【後悔回避】コルクタイルで失敗しないための注意点は?
目次
実際の施工例を紹介!コルクタイルを使用した住宅や施設
様々な特徴があるコルクタイル。
実際に施工してみるとどのようになるのか、いくつかの施工例をご紹介します。
・リビングダイニング
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
高級感のある部屋の雰囲気に、コルクタイルがとてもよく馴染んでいます。
コルクタイルを使用したとは思えない、全体的にリッチなテイストに仕上げられています。
・応接室
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
応接室にコルクタイルを使用することによって、足元から落ち着きのある空間に。
お客様もリラックスして過ごせそうです。
・ダイニング
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
コルクタイルが温もりを感じさせます。家族が集まるダイニングにぴったりですね。
・キッチン
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
汚れが気になるキッチンも、掃除のしやすいコルクタイルなら安心です。
コルクタイルは、多くの人が利用する大型施設でも使用されています。
特に小さな子供が過ごす幼稚園施設や、高齢者が利用するケアセンターなどでは、弾力性のあるコルクタイルが怪我防止等で活躍します。
・寺院
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
・ケアセンター
三芯コルク株式会社より
(参考:http://www.sanshin-cork.co.jp/works.html)
ご紹介したように、コルクタイルは使用場所や目的によって使い分けることができます。
色や質感によって部屋の雰囲気も変わるので、いろんなパターンを楽しむことができますね。
コルクタイルにはメリットがいっぱい!
コルクタイルを取り入れることによって、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ひとつずつご紹介していきます。
(1)適切な温湿度を保つことができる
コルクには外部からの余分な湿気を防ぎ、適切な湿度を保つという特性があります。
そのおかげで一年中適切な湿度で過ごすことができるのです。
特に冬の時期は脱衣所が寒くて底冷えすることもあるかと思います。
そんな時でも、コルクタイルを取り入れれば床が冷えず快適に過ごせます。
(2)耐火性・耐水性
コルクの内部にはいくつもの気泡が存在しています。
その気泡の中には窒素も含まれており、耐火性に優れた材質となっています。
そして火災時にはコルクが炭化して、延焼を抑えてくれるのです。
加えて耐水性にも優れており、キッチン周りの床材にもピッタリ。
(3)衝撃や音に強い
先ほども伝えたように、コルクの内部にはたくさんの気泡があります。
空気をたっぷり含んでいるため、衝撃や音を吸収してくれるのです。
騒音を抑えられるのは、小さなお子様をお持ちのご家庭には特にありがたい機能ですね。
(4)すべりにくい
コルクタイルの表面は弾力や柔軟性があります。
高齢者の方や小さなお子様が万が一転倒しても、怪我をしにくく安全性が高いです。
(5)アレルギー対策
コルクの内部にある無数の気泡はホコリの発生を防いでくれます。
掃除もしやすく清潔に保ちやすいため、アレルギー対策にばっちりの素材です。
(6)足触りのよさ
適度に弾力があるコルクタイルは足触りが良く、冬は冷えずに夏はサラッとべたつきません。
子どもたちが思う存分お家の中を裸足で動き回れますし、赤ちゃんがハイハイするのも気持ちよさそうです。
子ども部屋などにも最適な材質だといえるでしょう。
このように、コルクタイルにはさまざまなメリットがあります。
特に小さなお子様や高齢の方がいるご家庭には、検討する価値が十分にあると思います。
(参考:https://rehome-navi.com/articles/494)
後悔する前にデメリットもしっかり確認しよう
コルクタイルを取り入れようか検討するには、デメリットも知る必要があります。
次はデメリットをひとつずつ説明していきましょう。
(1)紫外線による色褪せ
コルクタイルは紫外線によって色褪せが起きてしまいます。
特に窓際の日に当たる部分は日焼けしやすいようです。
しかし、日光によって色は変化しますが、性能が変わることはありません。
(2)メンテナンスの手間
コルクタイルは補修の難しい材質です。
出来るだけ長く使い続けるために、汚れた時はすぐに掃除をしてキレイに保つようにしましょう。
大きな傷が付かないように気を付けることも大切ですね。
(3)対応可能な施工業者が限られている
コルクタイルだけでなく、自然素材を扱える業者は限られています。
業者に施工を頼もうと思っても、住んでいる地域にコルクタイルを取り扱えるところがあるかをまず確認しなければなりません。
施工時だけでなく、リフォームやメンテナンスを行う場合も同様です。
信頼できる業者さんを根気強く探しましょう。
このように、自然素材ゆえの取り扱いの難しさや業者の少なさがデメリットといえるでしょう。
メリットの面も多いコルクタイルですが、デメリット面もしっかり理解して検討したいですね。
(参考:https://www.yui-maru.net/column/9106/)
【実例】コルクタイルを取り入れて後悔したことは?
ここからは、実際にコルクタイルを使用している方の体験談をご紹介していきます。
ご紹介するのは、「工務店で家づくり」を運営しているねこさんです。
(参考:我が家が採用した床材と無垢床のメリット・デメリット)
ご夫婦で2人暮らしをされているそうで、お家を建て替える際、水回りにコルクタイルを採用しています。
リビングダイニングや寝室などの主な部屋に無垢材を取り入れたねこさん。
キッチンやトイレ、脱衣所などの水回りに無垢材を使用すると神経を使うためどうしようか悩んでいたそうです。
建て替える前はクッションフロアを使用していて、水がこぼれることは気にならなかったようですが、ぺたぺたした足触りと経年による汚れが気になっていたんだとか。
他の素材も検討した結果、足触りもやわらかく水に強いコルクタイルを採用しました。
ねこさんは、コルクタイルに対して後悔した点などはあげていませんでしたが、無垢材に関してはデメリットも複数あったようです。
そこで、無垢材のメリットデメリットとコルクタイルを比較してみようと思います。
まずは無垢材のメリットですが、複数ある中でねこさんが特によかったと感じた3点をご紹介します。
・木の香りがする
・足触りの良さ
・化学物質の匂いがしない
足触りの良さや化学物質の少なさはコルクタイルとも共通しています。
アレルギー体質の方にとって、化学物質の匂いがしないというのは重要なポイントでしょう。
では続いて無垢材のデメリットをご紹介します。
・費用が高額
・水や熱に弱く傷がつきやすい
・掃除やメンテナンスが面倒
・経年劣化で色が変わる
これらの中でねこさんが最も気になった点はメンテナンスに関してです。
無垢材はとにかく水に弱いため、少しでも水滴を放置していると輪ジミができてしまいます。
確かに生活する上で神経を使いそうですよね。
その点コルクタイルは水に強いためお掃除も楽ですし、特に水回りにはぴったりの材質であるといえるでしょう。
他の素材と比較してみても、コルクタイルは扱いやすく取り入れて損のない床材だと思います。
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