火災保険ってどうやって選ぶの?選び方のポイントまとめ
どこの保険会社で、どんな内容の火災保険を契約すれば良いのか?
選び方に迷ったら、まずは複数社の情報を比較してみることから始めてみましょう。
火災保険にはどんな種類があり、保険会社によってどんな違いがあるのか。
相場感をつかめば、自分なりの選び方の基準もうっすら見えてくるはず!
火災保険がカバーするのは火災だけではありません。
だからこそ、選び方が難しい!
一体、何を基準にどんな内容のプランを選べば良いの?
万が一の火災や災害からマイホームを守る火災保険。
ですが、「何を」「どこまで」守りたいのかで金額は違ってきますので選び方が難しいのです。
まずは火災保険の概要や補償内容、相場をざっくりと知りたい!
それなら、「価格.com」などの比較サイトやランキングサイトをのぞいてみましょう。
「戸建てorマンション」「建物の構造」「必要な補償」などの条件を選択して、大手の保険会社が提供する火災保険の保険料を比較してみることができます。
例えば、「戸建て」「木造」「火災、風災を補償」という条件で検索してみると、10年間の保険料が最も安いのは日新火災の「住自在」という火災保険で77,550円。
一方、最も高いのはセゾン自動車火災の「じぶんでえらべる火災保険」で139,650円。
個人的には、「盗難」の補償もついて104,320円のセコム損保(セコム安心マイホーム保険)のコスパの高さに魅力を感じます。
平屋だと特に、敷地面積が広い分だけ死角もできやすく不審者の侵入リスクも高いですからね!
「火災保険」というネーミングから、万が一の「火事」に備えた保険なのかな?というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、火災保険が網羅する補償範囲は広い!
風災、水災、ひょう災、雪災といった自然災害に加えて、爆発や物体の飛来、水漏れ、汚損・破損、盗難などの人災もカバーしてもらうことができます。
いつ、どんなことが起こるかわからない時代ですから、理想的には全ての補償内容をカバーできる形で契約するのが良いのでしょう。
しかしお金のコトを考えるとそうはいきませんよね。
「マイホームの何を」(建物、設備、家財など)「どこまで」補償するかが火災保険の選び方の最大のポイントと言えます。
保険料を安くするためには不要な補償を削る必要がありますが、何を基準に判断したら良いのか?
よく言われるのは「ハザードマップをチェックして、安全そうなら水災の補償を削る」という選択。
また、「マンションの2階以上の階なら水災補償は要らない」とも言われますよね。
とはいえ日本各地でゲリラ豪雨による水害が多発している昨今ですから、「このエリアは絶対に大丈夫」とは言い切れません。
後になって「水災補償もつけておけば良かった」と後悔することがないように、じっくり検討する必要がありそうです。
火災保険の選び方に関して、おそらくたいていの方が迷うことになるであろう問題は「地震保険をつけるかどうか」でしょう。
地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険とセットで加入することになっています。
ですから、地震保険を上乗せするかどうかが選び方の大きなポイントになるんですね。
かつては加入者は1割にも満たなかったそうですが、東日本大震災を経て加入者が急増!
2017年11月現在の加入率は約3割まで上がっているそうです。
火災保険の最大50%の保険金しか受け取ることができないので加入を迷う声もありますが、入っていないと津波の被害も全く補償されません。
よほど資産に余裕がある方でもない限り、加入しておくに越したことはなさそうですね。
ちなみに、火災保険は「長期契約」と「短期契約」から選ぶことができ、長期契約で一括払いをすると10年で18%もの割引を受けられる可能性があります。
(※割引率は保険会社によって違います)
火災保険の選び方としては、こういった割引制度なども利用しつつ妥協のない契約を目指したいですね!
平屋建ての総合情報
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