超ローコスト住宅で平屋は建つの?カラクリとリスクを確認!
坪単価30万円台という驚異的な安さで集客している超ローコスト住宅。
ですが、2階建てよりも基礎や屋根部分の面積が広い平屋でもそんなに安く家を建てることはできるワン?
今回は、超ローコスト住宅のカラクリや、平屋を安く建てる場合の注意点&心得ておきたいポイントについてまとめてみたワン。
時代と共に住宅メーカーの選び方も多様化しています。
ここでは、「超ローコスト住宅」という新しいキーワードにフォーカス!
2016年1月に日銀がマイナス金利を導入して以来、「住宅ローン金利が史上最低水準!」という状態が続いています。(2017年夏現在)
そのため、「今が住宅の買い時だ!」と考える方も多いようです。
そんな中で注目されているのが超ローコスト住宅!
ただの「ローコスト住宅」ではなく「超」がついているのがポイントですね。
どう違うのかというと、いわゆるローコスト住宅の坪単価が40万円~50万円であるのに対して超ローコスト住宅は30万円/坪以下!
平屋だと坪単価が割高になるとはいえ、40万円/坪そこそこで建てられてしまいます。
40坪ならトータル1500万円くらいで建てられるということですから、大手ハウスメーカーの半分どころか1/3、1/4ですよね。
なぜここまで安くできるのか?というと、どうやら材料費や人件費のやりくりになにかしらのカラクリがありそうです。
超ローコスト住宅の建築を手掛けるメーカーは、材料を大量発注して仕入れのコストを下げたり、人件費をギリギリまでカットしたりして建築費を抑えているのだとか。
そのため、オプションで好きな設備を取り付けるのをNGとしていたり、プラン変更に応じてもらえなかったりといった弱点があります。
いわゆる「注文住宅」で超ローコスト住宅というのはあり得ない話で、多くは「土地+すでにできた建物」がセットになった建売タイプがメインとなるようですよ。
建材や工法、設備などをメーカー側の都合に合わせて選ぶことができるため、彼らにとっては建築費用も抑えられるというわけですね。
ですから、超ローコスト住宅を購入する場合は、「選ぶ自由」は極限まで制限されると考えておいたほうが良いでしょう。
そこに不満を感じるのであれば、超ローコスト住宅は避けたほうが良いです。
ちなみに、平屋の場合は基礎・屋根の面積が2階建ての約2倍となるため、ローコストで建てること自体に無理があるという考え方もあります。
あまりに安いメーカーは何かしら手を抜かれている可能性も否定はできませんので、メーカー選びは慎重に。
過去の実績や口コミ評価は細かくチェックするべきでしょう。
上述の通り、「超ローコストの平屋を建てる」というのは、非常に難易度の高い挑戦です。
市場に出回っている規格住宅ではなかなか理想通りの出逢いには恵まれないかもしれません。
しかし、例えば「Sumika」のように建築家との出逢いをサポートするプラットフォームサイトもあります。
ここでは、あなたが求める家造りを叶えてくれる建築業者を探すことが可能。
「こんなコンセプトで超ローコストな平屋を建てたいんだけど」という相談をすれば、そのノウハウを持った複数の業者から提案を受けることができます。
「超ローコストで平屋を建てるというのは、原理的にちょっと無理ですよ」
という業者もいれば、
「徹底的に無駄を省いてシンプルを追究していけば超ローコスト住宅も可能ですよ」
と、前向きな返事をくれる業者もあります。
いろんな業者の声を聞き、現実の厳しさを突きつけられたり、逆に希望をもらえたり。
こういった出逢いができるのも、「超ローコスト住宅を建てたい!」という理想があればこそのこと。
そこにこだわりたいのであれば、安易にパワービルダーに頼り切りになるのではなく、自分で市場を開拓する!自分で業者を掘り起こす!というくらいの気概が必要なのではないでしょうか。
平屋建ての総合情報
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