火災保険 屋根

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火災保険で屋根を修理しませんか？

 

という言葉につられてトラブルになるというケースが多々あります。

 

例えば火災保険が下りなくても、屋根の修理を強引に進められてしまう。

 

注意が必要となってくるワン。

 

「火災保険で屋根の修理ができます！」

 

この文章だけを見る限りはそれほど間違ったことを言っているようには見えません。

 

しかし、それは火災保険の対象となっている、火災や風災といったケースのみ。

 

屋根の修理全てに火災保険が下りるのかというと、全くそうではありません。

 

にも関わらず、冒頭のうたい文句で屋根修理を募り、トラブルへと発展する。

 

こんなケースはよくあるものなのです。

 

例えば屋根の修理業者が、火災保険が対応しないようなところも、全部直してしまうようなケース。

 

結果、火災保険の保険金を上回る修理費用の請求が来てしまうというトラブルです。

 

火災保険が下りるのは、例えば風災によるダメージと認められたケースのみ。

 

同じ屋根のダメージでも老朽化によると保険会社に判断されてしまうと、火災保険は下りないもの。

 

それでも、問題のある修理・リフォーム業者は、お構いなしに修理を進めてしまうのです。

 

この場合、火災保険が本当に下りるのかどうなのか、保険会社から返答をもらったときのみ修理をおこなう。

 

この様にしなければなりません。

 

いくら、業者が屋根の修理は保険金が下りるといっても、何の確証もないのです。

 

他にもよく報告されるトラブルとして、強風があった翌日などに、屋根の点検と称して業者がやってくる。

 

そして「２階の屋根をチェックした所、瓦がずいぶんずれているから修理が必要」と工事を迫るというものがあります。

 

そんな費用は払えないと困っていると、業者が火災保険を申請すれば良いという。

 

こんなケースです。

 

このケース、普通に考えると何ら問題がなさそうです。

 

しかし、もし２階の屋根には目が届かないのをいいことに、業者が屋根瓦をずらすなど手を加えていたらどうでしょう？

 

これは明らかな保険金詐欺、火災保険の申請は加入者がおこなうもの。

 

業者にそそのかされたとしても、これは詐欺として訴えられかねないケースです。

 

結局、業者が壊した屋根の修理費を支払わなければいけなくなる。

 

火災保険の保険金は下りないばかりか、保険金詐欺として訴えられてしまう。

 

泣きっ面に蜂とは、このような事をいうのです。

 

こんな場合は、まず、よく知らない業者に屋根の点検を依頼しないということが大切。

 

加えて、火災保険が下りることが決定していないにも関わらず、屋根の修理の契約をしないということが大切です。

 

まあ、もっというならば、屋根の様子が自身でチェックできないというのは、２階建てのデメリットの一つです。

 

平屋建ての住宅を選んでいれば、屋根や火災保険のトラブルにもなりにくいのですが、、、。

 

まあ、これは別の話かもしれませんね。

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