火災保険は短期?長期?メリット&デメリットまとめてみた!
火災保険には様々な契約スタイルがありますが、ここで注目したいのは保険料の納め方。
短期契約して1年単位で支払っていくのが良いのか、または5年、10年(が最長)と長期契約にして一括払いをするのが良いのか?
短期と長期、それぞれのメリット&デメリットをふまえて、賢く火災保険を利用する方法について考えてみたワン。
クレジットカードでも、分割払いは苦手!利子もつくし、結局は一括払いが一番お得じゃん!
というタイプの方もいれば、「たとえ利子がついても、分割のほうがダメージが少ない」という考えて分割払いにこだわる方もいるでしょう。
実は、火災保険でも全く同じような議論があるんです!
携帯電話の機種変更をする時、「一括で現金払いするか?」それとも「分割で2年かけてちまちま払うか?」で迷った経験のある方は少なくないはず。
かくいう私も、「一括だと安くなりますよ。クレカはダメですけど」と言われてATMまでダッシュした一人です。
意外にも火災保険にも同じような仕組みがあり、1年単位の「短期」で契約するよりも5年、10年の長期契約のほうが保険料が安くなるんですって。
それも、10年で18%もの割引が効いたりするのであなどれません。
途中で解約した分は残りの分が戻ってくるというシステムになっているので、払い損になる心配もなし。
それなら誰でも短期より長期を選んでしまうのではないでしょうか?
とはいえ、短期契約もデメリットばかりではありません。
まず、1年単位での支払いならまとまった資金を準備する必要がありませんよね。
火災保険は10年一括だと数十万円の金額になるケースが多いですが、
「家を建ててただでさえお金がないのに!」
と苦々しい思いで支払った方も少なくないはずです。
短期ならまとまったお金がなくても加入できますし、1年毎に補償内容を見直すことだってできますよ。
加入する時に「なんとなくこれも必要かな」と思って付けた補償をそのまま10年・・・
やっぱり無駄だったかも!?と後悔することもないんです。
そう考えると、必ずしも「火災保険は長期契約で決まり!」とも言えませんね。
ちなみに、火災保険の多くは「1年以上」からの契約となっていますが、1年で契約しても途中で解約できます。
その場合でも、残りの期間の分のお金は戻ってくるんですよ。
また、長期契約で保険料の支払いを年払いにできる「長期年払契約」を導入している火災保険もありますので、懐事情やライフスタイルに合わせて選べるようになっているんです。
(※ただし、年払いにすると割引率は低くなります。)
火災保険は短期契約か長期契約か?この問に明確な答えはなく、結局は自分の価値観や置かれた状況に合わせて自分で選び分けるしかないですね。
一括で支払ってしまっても生活に支障はないのか?
18%の割引って自分の契約だと具体的にどのくらいの金額になるのか?
見直しのタイミングを逸しないためにはどうしたら良いのか?短期のほうがこまめに見直しできるんじゃないか?
・・・世間の意見に流されず、あれこれ比較・検討してみて自分にとってベストな契約スタイルを選ぶこと。
それが、(ちょっとおおげさかもしれませんが)後悔のない人生につながります!
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