スウェーデンハウス 断熱性

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住宅メーカーの比較サイトを眺めていると、必ず登場するのが「断熱性」というキーワード。

 

「断熱性が高い」と聞くと、それだけでもなんとなく性能の良い家のように感じますが、本当にそうなのでしょうか？

 

「断熱性能が高い家」･･･スウェーデンハウスの特徴について調べると、どのサイトにも必ずこう書かれています。

 

でも、そもそも断熱性とはどのような性質のことを言うのでしょう。

 

「熱を断つ」ということは、本当に良いことなの？そんな疑問を抱いている方も少なくないはず。

 

断熱性とは、「熱の移動をどれだけ抑えられるか」ということ。

 

熱は温かいところから冷たいところに移動する性質がありますので、普通に考えれば暖房の熱は室外に出て行ってしまいますし、夏はせっかく冷房で部屋を冷やしても外の熱が入ってきて暑くなってしまいますよね。

 

断熱性が高い家というのは、この「室内外の熱の移動」を効果的に抑えられる性質を持っていますので、冬は暖かく、夏は涼しい快適環境を維持することができるわけです。

 

断熱性を表す数字として「Q値」がありますが、この数値が低いほど「室内から熱を逃がしにくい」＝「断熱性能の高い家」と考えられます。

 

スウェーデンハウスの断熱性能は、建築業界でも一、二を争うほどのレベルの高さ。

 

日本では他社に先駆けて断熱性を追求してきたメーカーとして知られています。

 

では、どのような技術でそれほどまでの高性能を実現しているのか？

 

大きな特徴としては、次の2点が挙げられます。

 

魔法瓶のような断熱構造

日本の住宅メーカーだと内断熱工法が主流ですが、スウェーデンハウスでは外断熱工法を採用。

 

家全体を分厚い断熱材でぐるりと包み込むような構造になっています。

 

トリプル（三重）ガラスを採用

他社だと、窓ガラスは北海道でもせいぜい二重。

 

ですが、スウェーデンハウスでは三重ガラスを採用しています。

 

各4mmのガラスの間に12mmの空気層を挟むことで、熱の流出を効果的に防いでいます。

 

また、窓枠には木を採用しており、アルミサッシの1800倍もの断熱性を実現しているのだとか！

 

いくら断熱性が高くても、「窓まわりや外壁が妙にゴツイ」ということだと野暮ったさを感じさせてしまいますよね。

 

その点、スウェーデンハウスは見た目もオシャレ！

 

木製のトリプルガラスは、堅牢な造りでありながら意匠性にも優れているということで、ファンも多いんですよ。

 

同じく断熱性の高さに定評があるメーカーといえば一条工務店が有名ですが、

• 「デザインの独自性に惹かれてスウェーデンハウスを選んだ！」
• 「一条工務店にはないオリジナリティーと、独特のセンスの良さが感じられる」

という声も多く聞かれます。

 

ただ、一部では

• 「北欧の家に比べるとやはり断熱材が薄い」
• 「窓ばかりいかつくて、アンバランス」
• 「しょせん、スウェーデンの真似っこハウス」

と酷評する声もあります。

 

「スウェーデンでは断熱材としてロックウールを使うことが多いのに、スウェーデンハウスは安物のグラスウールでケチっぽい」なんて指摘もありました。

 

個人的に気になるのは、「スウェーデンハウスの家に住むと、あまり窓を開けない生活を強いられる」ということですね。

 

全館空調の上、網戸もないので窓を開けられないのだそうです。

 

「自然と共生しつつ、長く住める家」をコンセプトにしているはずなのに、なんだか機械に頼り過ぎている感があってちょっと残念･･･。

 

自然の光や風をうまく取り込んで、それによって快適な環境を実現しようとする日本の伝統的な家づくりのスタイルにはなじみにくいのではないかな？と、違和感を覚えました。

 

何が本当に「エコ」なのか。

 

自然な暮らしってどんな毎日なのか。

 

ハウスメーカーを選ぶ際には、そんな根本的なところから自分の理想とする人生、「生き方」を見つめ直してみるべきなのかもしれません。

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