セキスイハイム 寒い

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冬時期には「あったかハイム」なるCMをよく見かけました。

 

「快適エアリー」という名前の空調・換気システムを使えば、どこの部屋にいっても暖かできれいな空気が楽しめる。

 

さらに光熱費の削減もできますよ、このアピールです。

 

しかし、どうなんでしょうかね？

 

空調・換気システムは寒くない家には重要だとは思うのですが、それ以上に大切なのは、住宅の気密性と断熱性。

 

もっと大切なのは窓、そのように感じるからです。

 

住宅の気密性・断熱性については「スマートハイム」をうたっているものでQ値が1.9～2.1、C値が2.0となっています。

 

この値は次世代省エネ基準で定められている数値を軽くクリアしていますから、問題はなさそうに思えるのです。

 

しかし、他のメーカーが出している数字をみると愕然とします。

 

例えば、

• スウェーデンハウスはQ値、C値がそれぞれ1.14と0.73、
• 一条工務店に至っては0.76と0.59

なのです。

 

しかし、、、だからセキスイハイムはダメなんだという気は全くありません。

 

では、セキスイハイムは寒いのか？という話になると、特別な寒さを感じたことはありません。

 

これは15年間セキスイハイムに住んでいる私の感想、15年前の構造でも問題がないのですから、現在のものが悪いはずがない。

 

工場で造られたユニットを現場で組み立てる、こんな工法を取っている以上、気密性・断熱性が劣っているはずがないのです。

 

ならば、Q値やC値はどう説明するのか？ということになりますが、そこまで神経質になる必要があるの？と思うのです。

 

大体セキスイハイムに限らず、どんな住宅メーカーに依頼しても現代の住宅です。

 

寒い家なんて建ちようがないと思うのですが、いかがでしょうか？

 

問題があるとするならば窓にあります。

 

高いQ値、C値を出すスウェーデンハウスについて調べてみるとわかりますが、壁内の断熱材が優れているかというと疑問です。

 

壁内の断熱構造だけ比べてみるとスウェーデンハウスもセキスイハイムもそう変わらないはず。

 

しかし、Q値、C値にここまで差が出るのは、特徴的な窓、木製サッシがセールスポイントの窓に原因があるのです。

 

そして、もっというならQ値、C値の違いといっても、スウェーデンハウスとセキスイハイム両方に住むことはできないのです。

 

つまり、どちらがいい・悪いとか実感・体感する機会はないのです。

 

結論をいうとQ値、C値がずば抜けているわけではないですが、セキスイハイムが特別寒いということはありません。

 

雪がよく降る地域で15年前のセキスイハイムに住んでいる私の感想です。

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