ローコスト住宅 比較

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住宅メーカーにはそれぞれ特色がありますが、最近は「ローコスト」を謳い文句にしているメーカーも多いようです。

 

「安い」は武器になるのか、はたまた足かせになるのか！？

 

「子供も自分の部屋が欲しいと言う年頃になってきたし、そろそろ賃貸ではなく持ち家が欲しい！でも、金銭的にあまり余裕がない」

 

そんな子育てファミリー世代を中心に人気を集めているのが、いわゆるローコスト住宅。

 

月々の支払いを、賃貸の家賃程度に抑えてマイホームが建てられる！という点が人気です。

 

例えば、アイダ設計では「月々5万円以下で購入可能な建売物件」を推していますね。

 

しかし、一言で「ローコスト住宅」と言っても、メーカーによって価格もコンセプトも様々！

 

ランキングや比較サイトなどを参考にしてみると、坪単価20万円台～50万円のメーカーってこんなにあるのか！と驚かされます。

 

では、この中から何を基準に一社を選べば良いのか？

 

人によって価値観は異なりますので正解はありませんが、例えば次のような比較ポイントが挙げられます。

 

• 坪単価
• 外観デザインの特徴
• 工法
• 設計の自由度
• 内装のデザイン性
• 断熱性
• 省エネ性能
• 耐震性能
• 担当営業マンの人柄、知識量、頭のキレ
• 現場での職人さんの態度
• アフターメンテナンス

 

まだまだありますが、一つ言えることは「金額だけを比較して選んではいけない」ということですね！

 

ローコスト住宅メーカーとして全国的に有名なメーカーといえばどこでしょうか？

 

私は真っ先に「タマホーム」が思い浮かびました。

 

知人もタマホームで建てましたが、「坪単価が安いから、同じ予算でも他のメーカーより大きくて豪華な家が建てられた」と満足していました。

 

「ローコスト住宅で建てる人は、狭くても良いからとにかく1円でも安くマイホームを手に入れたいのだろう」

 

･･･と思っていましたが、二世帯だったりするとちょっと発想も違ってくるんですね。

 

知人が建てた「大安心の家」は同社の人気シリーズで、「耐力面材」「高性能の通し柱接合金物」を使っておりローコスト住宅ながらも耐震性もバッチリ！

 

安定した強度を持つ集成材を使用しているということで、建材の面では「安かろう、悪かろう」ではなさそうです。

 

口コミや比較サイトを参考にする限りでは、室内に搭載されている標準設備も「低価格なのにそれなりのレベルの設備を選べる」という点が好評！

 

トータルで見て、「ローコスト住宅なんだけどハイクオリティ」という点が評価されているようです。

 

さて、お次は同じくローコスト住宅メーカーとして比較される機会も多い「アイフルホーム」。

 

こちらは、LIXILのグループ会社で、「フランチャイズ」という形態を取っているのが特徴的です。

 

フランチャイズにすることで、下請け業者に支払う中間マージンをカットできる！

 

･･･と、これもまた建築費をローコストにできるポイントの一つと言えるでしょう。

 

メーターモジュールを採用し、構造材を減らすことでコストカットしているという点も特徴的です。

 

また、設備のほとんどをLIXLブランドから仕入れることができるため、

 

部材を安く仕入れることができる＝家本体を安くできる

 

というメリットがあります。

 

つまり、やはり「ローコスト住宅ではあるけれど一つ一つの設備のグレードが低いわけではない！」という点ではタマホームと共通していますね。

 

断熱性に関しては、アイフルホームのQ値が1.65であるのに対してタマホームは2.7なのでアイフルホームに軍配が上がりそうです。

 

しかし、フランチャイズゆえに担当者やアフターメンテナンスの評価にバラツキがあるというのが少々気になりますね。

 

（一方のタマホームも、担当者の評判は決して良いとは言えませんが･･･）

 

 

このように、同じような坪単価のローコスト住宅メーカーでも、一つ一つ比較していくとそれぞれの家造りのこだわり・スタイルが見えてきて、人によって「好き」／「嫌い」がハッキリしてきます。

 

これが地元の工務店となると、違いはもっと顕著になるでしょう。

 

ローコスト住宅だからこそ、目先の金額だけで判断してはダメ！

 

そのメーカーの信条まで比較した上で、心から「ここにお願いしたい！」

 

「ここで建てたい！」

 

と思えるメーカーに巡り逢いたいものですね。

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