トヨタホーム 2世帯住宅 価格

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親世帯の声を重視すれば子世帯が不利になり、逆になれば親世帯が不満を爆発させる･･･。

 

なにかとトラブルになりがちな2世帯住宅ですが、トヨタホームはどんなモデルプランを提示しているのでしょうか。

 

結婚している方なら、誰でも一度は「2世帯住宅で同居という暮らし方ってどうなんだろう？」と想像してみたことがあるでしょう。

 

残念ながら私の周りでは「2世帯住宅、失敗だった！」と後悔している人が多いのですが、建て方によっても親世帯との距離感や住み心地は違ってくるでしょう。

 

一口に「2世帯住宅」といっても、建てるメーカーによってコンセプトも価格も違います。

 

私が意識して注目するのは、「このメーカーは“誰目線”で2世帯住宅を建てるのか？」ということ。

 

妻か夫か、どちらの親と同居するかにもよりますが、やはり嫁と姑がお互いに快適に住めることが最優先ですよね。

 

トヨタホームはいろんな意味で“優等生”的なメーカーですから、その辺はわかっていてくれるものと期待します！

 

トヨタホームでは、大きく分けて4つの2世帯住宅モデルを提案しています。

• 全部共用！「くっつき家族」
• 部分的に共用する「ほどよく家族」
• 同じ屋根の下で完全に独立して暮らす「それぞれ家族」
• 建物を分離する「おとなり家族」

まずは、暮らし方のコンセプトにしっくりマッチするネーミングセンスが素晴らしい！

 

でも、これを親と話し合いながら決めるというのはちょっと気マズイようにも思えますが･･･。

 

価格については、公式サイトには明確な記載がありませんが、実際に建てた方の口コミによれば、

 

 

この価格例がトヨタホームで2世帯住宅を建てる場合の一つの目安。

 

これにお風呂を2つ設置すればプラス100万円以上になるでしょうし、鉄骨軸組み工法だと坪単価が5万円ほど上がりますので50坪で250万円アップ！

 

完全分離で、太陽光発電システムも載せて･･･となると、ゆうに3500万円は超えてしまいそうですね。

 

なるほど、トヨタホームで2世帯住宅を建てるには最低でも3000万円は予算がないとキビシイ･･･ということがわかりました。

 

他社でも同じようなものですから、この価格についてはべらぼうに高い！とも言えません。

 

ただ、2世帯住宅の場合は水回り設備の設置数によって金額が数百万円オーダーで変わってしまいますので、あくまでも一つの目安として参考にしてくださいね。

 

では、気になる住み心地はどうなのか？というと、「くっつきタイプ」ではママ（嫁）専用の家事スペース（という名の引きこもり部屋！？）がついているので逃げ場は確保できそう。

 

ですが、「なんで嫁子さんだけ特別な部屋があるのよ！」と、影でキーキー言うお姑さんもいるかもしれませんね･･･。

 

とはいえ、

• 「それぞれ家族」では親世帯の空間に「マルチスペース」を設けて子や孫との交流を促す。
• 「おとなり家族」では中庭を共有してやんわりと生活を分ける。

･･･こういった方法で、親世帯に寂しさや不満が生じないようにやんわりと生活を分けようというトヨタホーム側の優しさ、思いやりが伝わってきます。

 

価格面では特に大きなメリットがないようにも感じますが、「つかず、離れず」の程よい距離感で暮らせる2世帯住宅を叶えるには両世帯に折り合いのつくプランを提示してくれそうなメーカーです。

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