トヨタホーム 保証内容

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※トヨタホームのメンテナンス費用についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
⇒ トヨタホームのメンテナンス費用は？家を持つって甘くない！

 

60年って、一人の人間が還暦を迎える時間。

 

30歳で家を建てるとしたら、その子供の代にも余裕で引き継げる年数です。

 

そんな長い年数を保証しちゃって、本当に大丈夫なんでしょうか！？

 

建築業界全体で保証時間を比較してみると、「最長で30年」というメーカーも多いです。

 

そんな中にあって2倍の「60年保証」を謳うトヨタホームは、それだけ基本性能に自信を持っているということなのでしょう。

 

他にも、セキスイハイムやミサワホーム、ヘーベルハウスなども60年保証ですから、「鉄骨系のメーカーは保証期間が長い」とも解釈できますよね。

 

では、具体的にどんな部分を保証してくれるのか、保証内容をまとめてみました！

• 基礎･･･不同沈下、ひび割れ、欠損の激しいもの
• 構造体･･･傾斜、ひび割れ、腐食、破断、変形、たわみの激しいもの
• 外壁･･･傾斜、ひび割れ、欠損、破断の激しいもの
• 床･･･傾斜、破断、変形、たわみ、振動の激しいもの
• 屋根･･･変形、たわみの激しいもの
• 雨水の侵入防止部分･･･屋内への雨漏り、室内部材の汚損、仕上げ材のはがれ
• 虫害･･･ヤマトシロアリ、またはイエシロアリの発生による蝕害
• 付帯設備･･･製造メーカーや供給業者の基準で認められる不具合

 

ただし、上記の保証内容がタダで60年間保証されるわけではありませんので誤解なきように！

 

トヨタホームの公式サイトで確認するとわかるように、60年保証を受けるためには「延長」を繰り返す必要があります。

 

さらにその「延長」をするためには定期的な点検やメンテナンス工事（有料）を受けなければいけないため、あくまでも条件つきのロング保証ということになりますね。

 

保証内容別に初期保証の期間が決まっていますのでこちらも確認しておきましょう！

• 基礎･･･30年
• 構造体･･･30年
• 外壁･･･20年
• 床･･･20年
• 屋根･･･20年
• 雨水の侵入防止部分･･･15年
• 虫害･･･10年
• 付帯設備･･･10年

※虫害については保証を延長してもマックス30年までしか保証されません。

 

トヨタホームの場合は引き渡し日から2ヵ月、11カ月、23カ月、5年、10年、15年、20年、25年と無料の点検があり、30年目以降は10年ごとに有料点検を受けることになります。

 

30年目からは点検と契約がセットになっていて、契約を更新した年から5年目の点検は無料！

 

無料点検の回数に関しては、業界でもかなり良心的なほうと言えるでしょう。

 

ただ、トヨタホームオーナーさんの話だと、点検の度になんだかんだとメンテナンスが必要になり30年間で1,000万円近い出費になったとか！

 

それなら、最長20～30年保証のローコスト住宅を買って、30年で新築して住み替えるというのもアリかもしれませんね。

 

品質の高い家に手を加えながら長～く住み継いでいくか、それともそこそこの品質の家を安く買って、30年で生活をリセットするか。

 

これ、その人の価値観や生き方が表れるポイントですね。

 

個人的には、子供のランドセルの選び方にも通ずるものがあるなあ･･･と。

 

「高品質で高価、だけどデザインはシンプルで飽きのこないランドセルを買って6年使い続けるか」

 

「はたまた、品質はイマイチだけど奇抜なデザインのランドセルを買って、高学年で飽きたら安いランドセルに買い替えるか」

 

家とランドセルではあまりにも金額が違い過ぎるので単純比較はできないかもしれませんが、本質は一緒かなと。

 

保証内容・期間をどこまで重要視するか、私達の「物」との向き合い方を問われる問題ですね。

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