ヘーベルハウス ダウンフロア

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そもそも、ダウンフロアとはどのようなものなのか。

 

その手法を取り入れることで部屋の中はどう変わるの？

 

平屋建てだと、全てがワンフロアで完結してしまうため「空間にメリハリが欲しい」という声もよく耳にします。

 

そのため、天井を高くしたり（吹き抜け）、ステップフロアで“小上がり”風の和室スペースを設けたりしている例も多いですよね。

 

ダウンフロアはその逆の発想。

 

床の一部が他の部分よりも下がっている床のことを意味しています。（40～50mくらい）

 

ちょっとした段差ができるわけですから、ベンチのように腰かけたり背もたれのように使うこともできますし、緩やかに空間を仕切ることもできますよね。

 

ヘーベルハウスの実例でもダウンフロアを取り入れているお宅は多く、「同じフロアで空間の違いを楽しめる」「インテリアにメリハリがつけられる」と好評です。

 

例えばリビングの中心部にダウンフロアを取り入れたへーべリアンさんの声によれば、独特の“籠もり感”が出るのがイイのだとか。

 

部屋の真ん中がちょっと下がっていると、そこに家族が自然と集まりやすく「家族の一体感が出る」というんです。

 

その感覚、私は体験したことがありませんのでちょっとよくわかりませんが、大学の講義でも教授が立つ場所はちょっと下がったところにありますよね。

 

ちょい極端な例ではありますが、ローマ帝国のコロッセオみたいな感じでしょうか。

 

あのデザインには人を集める効果があるんですね。

 

のっぺりしがちな平屋の空間にもメリハリがつくということで人気のダウンフロアですが、問題はそのお値段。

 

安い工務店でも数十万円UPになるとのことですから、価格が高いことで知られるヘーベルハウスだと＋100万円くらいになるかもしれません。

 

ただ、グランディスタのように標準でダウンフロアを採用している商品もありますので、空間的なメリハリ重視で選ぶならグランディスタを検討してみてはいかがでしょうか。

 

大学の講堂やローマのコロッセオのように、他の場所よりちょっと下がった部分には「特別な空間」という感じがありますよね。

 

リビングにダウンフロアを採用すると、そこが家族の中心的なステージになるというのも納得できます。

 

ですが、これって部屋の中にわざわざ段差をつけるということですよね。

 

もし、バリアフリーを考えて平屋にするのだとしたら、そこにダウンフロアをつけるのは本末転倒。

 

小さいお子さんや高齢の方がいるご家庭はもちろんですが、誰にでもいずれは訪れる老化の波を考えると、長期的に見て賢い設計とはいえないのではないかな？とも思います。

 

ヘーベルハウスに限ったことではありませんが、家を建てるなら「今」のことだけではなく数年先、もしかしたら数十年先のことまで見越しておく冷静さが必要です。

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