増築部分で資産価値が上がる!?火災保険とリフォームの関係
二世帯同居を始めた、子供が生まれて家族が増えた、新しい趣味を始めた・・・と、増築のきっかけは様々。
ですがどんな形のリフォームであっても増築部分にかかる火災保険について申告を忘れてはいけません。
部屋が増えるということは、家の評価も変わるということ。
イザという時に火災保険の補償が受けられなくなって困るのはあなた自身なのだワン。
部屋が増えるということは、建物全体の価値が上がる可能性があるということ。
当然、その家が火災に遭った時の補償額も変わってきます。
すでに一括で保険料を支払っているのだとしても、契約内容を見直していないと必要な補償を受けられなくなることがありますのでご注意を。
家族構成が変わって増築!・・・ってよくあるパターンですね。
その場合、併せてチェックしておきたいのは火災保険のこと。
火災保険では屋根や柱を共通で使っている場合は増築部分も含めて「一つの建物」と考えます。
ちょっとした増築やリフォームくらいはどうってことない!
と思われるかもしれませんが、その増築部分が増えたことで家全体の価値か変わります。
増築したけど火災保険を見直していない!
増築部分についてなんの保険もかけていない!ということになると、イザという時に保険金の支払いを受けられなくなる可能性もありますよ。
「増築部分の分だけ保険料が上がってしまうんじゃないか」
「追加で請求されるんじゃないか」
と不安になる気持ちもわかりますが、そのままにしておくといつかもっと大きなお金を支払う羽目になるかも!?
「一つの建物とみなされると火災保険が変わるのか。じゃあ、“離れ”として子世帯の住宅を作った場合、その増築部分はどうなるの?」
・・・これについては、火災保険では「全く別の建物」とみなされます。
増築した部分が独立した建物としてみなされるのであれば、それ単体で火災保険に加入する必要が出てきますね。
同じ敷地内にあっても、今までかけてきた火災保険ではカバーできないということです。
この場合も、やはり早め早めの相談&加入が必要になります。
保険会社の公式サイトを見ていると、Q&Aのコーナーで「増築したんですけど、増築部分にも火災保険は必要ですか?」
「前から入っている火災保険について確認する必要はありますか?」
という質問は結構多いようですね。
結論から言えば、増築に伴って建物全体の再評価が必要になるので、問答無用で再確認が必要。
それによって万が一の時に支払われる限度額も変わってくるかもしれません。
増築部分を届け出ていないと加入している火災保険の契約が解除されることもあるわけですから、ここはかなり重要なポイントですよね。
ですが、わざわざQ&Aコーナーに掲載するということは、増築部分の申告をしない人も多いのでしょう。
「面倒くさいな」「保険料が上がったら嫌だな」「ま、なんとかなるっしょ」
と後回しにしてしまう気持ちもわかりますが、”万が一”はいつやってくるかわかりません。
専門的な知識がない分野について自己判断でコトを進めるのは本当に危険!
お金に関することは「迷ったらすぐ相談」を基本として心得ておきたいものです。
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