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ヘーベルハウスは平屋が苦手？PRが弱い理由を検証

 

ヘーベルハウスの公式サイトを見ても、商品一覧に「平屋建て」に特化した商品は見当たりません。

 

それってどういうことなの！？

 

メーカーによって、「得意」「不得意」ってありますよね。

 

例えば、「平屋」を売りにしているメーカーもあれば、「3階建て」を推しているメーカーもあります。

 

ヘーベルハウスはどうなのか？というと、圧倒的に2階建て、3階建ての事例が多いですね。

 

一応、平屋のカタログはあるので建てられないことはないようですが、公式サイトを見ても平屋建ての商品はプッシュしていません。

 

積極的にアピールしているのは、「2階＋屋上」とか「3階部分にスカイコテージを」とか「上」（縦）の空間を活用したプランがメイン。

 

つまり、都会の狭小地など、敷地面積に制限がある方をメインターゲットとしているようなんです。

 

カタログはあるのに、あまり平屋建てをアピールしていないということは、それほど世間からのニーズもないからだと捉えることができますよね。

 

「ぜひ、ヘーベルハウスさんで平屋を建てたいんです！」

 

というお客さんがたくさんいれば、もっと平屋の商品数を増やすでしょうし、宣伝にも力を入れるはず。

 

そうじゃないということは、ヘーベルハウス側としても「うちの強みは平屋じゃなくて高層住宅なんだ」と自覚しているということです。

 

なぜ、ヘーベルハウスの平屋はニーズが少ないのか？

 

理由の一つとして考えられるのは、その価格でしょう。

 

ヘーベルハウスは坪単価80万円がザラの高級メーカー。

 

平屋となれば基礎や屋根の面積が増えてさらにコストアップしますので、割高になるんです。

 

高いメーカーで、さらに割高になる平屋を建てる･･･ってお金持ちでなければできない選択ですよね！？

 

ゆえに、「ヘーベルハウスで建てるなら、3階建てくらいでないとコストの面でメリットがない」

 

と考える方も多いのでしょう。

 

ただ、ヘーベルハウスには「平屋＋3階建て」のリッチな二世帯住宅の施工事例などもあり、全くニーズがないわけでもないようです。

 

「そんなに広さも部屋数も要らない」

 

という親世帯と、

 

「アウトドアリビングまで設けて、家にいる時間をとことん楽しみ尽くしたい！」

 

という子世帯と。

 

両方のニーズを満たしつつ適度な距離感を保てるプランを、と考えると、平屋＋3階建ては理想的なプランですよね。

 

ヘーベルハウスは二世帯住宅のパイオニアとしても有名ですから、こういったちょっとわがままな要求にも満足のいく形で応えてくれるのです。

 

普通の平屋建てに関してはあまりメリットはないかもしれませんが、ちょっとひねりの効いた建て方（例えば二世帯とか）を希望する場合は候補に入れておきたいメーカーの一つですね！

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