壁紙クロス 張替え 相場

ホーム ＞ 失敗しない壁紙クロスの掃除法 ＞ 壁紙クロス張替えの相場をリサーチ！違いが出るのはナゼ？

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素人にはわかりにくい、リフォームの費用計算の仕組み。

 

壁紙クロス張替えの場合は、どんな計算式を元に金額が決まるのでしょうか。

 

汚れが気になり始めたり、もしくは「そろそろお部屋のイメチェンをしたいな」と思い始めたり。

 

壁紙クロスの張替えを検討するきっかけは人それぞれだと思います。

 

私の友人も、平屋を新築した当初は「自分が選んだ壁紙、サイコー！他のどこの家にも負けてない！」と思っていたそうですが、だんだん飽きてくるらしいですね。

 

当然、建てる時には「こういうインテリアコーディネートで、こんな雰囲気を演出したい」という目標があり、それを限りなく100%に近い形で実現したわけですが、それでもやっぱりだんだん見飽きてくる。

 

その場合、壁紙クロスを張替えることは部屋のイメチェンをする上で非常に有効な手段であるわけですが、やはり気になるのは費用の相場です。

 

「一体、何を基準に、どうやって計算するの？」という疑問でつまずいている方は少なくないでしょう。

 

簡単に言うと、壁紙クロス張替えの費用は「どんなグレード（ランク）の壁紙を選ぶか」「部屋の広さはどのくらいか」によって決まってきます。

 

基本的に、壁紙クロスというのはロール状で販売されており、「その壁紙クロスを1m購入した場合の金額」に基づいてトータル金額が算出される仕組みになっています。

 

規格品であればだいたいは幅が90㎝前後なので、m2換算だと「0.9m2あたりの金額」がベースになるわけですよね。

 

あとは、その壁紙が何m分あれば部屋の壁をカバーできるかを割り出せば良いわけです。

 

では、ごく一般的な6帖のお部屋で壁紙クロスを張替える場合を想定してみましょう。

 

床面積は約10m2（2.5m×4m）で天井の高さは2.6mが相場。

 

0.9m幅のクロスは、2.5mの面では3枚必要になり（切りしろ分の余裕が含まれます）、4mの面では5枚必要。

 

つまり、壁4面だと16枚必要ということになりますので、2.6m×16枚＝41.6mになります。

 

さらに、天井分は2.5m×5枚＝12.5m。

 

単純計算だとトータルで51.1mになります。

 

ここから、ドアや窓の分をマイナスしていくと、だいたい46mくらいがスタンダードな必要数。

 

一般家庭で使われるクロスのランクだと単価は1,000～1,300円くらいですから、相場はだいたい46,000円～59,800円を想定しておけば良いでしょう。

 

ただ、下地の状態によって金額は大幅に変わってきますので、これはあくまでも一つの目安として考えておいてくださいね。

 

壁紙クロスの張替えリフォームをやっている業者は、たいてい、自社HPで料金を公開しています。

 

その場合は、部屋の広さ＆壁紙のグレード（ランク）別に分けて掲載されているようですね。

 

例えば、一般的に多いと思われる8帖のお部屋の張替えリフォームの場合。

 

友人の家も、張替えリフォームを施したリビングは8帖だったそうです。

 

ごくスタンダードな壁紙クロスなら、材料費も作業費もひっくるめて50,000円前後。

 

グレードが上がって、ランクの高い壁紙を使う場合は65,000円～70,000円くらいになりそうですね。

 

ただ、友人の話だと、「業者に依頼するなら、家を建てる時と同じように複数の業者から見積もりを取って比較したほうが良い」とのこと。

 

業者によって価格には数万円の差が出るようですし、競合させることで値引きしてもらえることも多いそうです。

 

複数社の料金表を見比べていくうちになんとな～く市場の相場が見えてくるもので、「この業者は、壁紙を長持ちさせる上で大事なこの工程を省略している」とか「下地の補修にこんなにお金がかかるの！？」とか「この業者は人件費が異様に高い」とか･･･それぞれの違いを抽出できるようになってきます。

 

費用面がネックでなかなかリフォームに踏み切れずにいる方は、まずは最低でも3社から見積もりを取りましょう。

 

エクセルで表を作って色んな業者の料金表をチェックしてみると、「良心的な業者はどこなのか」「コスパが高いのはどこなのか」を把握しやすくなりますよ。

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