火災保険のデメリットは共済保険でカバーできるの?
家や家族の暮らしを守るために、火災保険への加入はほぼ必須と言っても過言ではないでしょう。
しかし、保険会社に言われるがままに加入するのはちょっと待った!
メリットもあればデメリットもありますので、「この内容で本当に大丈夫なのか」をじっくり考えることが大事です。
併せて、共済が提供する火災保険のメリット&デメリットもチェック!
「入って当たり前」「入っておいて損ナシ!」と思われている火災保険にも、弱点はあります。
そこを知っておかないと、イザ被災した時に保険金がもらえないという悲劇もあり得るかも!?
「我が家に限って、火事なんてあり得ないし!」
と思っていても、「万が一」は誰にでもあるものです。
だからこそ、家を建てるなら火災保険への加入はほぼ必須。
住宅ローンを組む場合は基本的に火災保険への加入が必須となりますので、たいていの方は加入しているはずですよね。
火災だけではなく様々な自然災害や人災の被害をカバーできるというメリットもあります。(※ただし、受けられる補償は契約内容によって異なります。)
一方で、こんなデメリットを指摘する声も多く聞かれます。
火災保険は複雑でよくわからない
特約も多く「このプランでどんな被害をどこまで補償してくれるのか」がわかりにくい!という声が多いです。
戸建だと保険料が高くなる
シンプルな火災保険(火災、落雷、爆発)の場合、木造の一戸建て住宅とマンションとでは10年で3万円以上の差が出ます。
補償内容を充実させると、20万円近い差になることも!
申請が複雑で面倒くさい
実際に被災して火災保険の保険金を受け取ろうとした場合、その申請はかなり煩雑。
「いつ、どんな災害に遭ってそうなったのか」を詳細に証明しなければならないため、 その証拠がそろわないと保険金がおりないこともあります。
また、火災保険の最大のデメリットといえば、地震の被害はカバーできないということでしょう。
例えば、津波による漏電で火災が発生したとしても、火災保険単体では補償されません。
火災保険とセットで「地震保険」に加入していた場合のみ、保険金を受け取ることができるのです。
ですから、地震に備えるのであれば「火災保険+地震保険」に加入する必要があり、その分だけ保険料が高くなってしまいます。
また、「30万円以上の家財に関しては別途明記する必要がある」「それを忘れると補償対象外になってしまう」という点をデメリットとして挙げている方も多いですね。
こういったことは契約前に担当営業マンから話があると思うのですが、それを認識できていなかったとしたら営業マンの説明が下手なのか、契約者側が聞いていなかったのか。
聞いていなくて記載を忘れてしまったのだとしても、気の利く営業マンなら指摘してくれるはずですよね、
いずれにしても、営業担当者との信頼関係がしっかり構築できていれば避けられるであろうデメリットです。
火災保険の様々なデメリットを受けて、「火災共済にしようかな?」と検討される方もいるようです。
火災共済とは、共済機関(JAや生協が代表的です)が提供している火災保険(のようなサービス)のこと。
共済の基本は「助け合い」であり営利目的ではありませんので、火災保険の保険料も安く抑えられるというメリットがあります。
また、プラン数が少なくわかりやすいこと、地震の補償が含まれていることなどをメリットとして挙げる方も多いです。
なるほど、一般的な火災保険のデメリットを克服できているわけですね!
一方で、「補償内容やプランの選択肢が少なくて物足りない」「組合員でないと加入できない」「政府が運営する地震保険には入れない」といったデメリットもあります。
どちらも一長一短ありますので、じっくり比較して自分たちの価値観やライフスタイルに合わせた火災保険を選びましょう!
平屋建ての総合情報
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