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タマホームの平屋で価格1,000万円以下の家！ローコスト住宅の間取りの特徴は？

目次

• 1,000万円以下でタマホームの新築は建てられる？
• タマホームで1,000万円以下の家！間取りや広さは？
• タマホームにすべき？予算1,000万円以下の新築
• 「1500万円以下」なら建てられる！
• 敷地が狭くても実現できる！間取り「2LDK」の平屋、見積書を公開
• 間取り「3LDK」の平屋、見積書を公開
• 「800万円」は一つの境目
• 800万円の家にオプションをつけるとしたら？

 

 

タマホームに限らず、1,000万円以下の資金で新築の家を建てるのはほぼ不可能で限りなく難しいといえます。

 

というのも、家は本体価格以外にもさまざまな諸費用が発生するため。

 

特に、タマホームの場合は標準仕様以外の追加オプションの価格が非常に高いからです。

 

・コンセントを一つ追加する
・トイレを二回にも付ける
・お風呂の浴槽をもう少し大きくしたい

 

……など複数のオプションを加えると、項目次第ではぽんと百万円単位で価格が上がるのです。

 

ローコストで家を建てたいと思い、タマホームに依頼しても最終的には通常のハウジングメーカーとさほど変わらなかったという話もよく聞きます。

 

1,000万円以下の金額にこだわるのであれば、諸費用分を計算に入れて追加オプションの内容をよく確認しておくようにしましょう。

 

 

「タマホームで1000万円以下の家を建てる」。それは不可能な話ではありませんが、自分のこだわりがある方にとっては実現不可能といってもいいでしょう。

 

4LDK、カウンターキッチン、庭付き、ロフト付き、駅に近いなど、希望が多いのに、予算は1000万円以内で納めてくださいと言われれば、メーカー側にとってもかなり頭を悩ませることになります。

 

まずは、標準仕様の内容をよく確認してみましょう。

 

タマホームでいえば、平屋、三階建ての家を望むなら、まず1000万円以下という金額は極めて難しい。

 

住み替え前提で、必要最低限の広さで検討するならば何とか実現しないこともないです。

 

いずれにしても、家は一生に一度の買い物。現在だけでなく将来のこともよく考えてから決断したいものですね。

 

ローコスト住宅メーカーといえば、タマホーム、アイダ設計、アキュラホーム、アイフルホーム、ユニバーサルホームの名前が上がりますね。

 

> 1000万円でも安くて驚きなのに、まさかの「800万」で家が建つ

 

建てる地域や立地条件にもよりますが、基本的にローコスト住宅メーカーは付帯工事が高めに設定してあります。

 

標準仕様は、ごくごく最低限度でかなりシンプル。なので、どうしてもオプションを付けたくなるのです。

 

あれこれ追加すると、結果的には工務店とあまり変わらないということにもなりかねません。

 

中でも、タマホームは、追加工事やオプションの費用が高い傾向にあります。

 

あくまでも低価格にこだわりたいなら、なるべく追加工事が発生しないようにする、標準仕様の候補の中から選んで、オプションは付けない方向で検討していくのがポイントですね。

 

タマホームは標準仕様がいくつかあるので、比較的選びやすいです。

 

元の価格もほかのメーカーよりも安いので、大幅な値引きはしてもらえないと思っていた方がいいでしょう。

 

かつては「ローコスト住宅」で売っていたタマホームでも、昨今、1000万円はさすがにちょっと現実的ではありません。

 

しかし、「1500万円以内」ならば実現可能！

 

タマホームの公式サイトにも明記されていますので、間違いありません。

 

 

出典；タマホーム　公式サイト　1500万円以内で建てる平屋の家づくり

 

最も安い価格の平屋はこちら。

 

出典：タマホーム　公式サイト　1429万円の平屋

 

しかも、下記の内容が全てコミコミです！

 

屋外給排水工事費用、工事監理費用、下水道接続工事費用、地盤調査費用･･･等々、普通は別料金になるようなものがすべて含まれて1429万円。

 

実質、本体価格だけなら「1500万円以下で建てられる家」と言っても良いでしょう。

 

そして、この家の間取りがこちら。

 

出典：タマホーム公式サイト　1429万円の平屋の間取り

 

13帖のLDKに7.4帖の寝室がついたタマホームの平屋。夫婦2人で暮らすなら、のびのび過ごせそうです。

 

さらにキッチンと水回りがコンパクトに集められており、家事動線も非常よく考えられた主婦目線の家！

 

ウォークインクローゼットが大きめに作られている点も嬉しいですね。

 

これは同社のローコストプラン「シフクノいえ」のシリーズもの。主には若い子育て世代をターゲットとした商品です。

 

今回の間取りを要約すると、

 

 

･･･このような観点で、子供が独立した後の世代の「建て替え」にもちょうど良い商品と言えるでしょう。

 

また、シフクノいえは「ベタ基礎」「剛床工法」で地震に強いのも安心のポイントですね。（耐震等級は「3」で最高レベルです！）

 

ローコストで質の高い平屋住宅の建築を検討しているならば、候補に入れておきたい商品の一つです。

 

 

他にも、最新の「シフクノいえ26」のチラシが入っていたので、ご紹介します。

 

 

こちらは、2023年6月末までの期間限定商品になりますが、新築1戸建て（平屋）の家「シフクノいえ26」が、住宅販売価格900万円台～。しかも税込みです！

 

残念ながら、すでに終了していますが、今後も同じような期間限定商品が出てくるかもしれません。

 

予算を抑えたい人には、こまめにタマホームのホームページをチェックしておくといいでしょう。

 

 

タマホームの家が見たくて、いろいろハウジングセンターをいろいろ回っていますが、多くのハウジングセンターで建てられているのは、4人家族を前提とした大きな家がほとんど。

 

……ですが、今、私が検討しているのは夫婦二人暮しに最適なコンパクトな平屋。すぐ見られる家はなさそうなので、実際にいくらぐらいで家が建てられるのか、営業の方に相談して資金計画書を郵送してもらいました。

 

この計画書は、2022年3月現在のもの。最新の情報なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

それでは順番にみていきましょう！

 

マイホーム資金計画書の家の概要

※外観パース

 

※平屋の間取り

 

建物タイプ	大安心の家　平屋、南向き
延床面積	72.87㎡
坪数	22.04坪（２LDK）

 

今回は、夫婦2人で住んでいる今の家と同じ間取りの「２LDK」で見積書を作ってもらいました。

 

家の形は四角い設計。LDK、ベッドルーム、仕事部屋になりそうな部屋が一つ。バス、トイレ別々でそれぞれ窓が付いています。限られたスペースでも無駄なく空間を楽しめるような間取りになっています。

 

坪数は約22坪と、決して広いスペースではありませんが、廊下のないコンパクトな生活動線で、家事効率も良さそう！

 

この家の本体価格は13,653,272円。

 

大安心の家といえば、オール電化が標準装備。IHクッキングヒーターやエコキュート、24時間換気システム、Low-E複層ガラス（2枚タイプのペアガラス）、保温機能付き断熱浴槽がついてきます。木造住宅ですが、シロアリを寄せ付けにくい国産のヒノキ材を使うなど、家の構造にもこだわりが。

 

これだけついて1,300万円台なら、思ったよりも安い！納得の金額だと思います。

 

この金額で坪単価を計算すると、坪単価は61万円。かなりリーズナブルですね。

 

……ですが、これは建物の本体価格のみ。

 

その他必要になる諸費用を見ていきましょう。

 

まずはオプション工事費用から。

 

・省令準耐火仕様　97,196円
・尺モジュール仕様　122,322円
・オプション一式　600,000円
（小計）819,518円

 

初めて見る言葉がいっぱい……。よく分からかったので、タマホームの方に聞いてみました。省令準耐火仕様とは、一言でいうと「燃えにくい家をつくるための構造にすること」。このオプションを追加することで、火災保険料が通常の約半額になるそうです。

 

それから、もう一つ。尺モジュール仕様と書かれていますが、これは家をつくる際の単位のこと。大きく分けて、メーターモジュールと尺モジュールの2つがあります。尺モジュールにするメリットは、単位を細かく設定できるので、不要なところ（廊下や収納部分など）を小さくしたり、逆に必要なところを広げることができます。つまり、尺モジュールは柔軟性が高い！

 

次に付帯工事について。

 

・屋外電気配線工事など一式　1,214,000円

 

この中には、幹線（かんせん）設備工事、電灯コンセント工事、弱電設備工事、アンテナ工事などが含まれます。

 

必要費用について。

 

・基本図面作成費用など一式　886,000円

 

工事費用と必要費用を入れた合計はこちらになります。

 

・本体価格　13,653,272円
・オプション工事+付帯工事+必要費用　2,919,518円
・消費税　1,657,279円

 

（合計）　18,230,069円

 

ここまでが建物を建てるために必要な金額。オプションの金額は、平均的なものを入れて頂いたので、大まかではありますが、参考になるかと思います！

 

ちなみに、この金額で坪単価を計算すると、坪単価は82万円（おおっ、かなり高くなってしまいました……）

 

この他に、家を建てる際に必須となる、水道加入金や上下水道引き込み工事代、印紙税、建物登記費用などの諸費用はいくらぐらい必要なのかも聞いてみました。

 

家を建てる場所によりますが、プラスで必要となる諸費用の目安は、300～400万円とのこと。22坪の家でも、総額は約2,200万円ほどになりそうです。

 

安いイメージのタマホームでしたが、意外とかかることが分かりました。汗　

 

しっかりシュミレーションをして、準備をしておく必要がありそうです。

 

この家は、タマホームのInstagramでも紹介されいた平屋。「こんな家に住んでみたいな……」と思ったので見積書を作ってもらいました！

 

※外観

 

先日、ご紹介した平屋よりも、一回り大きい坪数になっています。

 

マイホーム資金計画書の家の概要

建物タイプ	大安心の家　平屋、南向き
延床面積	115.93㎡
坪数	39.47坪（3LDK）

 

 

この家の本体価格は18,823,799円。

 

坪単価で計算すると、坪単価は約48万円。２LDKの時よりもさらにお安くなっています。

 

オプション工事費用についてはこちら。

 

 

・省令準耐火仕様　174,062円
・尺モジュール仕様　219,058円
・オプション一式　3,000,000円
（小計）3,393,120円

 

２LDKに比べると、オプション工事費用が4倍の金額に！特にオプション一式が300万円超えと高く、目立ちます。

 

詳細までは書かれていませんが、屋根にのっている太陽光パネルから推測すると、太陽光発電システムがオプション工事費用を押し上げた原因かと思われます。

 

 

続いて、付帯工事について。

 

 

・屋外電気配線工事など一式　1,214,000円

 

こちらは２LDKの見積もりと同じ金額です。

 

最後に、工事費用と必要費用を入れた総合計がこちら。

 

 

・本体価格　18,823,799円
・オプション工事+付帯工事+必要費用　5,503,120円
・消費税　2,432,691円

 

（合計）　26,759,610円

 

最終的な坪単価は、約68万円。

 

さらに300～400万円の諸費用が追加されることになりますので、39.47坪の家だと3,000万円ぐらいの家になりそうです。

 

ローコスト住宅をうたっているタマホームにしては高額な気がしますが、価格を押し上げた原因は、太陽光発電システムを設置しているため。

 

電気代を抑えたい、売電収入を得たい、停電時でも電気を使いたい。そう考えるなら、初期投資としてこの価格は想定内だと思います！

 

平屋を安く建てたいと思う場合、「800万円」は一つの大きな境目となる金額です。

 

なぜなら、800万円以下なのか、以上なのかで部屋の数が変わってくるからです。

 

こちらが参考になりますが、800万円以下だと「１ＬＤＫ」が一般的。

 

出典：お家のいろは　公式サイト　【予算別・間取り例あり】新築平屋の費用、価格相場はいくら？

 

家族構成でいうと、夫婦二人暮らしでちょうど良いくらいの間取りでしょう。

 

一方、800万円～1000万円だと「２ＬＤＫ」が多いです。

 

例えば、洋室一つ、和室一つなどの間取りが可能になりますね。

 

ただ、洋室にしたほうが坪単価を抑えることができます。

 

だとしたら、どちらも洋室で、一つは夫婦の寝室、一つは子供部屋という間取りでも良いですね。

 

兄弟が多いと部屋を分けないといけないので大変かもしれませんが、家族4人でも十分暮らせる間取りでしょう。

 

今は、部屋を仕切る設備もいろんなタイプのものがあります。

 

出典：margherita マルゲリータ 公式サイト / 建築設計事務所がデザインする収納家具

 

子供はいずれ出ていくわけですから、部屋数は最小限に抑えておくほうが良いのではないかと個人的には思います。

 

1500万円の間取り実例だと、部屋数だけではなく収納も多く確保できるというメリットが。

 

 

もちろん、どこのメーカーで建てるかで違ってくると思いますが、タマホームの場合はだいたいこの予算×間取りサンプルに合致しているようです。

 

材料費が高騰している昨今は、「800万円」はこれまで以上に厳しい数字。

 

だからこそ、無駄を抑えるためにも間取りは「定番」で、インテリアなどの一工夫で個性を出すのが堅実でしょう。

 

ローコストメーカーでも「800万円」という予算はなかなか厳しい数字になっていますが、例えばタマホームなら「1000万円」は実現可能な数字のようです。

 

価格を押し上げてしまう要因の一つとして「オプション」があるというのは前述の通り。

 

逆に言えば、本体価格が800万円～1000万円とリーズナブルに抑えてオプションを奮発する！という建て方もできるわけです。

 

ただ、オプションは長期的に見ると「やっぱり要らなかった」というものが結構多いのが現実。

 

一時期の流行に流されず、自分たちの生活にとって本当に必要なものかどうかをじっくり見極める必要があります。

 

例えば、前項で紹介した太陽光発電などエネルギー効率を高めるオプションは、初期投資としてはかなり高くなりますが、長い目で見れば電気代節約になる可能性があるため、「無駄」とはならないでしょう。

 

ちなみに注文住宅のオプションの総額の相場は、平均で「1000万円～2000万円」というデータもあり、みなさん、結構様々なオプションをつけているようです。

 

その内訳の例としては、

 

 

…と、挙げればキリがないほど。

 

また、少し古いデータになりますが、「つけて良かった」と思うオプションはこのような中身になっています。

 

 

出典：イーデス　公式サイト　建売住宅で必須のオプションやつけてよかったオプションは？費用の目安も解説

 

このリストにも入っていますが、個人的には、キッチンのワークトップは少しお金がかかっても素材をグレードアップさせておくのがおススメ。

 

日々使うキッチンは、経年劣化もかなり激しいですよね。

 

人造大理石など、汚れや傷がつきにくい＆目立ちにくいものを選んだほうが、気持ちの上でもモチベーションを高く維持できるでしょう。

 

家の劣化を感じた時の心理的ダメージはあなどれないものです。

 

人造大理石は色や柄も豊富なので、選ぶ楽しみもあります。

 

毎日使うものとして、浴槽の素材にもこだわったほうが良さそう。

 

価値観は人それぞれですから一概には言えませんが、どんな生活スタイルだとしても、水回りはよく使いますし、劣化も早い部分。

 

やはり水回りの設備は少し奮発して長持ちするものを選んだほうが良いでしょう。

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