壁紙クロス 黄ばみ

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壁紙クロスの黄ばみ、原因は一つではありません。

 

まずは日頃の生活を振り返って根本原因を取り除くことから。

 

さらに、汚れ落としのツールとしては、身近な顔ぶれが頼りになります。

 

白い壁紙クロスに、気づけば嫌～な黄ばみが！

 

･･･これ、どこのお宅でも多かれ少なかれあり得ることだと思います。

 

一般的には、「黄ばみ＝タバコのヤニ」と思われているようですが、経年劣化でも黄ばみが出てくることってありますよ。

 

とりわけ、キッチンの壁紙は油汚れで黄ばみやすいですね。

 

最近はオープンキッチンの平屋が人気ですが、来客に見える位置に汚れがあるのは減点！

 

壁紙クロスの黄ばみって、妙に“生活感”や“生活疲れ”を感じさせてしまうものですから･･･。

 

他にも、ホコリ、空間消臭剤、香水、制汗剤、整髪料のスプレーなどが原因で少しずつ壁紙が変色してしまうことがあります。

 

普段から、「スプレーを使う時は壁紙から離れた位置で」を心掛けましょう。

 

でも、もし黄ばみがついてしまったら･･･？

 

そんな時、どう対処すれば良いのでしょうか？

 

怖いもの知らずだった20代前半の頃。

 

「あ～、壁紙クロスに黄ばみがついちゃった」と、賃貸なのによく考えもせずに使ったのが市販の中性洗剤を10倍くらいに薄めたもの。

 

たしか、オレンジオイル成分が配合されたタイプだったと思います。

 

安易な判断で使ったわりには、思った以上に汚れが落ちて感激した記憶があります。

 

ちなみに、私のお姑さんは重曹を、実母はキッチンハイターを使って壁紙のクリーニングをしていましたよ。

 

うちの実家の場合は父親がヘビースモーカーなので、塩素系でないと汚れが落ちないのかもしれません･･･。

 

母いわく、重曹＋クエン酸の成分が入った「セスキ」という粉も効果的だそうですよ。

 

油、タンパク質、血液、垢などあらゆる汚れに効果的な洗剤で、環境にも優しいのだそうです。（自然界で分解されない添加物は含まれていません。）

 

小さじ1杯分を500mlの水に溶かして、それをスプレー容器に入れ、気になる汚れにシュシュッと。

 

壁紙クロスだけではなく、洗濯物やシンク、レンジ周りのお掃除にも使えますよ。

 

土汚れで真っ黒になった子供の靴下も、これで洗うとキレイになります。

 

一袋常備しておけば、いろんな用途に使えて便利なアイテムですね。

 

マイホームを持つなら、必携です！

 

また、油性の黄ばみ汚れであれば、マニキュアの除光液で落とせるらしい！！

 

液を染み込ませた布で、汚れ部分を優しくポンポン叩いていると、そのうち布が汚れくるのがわかります。

 

マニキュアを溶かすように、油汚れも溶かし落としてくれるんですね。

 

ただし、有機溶剤のニオイが苦手だという方にはオススメできません。

 

また、使う場合は「窓を開けて換気しながら」を心掛けましょう。（締め切った部屋で使うと気分が悪くなることがあります。）

 

最後に、結婚10年目のプチベテラン主婦から、自分の失敗談をまじえて壁紙クロス掃除のコツを伝授しましょう。

 

声を大にして言いたいのは、安易にメラミンスポンジに頼ってはいけないということです。

 

メラミンスポンジとは、100円ショップでよく見かける白いブロックみたいな形のスポンジ。

 

研磨作用が強いので、鍋やシンクにこびりついた汚れがよく落ちると評判ですが･･･壁紙クロスに使うのは止めたほうが良いと思います。

 

私はこれで壁紙クロスをこすって、大失敗しました。

 

確かに黄ばみは落ちますが、クロスが削れてボロボロになってしまうことがあるんです。

 

人目につきやすいリビングの壁紙ならなおさら、こんな失敗は避けたいですね。

 

また、洗剤を使った後、「水拭き→乾拭き」という仕上げ工程を省略してはいけません。

 

残った洗剤は変色の原因になりますし、水気が残っていると壁紙がはがれやすくなってしまうんです。

 

せっかく黄ばみが落ちても、時間を置いてみてみたら「えっ、なんか前よりも汚くなっているんだけど」なんてこともあり得ます。

 

面倒ではありますが、最後のプロセスもしっかり！

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