ヘーベルハウス 断熱材

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夏涼しく、冬は暖かいのが理想の家。

 

･･･と、一見、自然の摂理に反しているようにも思える環境を実現するのが断熱材のチカラ。

 

ヘーベルハウスで使われている断熱材は理想の住まいにどこまで近づけるのか？

 

ヘーベルハウスの特徴といえば、ALCコンクリート「ヘーベル」を使った外壁。

 

高性能断熱材を一体化させた二重構造になっており、「耐久型断熱」を謳っています。

 

「ヘーベル・シェルタードダブル断熱構法」･･･って、なんだかネーミングもカッコイイ感じですよね。

 

外壁・屋根・1階の床にこの二重構造を採用しているので、建物の鉄骨躯体を高断熱な構造で連続的にくるんでいるようなスタイル。

 

これだけ聞くと、「ヘーベルハウスの家って断熱性が高そう」と思われますし、実際に「快適であることはもちろん、冷暖房効率の高い省エネ・省コストな住まい」をアピールしています。

 

ヘーベルハウスが絶対的な自信を持って使っている「ヘーベル」は、内部に無数の細かい気泡を含んでいます。

 

この気泡の内部で起こる「対流」によって熱が伝わるので、気泡のサイズが大きいほどに熱の移動が活発化になるということ。

 

つまり、断熱愛の気泡が細かいほど熱の移動が少ない＝断熱性が高くなるということですよね。

 

ヘーベルハウスでは壁ヘーベルの内側にネオマフォームという断熱材も張り巡らしてあるのですが、これまたヘーベルハウスが独自に開発した断熱材で、気泡が細かい！

 

ヘーベル×ネオマフォームのW作用で高断熱性能を実現しているというわけです。

 

しかし、実際にヘーベルハウスで暮らすへーべリアンさんたちの評価は二分しています。

 

アルミ樹脂複合断熱サッシを採用するなど、ヘーベルハウスの断熱性を高める工夫は窓周りにも見て取れます。

 

もちろん、窓ガラスはLow-E複層ガラス。

 

断熱材も窓も、理論上は完璧なまでに「高断熱な家」･･･なのですが、口コミでは「ヘーベルハウス、夏は暑くて冬は寒い」という声もちらほら。

 

「ヘーベル板に断熱性があるなんて大嘘」な～んて書き込みもあるくらいです。

 

 

一般的によく使われている断熱材「グラスウール」に比べると、ヘーベルの熱伝導率は約3倍。

 

それだけ熱を伝えやすい素材だということですから、どうやら「コンクリートに比べたらマシだ」という感じで、このヘーベル自体に高い断熱性能を期待するのは間違っているのかもしれませんね。

• 「ヘーベルハウス、快適ですよ」
• 「断熱性が低いなんて気になりませんよ」

というへーべリアンさんもいますが、住み心地に関しては気候差による影響が大きいよう。

 

ヘーベルハウスで家を建てるにあたって断熱材の性能が気になるのであれば、同じエリアで建てた人がどう評価しているのかを必ずチェックする必要がありますね。

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