ヘーベルハウス メリット デメリット

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高いんだから、デメリットなんてそんなにないんでしょうね？

 

･･･とついついハードルを上げたくもなりますが、天下のヘーベルハウスも決して「完璧」ではないようです。

 

旭化成グループゆえの“建材力”がヘーベルハウスの持ち味。

 

中でも最大のメリットと言えるのは、「進化した筋交い」とも呼ばれるハイパワードクロスという制震フレームに支えられた耐震性の高さでしょう。

 

地震が起こった時、このフレームがあらゆる方向に動くことによって地震エネルギーを効率的に吸収してくれるのだとか。

 

揺れを約1/2に低減できるということで、「設計の自由度や間口部の自由度を保ちつつ耐震性を確保できる」という点を強みとしています。

 

床を一体化させて家の変形を抑える「剛床システム」も採用されており、地震への備えはバッチリ。

 

あっちもこっちも大地震だらけの日本にあっては、このメリットはどんなデメリットをも補えると言っても過言ではないかもしれません。

 

一方、ヘーベルハウスのデメリットとして多くのオーナーさんが挙げているのは、デザインの自由度の低さと費用の高さ。

 

特に、「天井を高くできない」という点にご不満をお持ちのオーナーさんが多いようですね。

 

他社だと高くできるのに、ヘーベルハウスは「2400mm」と決まっているようです。

 

また、もともとがデザインよりも機能性重視であるため、内装をオシャレにしようと思うととことんお金がかかる･･･。

 

「無垢のフローリングは諦めました」とお嘆きの方もいますし、「外壁がヘーベルじゃなくても良いからもっと安くしてほしい」なんて声もよく耳にします。

 

「保証期間が長い」「メンテナンスの手間がかからない」とメリットも多いのですが、この「お金」のデメリットが重くのしかかって他社に流れてしまうケースも多いようですね。

 

最後は、メリットなのかデメリットなのか、人によって意見が分かれる特徴。

 

それは、キューブ型の外観です。

 

フラット屋根の箱っぽい外観がヘーベルハウスのトレードマーク。

 

私的には「スタイリッシュでオシャレだな」と思うのですが、あの外観が気に入らない！どうしても好きになれない！という方もいるんです。

 

ただ、これに関しては、ヘーベルハウスには三角屋根が印象的な「新大地」という和風テイストなデザインの商品や「SOFIT」という“屋根のある箱の家”もあります。

 

ヘーベルハウスも、顧客の期待に応えるべくあれこれ努力してくれていることが伺えますよね。

 

それでも「なんだか無機質な感じが受付けない」とおっしゃる方もいますが、それは鉄骨造の宿命でどうしようもないのでは？

 

デメリットというよりも、それはもう完全に個人の好みの問題で、ヘーベルハウスに罪はありません。

 

このように、ヘーベルハウスのメリット＆デメリットを見てみると、

• 「予算に余裕があって」
• 「ブランド志向で」
• 「デザインよりも機能性重視」
• 「建材にもこだわりたい」

タイプの方にウケるメーカーなのかな？という印象です。

 

メリットやデメリットは、そのメーカーや商品の特徴を映し出すもの。

 

ぜひ、良い面ばかりではなくネガティブな面にも注目して視野の納得のいくメーカー選びを。

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