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スウェーデンハウスはエアコン買い替えが大変？その理由は？

目次

• 「エアコン要らず」は誤解
• エアコン買い替えに際して知っておきたい注意点
• 見た目重視か？機能性重視か？
• スウェーデンハウスのエアコン買い替えは高くつく！

 

北欧風のシンプルでオシャレな外観がスウェーデンハウスの人気の秘密。

 

･･･ですが、エアコンを買い替える際には思わぬアクシデントが発生！？

 

オシャレであるが故に、配管に少々厄介な特性があるのです。

 

買い替えを見越して知っておくべき、スウェーデンハウスのエアコンの特性とは？

 

古くなったし、もっと省エネ性能の高いエアコンに買い替えたい！

 

そのタイミングになってから慌てないように、エアコンのパイプの通し方や形状についても事前に把握しておくことが大切です。

 

スウェーデンハウスの場合は、どんな形状になっているの？

 

スウェーデンハウスの家は高断熱・高気密だから、エアコンはあまり使わなくて良い。

 

･･･そんな認識をされている方もいらっしゃるかもしれませんが、どうやらそれは誤解のようです。

 

確かに「エアコンが効きやすいので、他メーカーの家に比べれば光熱費が安くなる」「エアコンの台数が少なくても大丈夫」

 

という声も聞きますが、これは冬場の話。

 

スウェーデンの家作りをモデルにしているということで冬の寒さ対策はバッチリですが、日本のジメジメした夏をエアコンなしで乗り切れるほどの性能ではありません。

 

ということで、エアコンの台数が少なければそれだけヘビーに稼働させることになり一台にかかる負担も増えるわけです。

 

そこで、数年足らずで故障してしまった･･･！というケースもあるようですね。

 

修理するよりも買い替えたほうが安いからと新しいエアコンの購入を検討するも、そこで落とし穴が！

 

エアコンの配管には「露出配管」と「隠ぺい配管」の2種類があります。

 

スウェーデンハウスは後者を採用しているのですが、これが思わぬ買い替えコストを発生させるのだそうです。

 

我が家のような賃貸アパートでよく見られるのは、エアコン本体から室外機につながるパイプを「外壁に穴を開けて、外壁に沿って室外機までつなげる」という方法。

 

家の中と外で外壁の穴の位置が同じで、「外に出したパイプが目立ちやすい」という点がネックです。

 

その点、スウェーデンハウスで採用されている「隠ぺい配管」だと、壁の内部でパイプを曲げて、室外機のすぐ近くの位置で壁から外に出るような形になるので、パイプが外から見えない！

 

つまり、外観のデザイン性を損なわないというメリットがあるのです。

 

ただ、エアコンを買い替えた時はその配管も通し直さなければならなくなるため、費用が高くなるのだとか。

 

露出配管に比べるとプラス1万円以上の出費になることもありますし、そもそも隠ぺい配管にできない機種もあるそうです。

 

膨大な数の中から、ほんの一部のエアコンしか選べないなんて･･･とお嘆きの声も多いようですよ。

 

隠ぺい配管の場合は、買い替えの際の費用が高くなるというばかりではなく「水漏れなどのトラブルが生じた場合、検査や修理にもお金がかかる」というデメリットがあります。

 

配管が壁の中を通っていて、しかも曲がりくねった形状になっているために作業しにくいのだそうです。

 

その点、露出配管ならばパイプがまっすぐ外に通っていて壁に埋もれている部分が少ないので対処しやすいのです。

 

エアコンを選ぶ際は、ざっくりと言うと「見た目」を重視したいなら隠ぺい配管、「機能性」重視なら露出配管ということですね。

 

スウェーデンハウスは、なんといっても外観のオシャレさが魅力ですから、多少の不便さには目を瞑って「エアコンは隠ぺい配管にしよう」と決断される方も多いことでしょう。

 

ただ、「買い替えの際、家電量販店のエアコンはつけられないかもしれない」

 

「新たに取り付けるには、通常の工事費プラス数万円の費用が発生するかもしれない」

 

この2点は頭の片隅に置いておいがほうが良いですね。

 

ちなみに、三菱、富士通、日立、ダイキンなどエアコンの主要メーカーの機種はほぼ全機種が隠ぺい配管で設置可能だそうです。

 

その点は、ちょっと安心できる情報ですね。

 

スウェーデンハウスで採用されている、エアコンの「隠ぺい配管」とはどのようなものか？

 

コチラのサイトの解説がわかりやすいので画像をシェアしますね。

 

出典：ダイキン　プロショップ　公式サイト　エアコンの隠蔽配管入れ替え工事は可能︖どこに頼めばいいの︖

 

スウェーデンハウスのように「隠ぺい配管」を作用している場合、エアコンを買い替える際には壁や天井の一部をはがして配管を交換するという工事が発生することがあります。

 

その場合は、エアコンの取り付け工事費用約10,000円の他に、配管設置工事で10.000～14,000円ほどかかります。

 

エアコン本体以外にも2～3万円かかってしまうということなんですね、。

 

その費用が、「スウェーデンハウスはエアコンの買い替えが大変だ」と言われる所以ですが、ダイキンの解説によれば、元々使っていた配管を再利用できるケースも多いとか。

 

わざわざスウェーデンハウスを通さずとも工事を依頼できるので、費用面でも割安になるでしょう。

 

ただし、配管内の詰まりを予防するために配管洗浄が必要となることがあり、その場合の費用は3～4万円かかることもあるとか！

 

どっちにしても、スウェーデンハウスのエアコン交換は通常よりも費用がかさんでしまうのです。

 

配管を新設するにせよ、既存の配管を使うにせよ、事前の調査が必要なので、やはり一般的な住宅のエアコン交換に比べると「面倒だ」と言わざるを得ません。

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