ヘーベルハウスのリフォーム費用はナゼ高い?他社より2割増な理由を調査!
目次
- やっぱり高い!ヘーベルハウスのリフォーム
- なぜ、そんなに高いの?
- 「安心をお金で買う」という発想ばバカげている?
- テーマ別のリフォームメニューがわかりやすい!
- 高くなる要因の一つは「ALC」
- 新発想の中古住宅!「フレームヘーベルハウス」に注目
ヘーベルハウスのリフォーム費用は「高い」と言われていますが、実際のところどれだけ高いのでしょうか。
他社と比較してどのくらい違うのか?
また、高くなるのはナゼなのか。
ヘーベルハウスのリフォーム費用について気になる点を徹底的に調べてみました。
「耐用年数60年」というロングライフが売りのヘーベルハウスですが、長生きする家にはお金がかかります。
リフォームするにも、やっぱり出費がドカンとくるという噂ですが、さてその真相は?
ヘーベルハウスをリフォームする場合は、基本的には「旭化成リフォーム」というグループ企業が担当することになります。
実際にリフォームを体験したへーべリアンさんによれば、「他社だと200万円だといわれた工事が、300万円だった」とのこと。
その他にも、「普通は100万円くらいでできる浴室リフォームが200万円だった」というへーべリアンさんもいて、「ヘーベルハウスのリフォームは費用が高い」というのはどうやらホントの話みたいです。
どのくらい高いのかというと、「2~3割増し」という書き込みもあれば、上記の例のように「5割増しかそれ以上」の事例もあり、とにかくお高い・・・。
それだけ、支払い能力がある方でなければヘーベルハウスでは家を建てられないということなんでしょうね。
それにしても、なぜヘーベルハウスのリフォーム費用はそれほどまでに高いのでしょうか。
実際には下請けさんにやってもらうわけですから、工事の内容としては他のリフォーム業者と大差ないのでは?と思ってしまうのですが。
調べてみたところ、使用している建材や設備に理由があるみたいです。
ヘーベルハウスに限ったことではありませんが、大手のハウスメーカーは工法で特許を取っているので、他社で同じようにリフォームすることはできないのだとか。
部材も意匠登録(デザインの特許みたいなもの)されているケースが多いので、新築と同じようにリフォームしようと思うとどうしてもヘーベルハウスを介することになってしまうのです。
なのでl、いわば「独占価格」のような状態になって費用も高くつくというわけなんですね。
正直、リフォームなんてどこの業者でやってもそんなに違わないでしょ?と思っていましたが、どうやらハウスメーカーのリフォームは特別の特別のようです。
「だからといって、5割増しはいくらなんでも高すぎる。安心料だと考えても、ちょっと下請けと顧客をバカにしてんじゃないの?」
「そんな安心料を払ってまで大手に依頼するのはばかげている。意味がわからない」
なんて意見もありますが、家ってそういうものじゃないですかね。
オーナーさんも「ヘーベルハウスで建てた」ということに多少なりともプライドを持っているわけでしょうし。
そのプライスレスなプライドを守ってもらうための投資だと思えば、高過ぎるリフォーム費用も「まあ、仕方ないか」と割り切れるのではないでしょうか。
だとしたら、やっぱり私はマイホームなんて要らないなと思ってしまいます。
お金で買えない価値を買うということに意味を見い出せないなら、家は借り物で十分なのではないでしょうか。
「高い」という評判が独り歩きしてしまいがちなヘーベルハウスのリフォームですが、必ずしもそうではありません。
設備のリニューアルから間取り変更、改築、建て替え…と目的に合わせた豊富なリフォームメニューが用意されています。
一般的な感覚として、漠然と「リフォーム」したいと思うことは少ないでしょう。
新築する時とは違って、多くの場合は明確な「理由」や「目的」があってリフォームを考え始めるはずです。
その点、ヘーベルハウスは公式サイトでも「設備・部位別」「目的別」とメニューが分かれているのでわかりやすい!
特に、全改装リフォームについては「Re+MAKE」という特別コースがあり、それは「定価制」になっています。
「一体いくらかかるのか…」とハラハラさせられることが多いリフォームにおいて、これはとても良心的なシステムです。
ヘーベルハウス特有の強靭な躯体構造は損なわず、暮らしの変化に合わせて大胆なリニューアルをすることも可能〇
少ない部材で強度を確保できるヘーベルハウスは「ユニバーサル空間」と呼ばれていて、大きな窓や間取りをとりやすいのが特長。
だから、間仕切り壁を除去しても強度が損なわれることがないという強みがあります。
これだけでもリフォームの可能性はかなり広がりますよね。
まさに、「2回目の家づくり」が叶うリフォームなのです。
リフォーム費用はこちらにあるように「基本料金」に「坪数×坪単価」が上乗せされていくような形。
提携ローンもあり、リフォームする人の気持ちに寄り添ったサービスとなっています。
「高い」というだけでリフォームを避けているへーべリアンさんは、一度相談してみる価値はあると思いますよ。
ヘーベルハウスのリフォーム費用が高くなる要因の一つとして考えられるのが、外壁に使われている「ALC」です。
出典:ヘーベルハウス 公式サイト 「ALCコンクリート・ヘーベル」
これは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、「高温高圧によって蒸気養生された軽量気泡コンクリート」という意味です。
本来コンクリートは重たいものですが、そこに気泡を入れることで軽くしているんですね。
通常の鉄筋コンクリートの約四分の一にまで軽量化できるのだとか。
それでいて、燃えにくい、脱落しにくい、地震に強い!ということで、この外壁に惹かれてヘーベルハウスを選ぶ方も多いでしょう。
ただ、このALCは一般的なサイディングに比べると目地が多いため、メンテナンスの際の「シーリング(簡単に言うと目地のひび割れなどを受ける作業)」に時間・お金のコストがかかってしまうということはあまり知られていません。
これも、ヘーベルハウスのメンテナンス費用が高くなる要因の一つになっています。
また、このメンテナンスは1回目と2回目で施工方法を変える必要があるそうで、それも費用増につながっているもよう。
出典:流山市・柏市の屋根リフォーム・雨漏り専門店シャイン 公式サイト スタッフブログ「ヘーベルハウスの住宅の特徴を徹底解説!」
1回目は「増し打ち工法」…古いシーリングの上に新しいシーリングを重ねて充填
2回目は「打ち替え工法」…古いシーリングを撤去して、新しいシーリングと交換する
2つの方法を比較すると、当然ですが「打ち替え工法」は手間も費用もかかります。
とはいえ、劣化したシーリングの上に新しいものを重ねても耐久性が得られないので、ここをケチると後々後悔することになりそう。
以上のような細かな違いがあるため、結果的に、全体のメンテナンス費用は他社で建てた物件のメンテナンスよりも高くなるというわけです。
こういったことはそれぞれのパーツの専門家でなければわからないことですが、調べてみると色んなパーツでこのような「ヘーベルハウスならでは」のこだわりや高くなるポイントがありそうですね。
「ヘーベルハウスに憧れはあるけれど、新築で購入するのはなかなかハードルが高い…」
そのように感じている方は多いことでしょう。
そこで注目したいのが、ヘーベルハウスの新築&リフォーム技術をミックスさせた「フレームヘーベルハウス」です。
これは、簡単に言えばヘーベルハウスの中古物件を「スケルトン」の状態に戻してリフォームした家を買うという購入スタイル。
従来、住宅購入と言えば「新築」か「中古物件をそのまま購入する」かの二択が一般的でした。
しかし、ヘーベルハウスはこれらの選択肢に加え、「中古物件をスケルトン(骨組み)状態まで戻し、そこからリフォームを施した上で購入する」というユニークなスタイルを提案しています。この方法は、いわば「中古×新築」という考え方を取り入れた新発想の住まい方と言えるでしょう。
ゼロから新築を建てるのでもなく、中古物件をそのまま買うのでもない、新発想の住宅購入形態です。
一体、骨組みの状態まで戻すからこそ、そこに購入者さんの「オリジナリティ」をプラスできるというのが一番のメリット。
中古物件を買うことには違いありませんが、限りなくフラットな状態まで家をリセットしてから購入できるというのがアピールポイントです。
費用の面でも、新築だと税込み3000万円の家が、2250万円のリフォーム費用で抑えられます。
躯体がすでに出来上がっている分、そこにかかる費用を削減できるということ。
その分、設備や内装にお金をかけられるので、「構造にはあまりこだわりがない」という方にはうってつけの”買い方”でしょう。
このフレームヘーベルハウスのコンセプトには、社会的な視点からの意義も込められています。
「社会の財産として家を住み継いでいく」というコンセプトの元に作られたプランであり、最近流行りの「サスティナブル」な住宅の買い方だと言えます。
これは、住宅の再利用という観点から環境負荷の低減を図り、資源の有効活用を目指す動きとも一致します。
新築住宅を建てる際に発生する廃材や建築資材の使用量を大幅に削減できるため、地球環境に優しい住まいの選択肢としても今後は注目されるでしょう。
現代の住宅市場では、物件の購入をきっかけに「サステナブル」なライフスタイルへとシフトする人が増えています。
フレームヘーベルハウスは、そのような流れの中で登場した新しいスタイルであり、ただの「家を買う」という行為にとどまらず、「家を住み継ぐ」という未来志向の価値観を提示してくれる素晴らしい商品です。
平屋建ての総合情報
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