
800万円台で平屋が建てられるメーカーは、探せばまだまだあります。
私が住んでいるエリア(静岡県)で見つけたこちらのメーカーさんもその一つ。1981年創業のグッドリビング。
出典:GOOD Living 公式サイト 平屋生活
以前は、本体価格800万円の家シリーズ「平屋800」を展開していましたが、2020年からコスパの良い「平屋生活」に生まれ変わりました!
室内物干し場としても活躍するランドリールームや大型収納を設けた「idea-01」、オプションで心地よく過ごせるウッドデッキがついた「idea-02」・・・と、気の利いたプランが充実しているのが印象的。
オシャレな雰囲気満載のメーカーさんですが、どれもこれもリーズナブルです。
また、群馬県の「天工ハウジング」さんの「はーとクローバーハウス」もローコストな新築プランが充実しています。
平屋のプランが充実していますが、11.19坪の平屋は768万円!まさかの、800万円以下の商品です。
無駄を省いたコンパクトでミニマムな暮らしをしたい、若い世代にオススメしたい平屋商品です。
なぜどんなに安い家が建てられるのか、こちらの動画で詳しく説明されています。ぜひチェックしてみてください。
いつか家を建てるなら、子どもの頃に絵本で見た三角屋根の家がいいな。
そんな憧れを、密に温め続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう私もそんな一人で、「三角屋根に煙突がある家」で老後を過ごすのが夢です。
そんな事例はイマドキではなかなかないかな?と思っていましたが、青森にあるEver Homeさんにイメージドンピシャな施工実例がありましたのでご紹介しますね。
出典:エバーホーム 公式サイト 薪ストーブの火でゆったりとする平屋住宅
絵本の世界のイメージでは木造の平屋でしたが、こちらはサイディングの外壁でクールに、モダンなデザインに仕上がっています。
それでも、ちゃんと煙突があるのがポイント!
リビングに薪ストーブがあり、内装もウッディで温かみのある雰囲気になっているんです。
木目が映える飴色のフローリングや剥き出しの梁は、外国の絵本の世界観を再現したよう。
外と内のギャップが、イイ味出してます。
寒い冬は、ストーブの火を囲みながら、親子で読書をしたり絵を描いたり、ゲームをしたり・・・そんなほっこりした毎日を自然に想像できる平屋実例ですね。
具体的な金額は明記されていませんが、Ever Homeさんはプラン数が豊富で800万円台からでも建てられるのが魅力。
おしゃれな平屋の実例も豊富なので、デザインや間取りを考える上でも参考になりますよ。
かつては、二世帯、三世帯で同居するのがスタンダードでしたが、現代は核家族⇒単独世帯が増えています。
今は、「夫婦と子供=いわゆる核家族」も減少を続けており、「夫婦のみ」や単独世帯が増加している時代。この流れに伴って、家の「建て方」も変化してきています。
すなわち、一住宅あたりの延べ床面積の平均値は横ばい状態、そして共同住宅の割合がぐんと伸びてきています。
つまり、「大きな戸建てに家族みんなで住む」というケースは珍しく、「コンパクトな家、もしくはマンションに少人数で住む」というスタイルが主流になっているんです。
そこに目をつけたのは、鹿児島の南日本ハウスさん。
その名も「800万円からのいえづくり」と題した「よかいえ」は、時代のニーズに合った住まい方を提案する看板商品です。
実際に間取り図を見てみると、例えば800万円のプランは、14帖のLDKに6.75のワンルームつき。
子どもがいるファミリーが住むには手狭ですが、夫婦二人で老後を過ごすのであれば、掃除の手間も省けてラクちんそう。
「これじゃ、あまりにも狭いのでは」ということなら、LDKと個室の間に廊下を設け、個室を1帖分広げて848万円。
「部屋はいらないけど収納はもっとないと困る」という方には、収納スペースを充実させた860万円のプラン・・・と、ニーズにあわせて数十万円ずつグレードアップできるのもいいですね。
平屋を建てるにあたって、何をどうすればどのくらい費用が加算されるのか、というのがとてもわかりやすい資料だと感じます。
ちなみに、収納でお困りならぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
デッドスペースを上手に活用した収納術を紹介しています!
ここまでのところでお察しの通り、800万円台以下で平屋を新築するにはいくつか押さえておくべきポイントがあります。
こちらの記事でも紹介していますが、なにしろ本来は「新築 平屋 一戸建て」の相場は1,000万円超え。
⇒ 平屋新築一戸建ての予算は?平屋の予算、驚くべき事実に遭遇!!
ですから、それを800万円台にするというのはやはり裏技的なテクニックが必要なのです。
まず、「大手メーカーに依頼しない」ということ。
上記で紹介したのは、いずれもいわゆる「大手」のハウスメーカーではありませんよね。
大手の場合は宣伝広告費用にコストがかかるため、その分、建築費も高くなりがちです。
知名度があまり高くない地元密着系の業者のほうが、余分なところにかかるコストを抑えられているので全体的な建築費用もカットできるのです。
もう一つは、「間取りをシンプルにする」ということです。
いずれの事例を見てもわかる通り、それほど“凝った”設計にはなっていませんよね。
複雑な間取りはそれだけ建材や技術力が必要になり、材料費や人件費が上がりやすい。
ゆえに、「間取りや外観はシンプルに」というのが建築費用カットのコツと言えます。
このようなコストカットのポイントについてはこちらのサイトがとても分かりやすいのでぜひご覧になってみてくださいね。
⇒ 注文住宅の教科書 「新築の平屋の家は800万円台で建てられる?方法・注意点は?」
実際に800万円台、もしくはそれ以下で平屋を新築した人はどんな方法でコストを抑えたのか。
経験者の方やネットの口コミサイトなどを参考に、そのポイントをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
- 水回りの設備は意外と高額。大手ブランドのOEM生産を手掛ける「ノーリツ」などの商品を選ぶと良い。
- 照明は配線までやってもらって、照明器具は家電量販店やネットで調達。
- カーテンレールやカーテンは自分で購入&取付をする。
- 地元の材木店で建材を譲ってもらえるよう交渉してみる。ついでに大工さんも紹介してもらえれば、ローコストで良質な平屋が建てられる。
特に「地元の材木店で建材を自分で買う」というのは、かなり建築に関して精通している人でなければ難しいミッションのように思えます。
が、地方では「一棟受けの棟梁」という大工さんがいまだ存在しているようで、そういった方に頼めば大工仕事以外のプロを手配しつつ良質な一棟を作り上げてくれるのだそうです。
上記は、地域密着の業者やプロがいるからこそ成り立つ話。
そう考えると、800万円台の平屋を新築するのは「都心部だと難しいけど、地方ならできないこともない」と言えそうです。
格安で平屋を新築するポイントについてはこちらの記事でも紹介していますので、よろしければぜひ参考にしてみてくださいね。
実際、最近は都市部から地方に移住して新しい生活を始める方も多いですよね。
内閣府の調査結果にも表れている通り、農山漁村への定住願望を持つ方の割合は微増傾向にあります。
「田舎で、800万円で平屋を新築する」というビジョンを、近い将来に実現すべきこととして真剣に考えている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし「平屋は階段がなくて動線も安定していて、さらに玄関をでれば、すぐに外出できる」というメリットがある一方で、無視できないデメリットも多いのもまた事実。
まず、平屋、しかも田舎というと「虫」がたくさん飛んでくるといったデメリットも考えられますよね。
もしかすると蛇やイノシシがあらわれるのかもしれませんし、平屋は防犯性も低いという噂話も耳にしたりします。(敷地が広いため、死角ができやすい)
加えて、隣人との付き合いは、都会では考えられないくらいに濃密になるでしょう。
実際、私の実家はかなり田舎なエリアにありますが、外出する度に近所の「誰か」に会ってしまうので少々気まずい思いをします。
別に悪いことをしているわけではないので堂々としていれば良いのですが、なんとなく「見張られているような気持ちになる」という点で、田舎の不自由さを感じるのです。
このように、「安い土地に、800万円台で平屋を建てたい!」ということで地方に移住しても、そこには都市部ではなかったような新しい悩みがついてまわります。
移住を踏まえた平屋建築を検討されている場合はその点もじっくり考慮する必要がありますね。
できるだけローコストで家を建てたい!
そんな思いで情報収集されている方に、ぜひ知っておいていただきたい”ことわざ”があります。
「親が頑丈な家を建てたら、子どもはいい家具をそろえ、孫はヨットを買う」
・・・どういうことかわかりますか?
つまり、子や孫にも住み継ぐことができるようなしっかりした家を建てなさいよ、という教えですね。
残念ながら、これまでの日本の住宅では子や孫の世代になったら家を建て替えることを考えなければならなかったため、とてもヨットを買うような予算はないお宅が多かったはず。
しかし、近年は日本の家づくりも様変わりしたため、海外のように30年を超えて50年、60年・・・と住み継げる住宅も増えてきました。
それは、もちろん、構造を始め住宅の技術レベルが上がったからというのが大きな要因ですが、そこにプラスして「必要な部分にはしっかりお金をかけて、性能の良い家を買う」という意識を持つ方も増えたからだと言えるでしょう。
では800万円の家はどうでしょうか?
全てのローコスト住宅がそうだとは言えませんが、ハイコストな住宅にはついている様々なものを省いた結果の「ローコスト」だということもしっかり認識しておかなければなりません。
ローコストで家を建てようと思うならばなおさら、家づくりを始めた時点で先々のメンテナンスや修繕のこともしっかり考えておくことが大事。
「30年間で家のメンテナンス費用が800万円になった」なんてケースもありますので、長い目で見たら「初期投資が高くついても、メンテナンス費用がかからない家にすれば良かった」と後悔するかもしれません。
目先のお手頃感だけで商品を選ぶのはそろそろおしまいにしましょう。
住宅に関する知識がない方であっても、「予算が800万円ならあまり贅沢な間取りにはできないだろう」ということは何となく察しがつくでしょう。
なにしろ、巷には住宅に関する広告があふれています。
嫌でも、住宅購入にかかる金額、相場感はインプットされてしまいますよね。
そして、その上で「じゃあ800万円と1000万円だとどう違うの?」「間取りにどんな違いが出てくるの?」という疑問をお持ちの方も多いはず。
その点、平屋専門店【平屋の窓口】さんのサイトは非常に親切!
間取り毎に金額も明記されているので、「ああ、1LDKで700万円台だとこんな感じなんだ。でも、2LDKだとやっぱり1000万円を超えてくるんだねー」と視覚的にとらえやすいのです。
同社の平屋ラインナップは100プラン!
例えばこちらは、本体が830万円、土地700万円、合計1926万円の1LDK。
出典:平屋の窓口 公式サイト YS-13【1LDK】平屋1~3人家族様にぴったりプラン
子供がいて、それも兄弟だとしたらちょっと手狭かもしれませんが、夫婦とペットで暮らすなら十分ではないでしょうか。
ウッドデッキつきのちょっとしたお庭、それにガレージスペースもあるので、BBQなどアウトドアレジャーも楽しめそう。
間取りを見る限りでは833万円のプランと大差はないので、このYS-13は魅力的なプランだなと感じます。
強いて贅沢を言えば、もうちょっと収納スペースが欲しいですね!(ただ、これだけ外のスペースに余裕があれば、オシャレな物置など別注して置くのでも十分かもしれません。)
「800万円で新築の平屋なんて、絶対無理だよ。なんだかんだで1000万円はかかるでしょ」
そんな声もよく耳にします。
実際、「ローコスト」を謳っていても総額1000万円台の施工実例しか見当たらないメーカーさんも多いですよね。
そんな中、ガチの「1000万円以下」を実現していて注目されているのが千葉県茂原市の「楽ちん住宅」さん。
例えはコチラは8坪で土地500万円、建物は553万円!
土地を入れても1000万円ちょっとで手に入る物件なのです。
出典:楽ちん住宅 公式サイト シンプル&無駄なく暮らす【平屋】という選択肢
13帖 1Rという間取りは、徹底的に無駄を省き、何度も断捨離を重ねた末でなければ決断できない物件かもしれませんが。
それでも、「家は広さじゃない」「人生の豊かさを図る指標は“もの”じゃない」という強い意志があればこの選択も十分アリですよね。
「これなら5000万円台でも夢のマイホームが手に入りますよ。あなたにはこの決断ができますか?この家に見合うシンプルな生活を送れますか?」と試されているような気持ちにさえなります。
ただ、800万円台になると2LDKでちょっと安心する間取りになりますね。
出典:楽ちん住宅 公式サイト シンプル&無駄なく暮らす【平屋】という選択肢
建築実例などを見る場合は、こんな感じで「間取りがコンパクトで価格も安い物件」から順番にランクを上げていくと、800万円のローコスト住宅でもものすごくランクが上に思えて満足感も上がるかもしれませんよ!
「削っで800万円」ではなく「増やして800万円」と思えたほうが、建てた後の満足度も高まるのではないでしょうか。
地元密着のメーカーはやっぱり頼りになる
お安く平屋を建てたい!という場合、「大手有名メーカーで建てる」というこだわりを捨てさえすれば、選択肢も可能性もグッと広がります。
例えばこちらは、宮城県にて平屋を中心とした住宅を提供しているミラクルホームさん。
出典:SUUMO 公式サイト ミラクルホーム 建築実例 車イスの生活を思い描いた「平屋」、予算内で叶えたバリアフリーの家
この実例は「~1499万円」となっていますが、同社の坪単価の相場は「42万円~19万円」なので、面積によっては800万円台も夢ではないでしょう。
梁をアクセントにしたインテリアなど、ローコストとはいえこだわりのあるデザイン。
解放感のある空間使いは、平屋に特化したメーカーならではの手腕を感じさせますね。
ペレットストーブのプレゼント企画もあるとのことで、大手にはない特別感や手厚さを感じさせます。
「将来的に車椅子生活になることを考えた、バリアフリーな家」を謳う平屋商品も多いですが、こちらの平屋は本当に段差が全くありません!
ここまで徹底的に「こうしたい」という希望を反映できるのも、地域密着型メーカーならではの魅力の一つでしょう。
「土地も含めて、最初にお話しした予算で建てることができた」
オーナーさんはこのように語っているので、コストの面でも良心的ですよね。
正直、家造りは「(希望を)言いたいけど言えない」という側面もあります。
しかし、地元で親しみのあるメーカーであれば、希望も伝えやすいのかもしれませんね。
あなたのお住まいの近くでも、「平屋専門」を謳うメーカーを探してアクセスしてみると、有名メーカーで建てるよりも”希望に近い”マイホームが”ローコストで”手に入れられるかもしれません。
無駄を削ってたどり着いた「こだわり」
「シンプルな家に住みたい」「無駄な極限まで削りたい」
…そのようにおっしゃる方でも、突き詰めていくとやっぱり「譲れない何か」は必ずあるものです。
ある意味では、家づくりについて考えることは人生を見つめ直すことであり、自分にとって本当に大切なもの、コトに気づくキッカケになるのかもしれません。
たとえば、どんなに「無駄をなくしたい」と言っても、生活の潤いまではなくしたくはないはず。
「できれば自然の息遣いを感じたい」「プライベートな空間は大事にしたい」
そんな思いがあるでしょう。
こちらの平屋は、まさにそんな「小さな幸せ」を大切に育んでくれる商品。
出典:ハヤカワホーム 「LIMINI」公式サイト 「LIMINIRuutu」
外観だけを見るとちょっと武骨な印象すら受ける平屋ですが、小さくてもちゃんと「中庭」があるという点にこだわりを感じますね。
その中庭からの光の射し方によってリビングの表情も刻々と変化していくので、1日の中でも様々な雰囲気を楽しめそう!
クリスマスのシーズンは、中庭にツリーをおいてライトアップするのもロマンティックかもしれません。
16坪とコンパクトな平屋ですが、ベッドルームや水回りなど見られたくない場所は「ゾーン分け」で守られるような配置になっています。
出典:ハヤカワホーム 「LIMINI」公式サイト 「LIMINIRuutu」間取り図
税込みで1000万円~なので800万円の予算はオーバーしてしまいますが、光の取り入れ方やゾーン分けなどは参考になりそうです。
終的にこだわりところだけこだわった、まさに「ミニマリスト」のための平屋!
ただ、玄関入ってすぐにリビング…というのは、人によっては抵抗を感じるかもしれません。
ワンクッション、空間があったほうが落ち着きますね。
「1LDKでもゆったり」って本当?
「17坪の1LDK平屋」と聞いて、どんな家を思い浮かべますか?
正直言って、「ちょっと狭いのでは…?」と思われた方が多いのではないでしょうか。
数字だけを見れば、そのような印象を持つのも当然です。
しかし、この間取りを見るとどうでしょう。
出典:ひら家専門店 IKI 公式サイト IKIの平屋間取り実例
リビングダイニングで17.6帖。
スタディカウンターやウッドデッキもついていて、なかなか解放的で住みやすそうだなと感じませんか。
子供がいると手狭感は否めませんが、夫婦の二人暮らしなら十分な間取りかと思います。
クローゼットやパントリーなど、収納が充実しているのも魅力的ですね。
寝室からウッドデッキに出入りできるのも気が利いた演出です。
オシャレなテラス空間にして、お茶を飲んだり読書したり。朝はここでヨガや筋トレをして…と想像ふくらむ間取りです。
こちらの実例で、お値段は本体価格816万円!
「電気自動車から電気を取り出し、家庭で使える」
「家の太陽光発電で作った電気を車に蓄えられる」
いわゆる「2VH」を採用しているのも魅力的ですよね。
停電時には非常用電源としても使えるので、洪水などで各地で停電が頻発する昨今においては、時代のニーズを的確に読んだ商品だと言えます。
関東エリアにお住まいで「800万円台で建てられる平屋」をお探しの方はチェックしておきましょう!
800万円の家と3000万円の家の大きな違いってなに?
800万円~1000万円でも、十分におしゃれですみ心地の良い家は建てられます。
では、800万円の家と3000万円、4000万円の家の大きな違いは一体どのような点にあるのでしょうか?
わかりやすいのは、間取りです。
例えば、タマホームの中でもリーズナブルな商品である「シフクノいえ」は、基本的な形は無駄のない「正方形」。
これは規格住宅で多いデザインですね。
工作を例に考えてみても、複雑な形のものを作るよりは正方形のものを作ったほうがラクだし丈夫ですよね。
ちょっと凝った形にすると、どこかを削ったりして全体のバランスが崩れ、強度が弱くなってしまいます。
家の場合、バランスが悪ければ、その分補強しなければならないため費用もかさむでしょう。
その点、シフクノいえにはいくつものプラン(その数100以上!)があってバリエーションが豊富に見えますが、基本的な形はシンプルです。
基本の骨格は変わらないので、どのプランを選んでもべらぼうに金額が跳ね上がるということがありません。
タマホームに限らず、「コミコミ800万円」などのプランを謳っている場合は、基本的な間取りはほぼ決まっているケースが多いです。
一方、3000万円、4000万円の注文住宅であれば、施主の希望に合わせた間取り・デザインが叶うため形も正方形に縛られることがありません。
形が複雑になれば、その分、800万円の家に比べて工期も長くなりますし、必要な足場も多くなるでしょう。
結果的に金額もどんどん高くなりますが、唯一無二の「私の家を作った」という満足感、充実感はあると思います。
正方形の中でできることを精一杯工夫しているタマホームの家づくりはとても良心的だと言えますが、
「そうか、言われてみるとどれも正方形だな」と気づいてしまうと物足りなさを感じる方もいるでしょう。
社会生活で様々な規制を強いられている分、家くらいは枠にとらわれずに建てたい…そんな気持ちが少しでもあるのであれば、800万円にこだわらずすこし家づくりに「冒険」を求めてみても良いのかもしれませんね。
「20代でマイホーム!」は夢ではない
厚生労働省の調べによれば、平均の初婚年齢は男性が31.1歳、女性は29.4歳です。
なので、「結婚して家庭を持ってから家を建てよう」と思えばマイホームの取得は30代~40代がメインとなるでしょう。(実際に、平均は約40歳)
収入も上がり、貯蓄もしやすいので「マイホームを建てる」という夢も手が届くように思えてくる年齢です。
一方で、20代であっても家族構成やライフスタイルによっては「マイホームが欲しい」という願望はあるでしょう。
出典:HOME4U 家づくりのとびら 公式サイト 20代でマイホーム購入は早くない!年収・頭金はいくら必要?
このように、全体の約15%の人は20代です。
しかし、注文住宅の平均価格は約4700万円(土地付き)
参考 ⇒ 公益財団法人 生命保険文化センター 住宅の平均購入価格はいくらくらい?
建売でも3700万円なので、とても手が届かないというのが現実の若者世代が多いと思います。
そこで近年、タマホームが推しているのが、こちらの「20代のタマホーム」
さすがに「800万円」は無理ですが、ボリュームゾーンは1000~2000万円となっており、20代でも手が届きやすい価格帯であることがわかります。
このキャッチコピーの背景には、
「20代でマイホームを建てるなんて無理だよね。…とみんな思っていますよね?でも、実際はそんなことはないのですよ」
というメッセージを見て取れますね。
「20代、年収400万円。今の家賃で家は建てられますか?」
という質問に対して、「条件にもよるが建てられる」と回答しており、実際のアンケートでも半数の施主が「月々の支払金額は同じくらい」と回答しています。
むしろ「下がった」と答えている人も12%ほどいるので、賃貸に済んでいる場合に比べて費用的な負担は大きく変わらないというのは事実のようです。
驚くべきことに、頭金ゼロ円で建てた人も約半数!
「お金がない」を理由に住宅購入を迷っているならば、一度話だけでも聞いてみると良いかもしれませんね。
今なら25周年キャンペーンで様々な特典も受けられます。足を運んでみると、家づくりへの考え方や人生観が変わるかもしれません。
【まとめ】不可能ではないが、超えるべきハードルは高い
800万円台で平屋を建てるというのは、現実的に不可能なことではありません。
ただ、押さえるべきポイントがいくつかありますので、事前に確認しておきましょう。
- 大手メーカーで建てるのは難しい
- 地域密着系の業者ならば、無理なくオシャレな平屋が建てられる
- コストカットのためには、間取りや外観はシンプルに
- 場合によっては各種設備も施主支給で
- 都市部より地方で建てたほうが安いが、移住には様々なリスクもついてまわる
平屋建てには、二階建てにはない「建て方のコツ」があるようです。
メーカー探しをする場合は、平屋建ての建築に強く、実績が豊富なメーカーを選ぶことを強くオススメします。
平屋建ての総合情報
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