パナホーム メンテナンスプログラム

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パナホームは長期保証をセールスポイントにしていますが、これはメンテナンスプログラムあってのこと。

 

そして、このメンテナンスプログラムもちろん、有料となっているワン。

 

費用はどれだけかかるかわからない、パナホームに限ったことではないのですが。

 

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」（品確法）が施工されたのが2000年の４月。

 

以来、新築の家で建物に欠陥が見つかった場合、10年間はメーカーなどが補修しなければならない、こんな風になりました。

 

このことを10年保証と呼んでいる住宅メーカーは多いのですが、何のことはない法律で義務付けられただけなのです。

 

パナホームの保証はどれぐらいの機関だろう？と思って見てみると「60年長期保証延長システム」。

 

こんな文言が見つかりますが、もちろん何もせずに60年間、保証してくれるというわけではありません。

 

メーカーが実施するメンテナンスプログラムを受けた場合、最大60年間の保証になる、ということです。

 

まず初期保証、他のメーカーで10年保証に当たる部分なのですが、構造耐力上主要な部分についての保証は20年。

 

雨水の侵入を防止する部分については15年、こんな初期保証がそれぞれついててきます。

 

この初期保証の間は、メンテナンスプログラムはもちろん必要ありません。

 

その後、雨水の侵入を防止する部分については、メンテナンス工事を受けると築20年まで保証が延長。

 

その後、10年おきでメンテナンス工事を入れていくと、10年ずつ保証期間が伸びていくという仕組みになっているのです。

 

さて、きになるのがこの10年ごとのメンテナンスプログラム1回あたり、どの程度の費用がかかるのかという点。

 

これが、どこにも書かれていないんですよね。

 

特に、メンテナンスプログラムが不要とされているキラテックなのですが、保証期間は15年。

 

つまり、15年間の保証期間が過ぎて、問題が見つかったら実費で直さなければならないということ。

 

過大な期待は禁物ということでしょう。

 

では、そんなメンテナンスプログラムにおける10年おきのメンテナンス工事。

 

これは、どうやって実施する・しないを決めているかといると、無料の定期点検です。

 

３カ月、１年、２年、10年、15年、あとは５年おきにおこなわれるのがパナホームの定期点検。

 

メンテナンスプログラムの中に入っているものですが、無料なのは25年目の点検まで、それ以降は有料となっています。

 

まあ、すべてパナホームのメンテナンスプログラムに丸投げをしておけば、問題は起こらない。

 

こう考えることもできますし、それではお金がいくらかかるかわからない。

 

こんな風にも考えることができるのが、パナホームのメンテナンスプログラムなのです。

 

もちろん、60年間長期保証などどうでもいいとして、自分で工務店を見つけて、補修を入れる。

 

こっちの方がコスト面では有利、ただ安心感を考えるとパナホームに丸投げしたほうがいいのかもしれません。

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