壁紙クロス 剥がし方

壁紙クロスの剥がし方のコツを伝授！キレイに剥がすには？

 

「とりあえずどこか一か所剥がしてみれば、あとはなんとかなるだろう」そんなノリで始めたものの、「壁紙クロスって、全然うまく剥がれないよ～」と途方に暮れてしまう･･･。

 

そんな時は、冷静になって基本に立ち帰りましょう！

例えば家具類に貼り付けたシールを剥がす場合。

 

そのシールの粘着力や家具の材質にもよりますが、「キレイに貼る」よりも「キレイに剥がす」ことのほうが難しかったりしませんか？

 

貼る時は、「空気が入らないように」「曲がらないように」を意識する程度で良いと思うのですが、剥がし方はそうはいきません。

 

粘着剤がついた面と、柄が描かれている紙の部分（言ってみれば、表層の部分）が分離してしまったりしたら最悪！

 

剥がし始めの部分で失敗すると、あとはもう、ボロボロになってしまうだけですよね。

 

壁紙クロスに限らず、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、「おチビちゃんが家具類に貼ってしまったシール剥がしに一苦労！」というケースも多いことでしょう。

 

これは壁紙クロスの世界でも同様で、業者に依頼する場合にも「貼るだけなら安いけど、剥がす方も含めると費用が高くなる」ということが実際にあり得るのです。

 

では、例えば「念願の平屋を手に入れたけど、壁紙クロスがイマイチ気に入らなかったからやっぱり別のものに張替えたい」しかも「業者に頼むと高くつくから自分で剥がして自分が張替えたい」という場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

「壁紙クロス＝紙」という認識だと、「水でもかければペラッと剥がれてくるんじゃないの？」と思われるかもしれません。

 

しかし、最近の壁紙クロスのほとんどはビニール製です。

 

この場合、壁紙の構成としてはシールと同じように「のりがついたシート＋柄がプリントされたシート」の二層構造になっているのが一般的。

 

剥がし方としては、糊のついた層を残してプリント面だけを剥がすのが正解なんです。

 

素人からすれば、ちょっと意外なんですが･･･。（てっきり、丸ごと剥がさないとダメかと思っていました！）

 

だいたいの場合は、継ぎ目（正式には「ジョイント」と言います）の部分に横向きにカッターやへらを入れて剥がしていくとうまく取れるそうですよ。

 

プロの方のブログによれば、カッターの先端で壁紙をちょっとずつ立てながら“引っ張るように”剥がしていくとうまくいきそうです！

 

ちょっと例えが極端かもしれませんが、バームクーヘンの層を一枚ずつ剥がして食べる時のことを想像してみるとわかりやすいかもしれません。

 

あまり力を入れ過ぎて一気に剥がそうとすると、結局その下の層までもが剥がれてしまってキレイに分離されませんよね？

 

フォークの角で少しだけめくって、上に引っ張るようにしてそうっと、そうっと･･･。

 

あの、集中力をもってすれば、壁紙クロスも案外ラクに剥がせるのかもしれませんよ。

 

ただ、こちらの記事→タバコで汚れた壁紙クロスが生まれ変わる掃除法とおめかし、でご紹介していますが、剥がさなくても軽度の汚れでありましたら、綺麗にすることだって可能です。

 

張替えがベストなのか、クリーニングで済ませられるのか、どちらの選択肢を選ぶのか、検討することも大切かなって思います。

 

「古い壁紙クロスのキレイな剥がし方」には注意を払っていても、その後の処理に関してはあまり気に留めていない方も多いかもしれません。

 

「とりあえず剥がれたら、あとは新しいものを貼るだけ」という認識かもしれませんが、それではせっかくの壁紙もうまくくっつきませんよ。

 

剥がしてみると分かると思いますが、壁紙の下の石膏ボードって結構ガタガタになっているケースが多いんですって！

 

これをパテで埋めて平坦な状態にしなければ、新しい壁紙がうまく密着できないんです。

 

素人のDIYだとついつい抜けてしまいがちなポイントですので、ぜひ覚えておきましょう！

 

ここが、成功・失敗の別れ道なのかもしれませんね。

 

パテの塗り方については、YOUTUBEなどに詳細に解説された動画が上がっています。

 

例えばこちら、壁紙クロスの剥がし方を、腕のある職人さんから気軽に教われる動画を発見！
↓ ↓ ↓

 

とっても、わかりやすいです！

 

自宅にいながら職人さんから技術を襲われるなんて、いやはや、便利な時代になったものですね･･･。

 

また、壁紙クロスの品ぞろえが豊富なことで人気の「壁紙屋本舗」（楽天内にショップがあります）には「下地補修パテセット」なる便利なアイテムも！
↓ ↓ ↓

 

マイホームを持って、ちょくちょく部屋のイメチェンをDIYで楽しみたい！という方は、こういったアイテムを一つ用意しておくと良いかもしれませんね。

 

施工の方法についても詳しく解説されていますので、参考になりますよ。

 

 

きっとお役に立てると思います！ご一読下さいませ(^^)