火災保険 臨時費用保険金

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火災保険の保険金だけでは、生活が元通りにはならないもの。

 

その不足分を補う役割があるのが臨時費用保険金。

 

臨時費用保険金は非常に使えるもの。

 

ですが、火災保険ほどには認知されていないのが残念だワン。

 

念願だった新築の平屋建てが、火災にあって焼失してしまった。

 

縁起でもない話ですが、こんなことが起こったとしましょう。

 

最悪の事態ですが、、、火災保険に加入しているから大丈夫！と、思っていませんか？

 

それが、あまり大丈夫ではないのです。

 

家を建てるのに、2,000万円かかっているとします。

 

そんな家が焼失したとして、保険会社が支払ってくれる保険金は2,000万円。

 

家財部分の保険も加入していて、相応の金額も支払われたとします。

 

この金額で、生活が元通りになるかというと、決してそうはなりません。

 

まず、再び家を建てるまで、何処かに仮住まいをしなければなりません。

 

焼けた土地には廃材が散乱していますから、それを片付けなければなりません。

 

他にも様々な費用がかかるでしょう。

 

つまり2,000万円の家が焼けてしまったら、その金額で新築は建てることができないのです。

 

そこで、頼りになるのが臨時費用保険金。

 

火災保険で下りる金額の１から３割が臨時費用保険金として、別枠で支払われるのです。

 

この臨時費用保険金は、使いみちを限定されていないので、自由に使うことができます。

 

だから、元通りの生活を送るのに、非常に重要なものということができるでしょう。

 

ただ、この臨時費用保険金、支払われる金額については保険会社や契約によって、ずいぶん変わってくるもの。

 

100万円などの、上限が定めてあるケースも多いようです。

 

火災保険は、火災だけに有効なわけではなく幅広い損害に対応している。

 

このことは、もうご存知だと思います。

 

ですから、水災、風災、雪災など、様々な災害に巻き込まれてしまったケース。

 

こんな場合にも、保険金とは別枠で臨時費用保険金が支払われます。

 

加えて面白いのは、損害保険金が発生しないケースでも、臨時費用保険金は支払われること。

 

例えば、近所の子どもがボールで遊んでいて、自宅のガラスを割られてしまったケース。

 

この場合に火災保険に加入して、突発的な事故に対する補償が契約に含まれていれば、保険金は支払われるもの。

 

しかし、ガラスを割った子どもの親が損害保険に加入していたならば、補償金は子どもの親から支払われるのです。

 

すると、自身の火災保険は使うことなく、この件についてはお終いということになります。

 

こんなケースでも支払われるのが、臨時費用保険金。

 

自身の火災保険による損害保険金は発生していないのですが、臨時費用保険金だけでも請求することができるのです。

 

しかし、問題点が一つ。

 

こんなに使える臨時費用保険金なのに、その存在が意外と知られていないのです。

 

もし気になったなら、今すぐ保険証券を確認してみてください。

 

契約の項目に、臨時費用保険金があったなら！より、安心した毎日を送ることができるのです。

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