スウェーデンハウス ルーフバルコニー

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そもそも、ルーフバルコニーとはどのようなものでしょうか。

 

普通のバルコニーやベランダとの違いや使い道は？

 

ご近所に、ルーフバルコニーのある新築のお宅があります。

 

天気の良い日曜日に通りがかると、上から楽しそうに談笑する声が聞こえてくるんですよ。

 

実際には何をしているのかわかりませんが、「ああ、家族でランチを楽しんでいるのかな」

 

「友達を呼んでホームパーティをしているのかな」と、ちょっとした憧れを抱きつつ勝手な想像を膨らませています。

 

ルーフバルコニーとは、簡単に言うと屋根の一部を利用したバルコニーのこと。

 

通常のバルコニーよりも広く使えますので、洗濯物を乾す空間としてはもちろんのこと、テーブルセットを置けば第二のリビングとしても活用できます。

 

スウェーデンハウスの開放的でナチュラルな雰囲気×遊びゴコロあふれるデザインのテーブルセットや観葉植物を置いたルーフバルコニー･･･

 

この組み合わせ、最強にマッチすると思うのですがいかがでしょうか！？

 

ただ、スウェーデンハウスでルーフバルコニーを設置している事例を検索してみても、件数がほとんどありません。

 

（一部のモデルハウスではルーフバルコニーを設けています。）

 

というのも、スウェーデンハウスではルーフバルコニーの設置を推奨していないから。

 

本来は屋根である部分に床を作ってバルコニーにするわけですから、どうしても漏水の問題があります。

 

FRPという繊維強化プラスチックを使った工法で防水することも可能ですが、スウェーデンハウスの様な木造住宅だと地震の際に破損してしまうリスクも高いのだとか。

 

万が一を考慮して、スウェーデンハウスではあえてルーフバルコニーをつけないというこだわりを持っているようです。

 

「なんだよ、融通が利かないな。それで注文住宅と言えるのか？」

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、30年先、50年先、100年先も快適に住み続けられる家を理想とするメーカーです。

 

そのためにも「不確実なことはしない」という姿勢を貫いているという見方もできます。

 

それって、ある意味では非常に誠実ではないでしょうか？

 

ひょっとしたら雨漏りするかもしれない、というリスクを冒してでもルーフバルコニーのある家に住みたい！

 

という方は、スウェーデンハウスは候補から外したほうが良いかもしれません。

 

しかし、他社で建てたとしても、メリットばかりではありませんよ。

 

確かに、「空間に開放感が出る」「BBQをしたりテントを張ってそこで寝たりできるので、旅行に行かなくても家族で楽しめる」

 

「花火大会を楽しめる」･･･と、家族がハッピーになれる要素はたくさんあります。

 

とはいえ、「近所からニオイや音に関する苦情があったので楽しめなくなった」「ルーフバルコニーで子供が遊んでいると、下の階に響いてうるさい」「大雪が降った時、除雪が大変だった」

 

･･･等々、ルーフバルコニーをつけたことを後悔する声もあります。

 

「夏になると虫がたくさん集まってきて、その死骸処理に困った」「鳥がやたらに糞を落としていくので困る」というデメリットもあるそうですが･･･

 

それではせっかくの新築が台無しではないですか！

 

マイホームでの生活に夢を持つことは大事なことですが、何事もメリットがあればデメリットもあるということを肝に銘じてプランニングに臨むべきですね。

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