セキスイハイム 屋根裏

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人はいつも、心のどこかで「ここではないどこか」を求めているもの。

 

屋根裏は、そんな現実逃避願望をちょこっとだけ満たしてくれる特別な空間です。

 

セキスハイムの施工事例を眺めてみても、屋根裏アリの家は人気のようで。（「コンファティック」という名前で呼ばれています）

 

子供部屋　兼　秘密基地のような感じで使っていたり、パパの趣味の部屋になっていたり。

 

ホームシアター風のインテリアにしている方もいますね。

 

ただ、中には、セキスイハイムの営業さんから「屋根裏を作るのはやめたほうがいい」と忠告されたというオーナーさんもいます。

 

理由は、「屋根裏は暑い」から。

 

確かに、太陽光を浴びた屋根の熱がダイレクトに伝わってくる場所ですから、そこに部屋があれば熱がこもって暑くなるのは当たり前ですね。

 

しかもセキスイハイムの場合、（主にフラット屋根）ステンレスの屋根材を採用しているお宅も多いですよね。

 

「サビに強い」「軽いから揺れに強い」といったメリットがある一方で、「断熱性が低くて夏場が暑い」というデメリットがあるのも確か。

 

また、防音性が低いことも弱点で、雨音がうるさいことを指摘する口コミもあります。

 

こういったことを考慮した上で、その担当者は「屋根裏はオススメできない」と言ったのかもしれませんね。

 

一応、太陽光発電パネルをつけることで暑さ問題はいくらか緩和できるようですが、それでもやはり屋根裏が暑いのは間違いないようで。

 

少なくとも、真夏にエアコンなしで過ごすのは無理な空間であることはあらかじめ認識しておいたほうがよさそうです。

 

あれこれ無視できないデメリットが多いことも事実ですが、それでもやっぱり私は屋根裏のある生活にあこがれますね。

 

というのも、屋根裏のようにほどよく閉じられていてこじんまりとした空間は、家族の絆を維持していくには絶対に必要なものだと思うからです。

 

誰だって時には一人でウジウジしたい時もあるでしょうし、泣きたい時もあるでしょう。

 

また、他の家族に気づかれないように家族の誰かとナイショの話をしたいことだってあるはず。

 

そんな時、屋根裏はちょうど良い“引きこもり”の場であり“密会”の場としても重宝すると思うんですよね。

 

「なくても良かった」なんて言われてしまうことも多いセキスイハイムの屋根裏ですが、そんな視点から考えると決して無駄なものでもないような？

 

なんといってもこれから10年、20年と住み続けることになる家です。

 

全てを効率重視で考えるのではなく、そんな”遊び”や”ハズし”の空間がひとつくらいあっても決して贅沢ではないはずかなと思っています。

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