タマホーム 二世帯住宅

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子育てや介護のことを考えると、親世帯にも子世帯にもメリットの大きい二世帯住宅。

 

ですが･･･レイアウトや間取りによっては、むしろデメリットの側面が色濃く現れてしまう可能性もあります。

 

二世帯住宅は、その名の通り2つの世帯が一緒に暮らす家。

 

間取りや住宅のタイプにもよりますが、単純に考えれば「2つの家が合体している」というような形になりますので、金額も高くなりそうです。

 

親と資金を出し合って建てるとしても、できるだけ費用を抑えたい･･･。

 

そこで候補に挙がるのは、ローコストメーカーの代表格であるタマホーム。

 

実際、そのようなニーズを受けて（なのか？）タマホームでは二世帯住宅に特化したプランが充実していますし、間取りの自由度が高いことでも定評があります。

 

代表的なのは、三階建ての「木望の家」。

 

「横」の広がりを確保するのが難しい都会の狭小地では、三階建てを選び「縦」方向の空間を活かして二世帯住宅にするケースも多いんですね。

 

玄関をはじめ、生活空間を全て分離する「完全分離型」、玄関は共有するものの他の設備（水回り）やリビング、寝室は分ける「共有型」、寝室だけを分ける「融合型」の3つのタイプから選ぶことができます。

 

公式HPによれば、タマホームの二世住宅は基本的には普通の住宅と同じくらいの坪単価で建てられることになっています。

 

ただ、玄関を2つ作って完全に分離するタイプの住宅になるとオプション扱いとなり、坪単価も割高になるそうです。

 

どのくらいに高くなるのか？というと、実際に見積もりを取った方の情報によれば50万円／坪超え！

 

一般的なタマホームの家は坪単価30万円～40万円台で建てられますから、一坪あたりプラス10～20万円ということになります。

 

ただ、これでも他社で二世帯住宅を建てるのに比べれば安いですよ。

• 「62坪で2000万円だった」
• 「約60坪で2300万円だった」

という方もいるくらい！

 

水回りの設備を2つつけた二世帯住宅でこの金額は、やはりオトクですね。

 

高級メーカーだと、普通の家でも30坪で2000万円～3000万円なんてザラです。

 

ただ、タマホームの二世帯住宅に関しては残念な評価も多いです。

 

一番気になるのは、「音」の問題。

 

共有型や融合型だと、やはりお互いの世帯の生活音や声が気になるそうです。

 

実際に建てたオーナーさんは「二世帯住宅にするなら絶対に完全分離にすべきだ」とおっしゃっていました。

 

また、玄関が共有の場合は「夜出かける時に親が干渉してくるのでウザイ」という声も多いです。

 

オプションで金額が上がるとしても玄関は2つに分けるか、あるいは階段つきのガレージバルコニーなどをつけたほうが良さそうですね。

 

親しき仲にもプライバシーの保護は絶対に必要です。

 

自分の家に住んでいるのに、まるで賃貸で暮らしているように気を使いながら生活しなくてはいけない･･･なんてことになったら、元々は仲の良かった親子でも関係に亀裂が入りそう！

 

タマホームで二世帯住宅を建てる場合は、ローコストだからこそオプションなどを活用して両世帯が快適に暮らせる環境を追求しましょう。

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