スウェーデンハウス 外断熱

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冬でも夏でも、家の中に入れば温度も湿度も快適！

 

そんな理想的な暮らしを実現するために必要なのが、「断熱」と呼ばれる工法です。

 

具体的に、なにをどうすることで家の快適性を高めているの？

 

外が寒くても家の中は暖かい、外が暑くても室内は涼しい。

 

このような「快適性」を実現するためには、家の内外での熱の流れを遮る必要があります。

 

それが、いわゆる「断熱」。

 

スウェーデンハウスは断熱性が高いと言われていますが、それは言い換えれば「室内環境が外部の影響を受けにくい」ということです。

 

さて、この断熱には大きく分けて2種類の方法があります。

 

簡単に言うと、内断熱は「柱と柱の間に断熱材を埋め込む」、外断熱は「柱の外側に貼り付ける」というイメージです。

 

内断熱

構造体の部材の間に断熱材（グラスウール等）を詰め込んで、家全体を包み込む方法。

 

小屋裏は室外扱いになります。

 

コストが安い反面、施工のバラツキがあったり、結露しやすいというデメリットもあります。

 

断熱材としては、グラスウールやロックウールなど繊維状断熱材が使われます。

 

 

外断熱

構造体の外側に断熱材を入れて、外側から全体を覆うような形で熱の流れを遮る方法。

 

小屋裏は室内扱いになります。

 

内断熱に比べて日射の影響を受けにくく、室内温度を快適に保つためのエネルギーが少ないというメリットがあります。

 

蓄熱体としての役割があり、室内に温度差が生じにくくなるため結露が起こりにくいとも言われています。

 

一方で、（施工のベテラン業者が少ないため）建物の形状によっては費用が高くなったり、断熱材がシロアリにやられたりといったデメリットもあります。

 

（断熱材としては、ポリスチレンフォーム、ウレタンなど板状断熱材が使われます。）

 

しばらく使っていなかった建物を暖めようとすると時間がかかると指摘する声もあります。

 

では、スウェーデンハウスはどちらを採用しているのか？

 

答えは、「外断熱」。

 

なるほど、これも、価格が高くなる要因の一つなんですね･･･。

 

家全体を分厚い断熱材がまるごと包み込むような構造になっており、“魔法瓶のように”優れた断熱性を発揮してくれるということで定評があります。

 

外壁パネルに充填されている断熱材はスウェーデンで厳しく品質管理されているものであり、たるみや隙間もないそうですよ！

 

内断熱と外断熱の性能について比較したサイトや各種測定データのまとめなどを参考にしてみると、「断熱性の高さ」という面では外断熱が優れているように思われます。

 

室内に生じる温度差も少ないので結露が生じにくく、カビやダニの繁殖を効果的に抑えられるという強みもあります。

 

この点は、湿度が高くカビが繁殖しやすい日本ではウェルカム！なポイント。

 

まだまだ国内では内断熱が優位のようですが、今後はスウェーデンハウスのように外断熱を採用するメーカーも増えてくるのではないでしょうか。

 

しかし、一方で「冬に室内が乾燥しやすい」というデメリットがあるのも気になります。

 

構造体が断熱材に覆われているため外気に面していないので、低湿度を保ちやすいのだとか。

 

夏場には嬉しい特性ですが、風邪やインフルエンザなどが流行する冬場はちょっと気になる弱点ですね。

 

部屋が乾燥するとウィルスが浮遊しやすくなりますので、湿度は50～60%をキープするのが理想的です。

 

スウェーデンハウスにお住まいの予定なら、冬の乾燥対策は必須！

 

小型の加湿器などを使って湿度をコントロールする必要がありそうです。

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