無垢の床材の表面を守るためにはコーティングが一番?
無垢の床材は手入れが面倒だから、コーティングをする。
それでは床材に無垢を選んだ意味がなさそう。。。
自然な質感を活かしたいなら、コーティングではなくてオイルでのメンテナンスが必要になります。
→ オイルフィニッシュの無垢の床材は自然な仕上がりが超魅力的!
コーティングといっても表面に皮膜を作るだけの話なのです。
無垢の床材は、せっかくの質感を活かすオイル仕上げが一番、メンテナンスもオイルを使う。
確かに最高かとは思うのですが、水に弱いところが難点、加えて年に1回程度オイルを塗り直さなければなりません。
面倒ならば、無垢の床材にウレタン塗装したものを用いるという手もありますが、それでは質感がイマヒトツになってしまう。
ならば、、、と住宅メーカーがすすめるのが「コーティング」。
ウレタン素材よりも天然の無垢の質感を活かすという画期的な技法、料金は4,000~7,000円/平方mとちょっと高め。
しかし、無垢の質感が活かせて数10年間メンテナンスいらずなら、床をコーティングするのはいい手段ではないかと思うのです。
コーティングで用いるのは、ウレタン系やガラス系、シリコン系の素材など。
私が良いなと思ったのは、こちらのガラス系コーティングです。
(出典元:http://sapika.blog10.fc2.com/blog-entry-30.html)
特徴的なのが、【つや消し】であること。
つや消しのものであれば、自然な無垢の質感を損なうこと無く傷を防ぐことができていますね。
とても素敵です。
ウレタン系?はい、ウレタン塗料で仕上げた無垢の床材と変わらなくなってしまいます。
何となく手触りが、無垢材の良さが残ってた様な気がするとの声もありますが、それはコーティングが薄いだけ。
しっかりと数10年間もたそうと思ったら、ウレタン塗装した床材顔負けのコーティング剤を塗り込まなくてはいけなくなる。
無垢の床材ならではの質感など、分厚いコーティング剤で分からなくなってしまいます。
そんなのだったら、ウレタン塗装した無垢の床材でいいのではないか?
そんな風に考える人もいると思いますが、大当たり。
コーティングの料金分、ウレタン塗装の無垢の床材につぎ込めば、2~3ランク上の物が買えてしまうのです。
家中を無垢の床材にしてキッチンやトイレ、洗面所だけコーティングする。
こんな方法もありますが、そんなのだったら床材の仕上げ自体を考えた方がコスト上有利です。
またウレタン塗装もそうですが、コーティングも時間の経過とともにハゲてきます。
劣化したらオイルを塗りなおせばいい、というオイルフィニッシュと大違い。
コーティングした場合は表面を削った上での再コーティングが必要となるのです。
でも、35年とか保証期間が付いているからハゲてきたりはしないんじゃないの?
しかし保証期間中にもかかわらず、コーティングの輝きがなくなったとかの場合、保証してくれるわけではありません。
保証といっても35年間は手入れをしなくても大丈夫でしょう、、、という程度のもの。
劣化した場合、原因は日々の拭き掃除が足らなかったから。
再コーティングしてくれるわけではないのです。
じゃあ、どうするのか?
ウレタン塗装の床材で良いのではないですか、本当に。
無垢の床材を守るためにはコーティングが重要
無垢の床材は非常に傷がつきやしい素材のひとつ。
そんな傷から守るためのコ-ティングは、どんなものをしようすれば解決できるのかご紹介いたします。
さらにオススメのコ-ティング法もご紹介いたします。
異なり繋ぎめのない材料が無垢材の特徴。
そのため、一本の木からとれる割合は非常に低く価値ある素材のひとつです。
しかしながら一本の木であるからこそ、その傷は目立ちます。
つなぎ目でごまかされないからなのかもしれません。
そんな無垢の床材を傷から守る方法があるようです。
いったいどうすれば良いのでしょうか。
貴重な床材である無垢ですが、傷つきやすい性質をカバ-する方法としてコ-ティングや塗装があげられます。
しかしせっかくの質感を損なわないようにする必要があります。
いったいどんなコ-ティングがおすすめなのでしょうか。
無垢の床材は木の質感が非常に顕著に見れますが反面水分を吸収しやすくコ-ヒ-などをこぼすとシミになります。
それを防ぐためには樹脂状のコ-ティングをほどこすわけですが、コ-ティングすることで無垢の床材は樹脂の床材に変わってしまいます。
樹脂をコ-ティングすることで、湿気などの水分を吸収しなくなりますから無垢の床材を殺してしまう結果となります
しかし脱衣場などは日常茶飯事に濡れてしまいますから、コ-ティングをしないとカビが発生する可能性があります。
用途に応じてコ-ティングすることで、臨機応変に対応しましょう。
コ-ティングには、厚みで差をつけることができます。
できるだけ、木の質感を活かしたいのであれば薄くコ-ティングすることで、木の質感は残ります。
反面コ-ティング自体が弱いため、年数を経ると早く剥げ落ちてしまいます。
もしコ-ティングで、無垢の床材の良さが失われるのが嫌であれば、オイル塗装ををおすすめします。
オイルを染み込ませることで、水分が染み込むことをが防げますし、無垢の質感も保てます。
しかしオイルはマメに塗り替えが必要で手間がかかりますから一長一短です。
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