セキスイハイム スマートパワーステーション 価格

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セキスイハイムのスマートハウス、「スマートパワーステーション」手ごろな価格を打ち出して来ています。

 

しかし価格面では問題はないものの、スマートパワーステーション、いやスマートハウス自体の存在意義が疑問ではあるのですが。

 

スマートハウスが流行っています。

 

今の主流は、エネルギー管理システム「HEMS」を設置して、太陽光発電や蓄電池、家電をコントロールしようというもの。

 

今だ割高であるという点や、各設備の規格が統一されていないなど、様々な問題点があります。

 

ですから、一般家庭への普及は非常に難しいと思われますが、新築の場合は話は別。

 

多少割高でもローンに組み込んでしまえば価格の負担は軽くなります。

 

また、様々な設備も始めから規格をそろえてしまえば、後から高い価格で買い足していくよりはずいぶん楽なはず。

 

そこで、各住宅メーカーもスマートハウスを売り出しているのです。

 

セキスイハイムの商品の名前は「スマートパワーステーション」です。

 

特徴は、屋根に10kWという太陽光発電を載せているという点、これはかなり大容量となっており一番のセールスポイント。

 

フラットルーフ、もしくは片流れにして庇を延長した屋根に、びっしりと隙間なく太陽光発電を載せていきます。

 

HEMSと蓄電池との連携でより経済的な電気の使用も検討できますし、災害時の電気の供給も安心。

 

加えて「快適エアリー」も外出中に操作可能ですから、快適な環境に整えられた家に帰宅することができます。

 

、、、でもなあ、やっていることは同じといっても一条工務店の「夢発電システム」の様なおもしろさがないんです。

 

「初期支出0円で太陽光発電を導入可能」という、インパクトがなあと思うのです。

 

まあ、セキスイハイムもやることに抜かりはないはずですから、 スマートパワーステーションも結構なものなのでしょう。

 

セキスイハイムが以前発表したプレスリリースによると、スマートパワーステーションは電気の自給自足率60%を実現とのこと。

 

坪単価は鉄骨系のハイムで66万円台という価格だそうで、これならば充分導入したメリットもありそう。

 

太陽光発電による昼間の電気代削減、蓄電池による夜の電気代の削減、そして余剰電力の売電、、、。

 

35年間で1,000万円ものエネルギー使用料金が削減できるとの試算もあるようです。

 

しかし、年間を通じて日照時間が短い地方での試算はどうなるのか不透明。

 

太陽光発電のメンテナンスや寿命についても触れられていませんし、売電価格も現在のレベルで推移していくとは思えません。

 

「環境の話とエネルギー使用料金が下がるという話をしておけば食いつく客もいるだろう」。

 

スマートパワーステーションというか、スマートハウス全般からはこんな匂いしかしませんが、、、。

 

環境ですら、商売のタネ、まあ施主が満足できればどうでもいい話なのですが。

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