壁紙クロス 隙間

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壁紙クロスにヒビが！天井との間に隙間が！！

 

･･･そんな時、すぐに「欠陥住宅だ」と騒ぎ始める方は住宅というものの性質を全く理解していない証拠。

 

まずは建物も生きているということを認識しましょう。

 

もともと、お肌が乾燥しやすい体質の私。

 

特に冬～春にかけてのシーズンは、乾燥して毛穴が開き、キメが乱れがちになります。

 

あ～あ、真面目にケアしなくちゃなと思って鏡を見ていた時、ふと気づいてしまいました。

 

壁紙クロスにも、私の肌と同じように隙間が･･･！

 

正確には壁と天井の間なんですが、遠目からでもハッキリと分かるほどの隙間ができていたんです。

 

しかも不思議なことに、日によってその隙間の大きさが変わっているような？

 

ネットで調べてみたところ、こういった現象は賃貸でも持ち家でもよくあることらしいです。

 

賃貸物件に住んでいる今は、「まあ、イザとなったら引っ越せば良いや」と楽観視することもできますが、これがもしマイホームだったらそうもいかないでしょう。

 

せっかく建てた新築平屋の壁に隙間が空いているのを発見した日には、「欠陥住宅だ！」とパニックを起こしてしまいそうです･･･。

 

壁紙クロスにできた隙間が、日によって大きくなったり小さくなったりする。

 

考えてみると不思議な現象ですし、なんだか気持ちが悪いですよね。

 

しかしそれは、実はごく自然な現象。

 

湿度変化に伴ってクロスや建物が収縮することによって生じているのです。

 

調べてみたところ、次のようなメカニズムが考えられるようですよ。

• ①クロスの素材である「紙」が乾燥して縮む。
• ②クロスの裏についている糊が乾燥するとクロスも縮む。
• ③家の建材（木）は乾燥すると縮むので、これに伴って壁紙も縮んだり伸びたりする。

素人目から見れば、「アッ！隙間！！手抜き工事したな（怒）」と早合点しがちですが、実際は職人さんの“腕（技術）”以外の部分にも原因があるということなんですね。

 

気候条件によって壁紙クロスの隙間が大きくなったり目立たなくなったりするなんて･･･家も「生きている」ということを示すわかりやすい証拠ですよね。

 

「家も呼吸しているんだ」と思うと、なんだかあったかいものに包まれているような気持ちになって安心します。

 

自然素材をふんだんに使ってナチュラルかつあたたかみのある平屋を建てたい！

 

という理想をお持ちの方にとっては、こういった不具合もまた家を持つことの一つの「醍醐味」と捉えることができるのかもしれません。

 

とはいえ、あまりにも大きな隙間ができてしまうようでは困りますよね。

• どんどん隙間が大きくなってしまったらどうしよう？
• そこから雨漏りしてきたらどうしよう？
• カビの温床になるのではないか？

･･･とあれこれネガティブな妄想を膨らませてしまいます。

 

この場合は、市販の「ボンドコーク」で充填するのが良いそうですよ。

 

 

その名の通りボンドみたいな質感のもので、固まると白いゴムのようになります。

 

これを、綿棒などを使って隙間に馴染ませればOK！

 

平屋マイホームを持ったら、軽微なメンテナンスは自分の手でやりたい！と思っている方は、こういったアイテムは必携ですね。

 

また、部屋の湿度を調整してみるというのも効果的な方法です。

 

要するに空気が乾いていることが主な要因となっているわけですから、空気に適度な“湿り気”を与えれば良いわけです。

 

私たちのお肌だって、化粧水で保湿するとキメが整ってきますからね。

 

我が家の場合は「部屋が乾燥してきたな～」と感じたら加湿器などで湿度を上げると壁紙クロスの隙間が小さくなったりします。

 

みなさんもぜひお試しください！

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