トヨタホーム 増築 費用

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家は、引き渡しを受けた時点で一つの「完成品」。

 

これに手を加えて部屋を増やしたり減らしたりすることは、実はあまり好ましいことではないのです。

 

どうしても必要な場合は、いくつかの条件をクリアしなければなりません。

 

我が家は家族3人なので、マイホームを建てるならコンパクトな平屋で十分。

 

いずれ老いた両親と同居することにでもなったら2階を増築すれば良いか･･･と安易に考えていたのですが、どうやらそんな簡単なことではなさそうですね。

 

トヨタホームで二世帯暮らしをしている友人に「甘い！」と厳しく指摘されてしまいました･･･。

 

2階を上げる、部屋を増やす、間取りを変える。

 

いずれも家の構造部分に関わってくる工事ですから、場合によっては家の耐久性を揺るがすことにもなりかねないのです。

 

建物を広げたことで傾いたり倒れたりしたら、それこそ建て替えが必要になって何千万円もの費用が発生するでしょう。

 

ですから、将来的に増築の可能性がある場合は新築の段階でそれを見越した建て方をしなければいけないんですね。

 

建築基準法が改正されたことで、増築のハードルは上がっているとのこと。（度重なる大地震を受けて、住宅に求められる”強さ”の基準が厳しくなっています。））

 

トヨタホームの場合は軽量鉄骨の「ユニット工法」がメインになりますが、取り除けない壁や柱があったりしますので事前に相談しておくのが賢明です。

 

トヨタホームの増築は、「トヨタホームテクノ」というグループ会社が担っています。

 

実際にどんな増築例があって、費用はどのくらいになるのか？と調べてみたのですが、具体的な事例はほとんど見当たりません。

 

内装のリフォーム事例は多いのですが･･･それだけ、増築というのは難易度の高い工事なのでしょう。

 

「築8年の鉄骨ユニット工法の家の隣に親世帯の2階建てを増築して、渡り廊下でつなげた」

 

という事例が掲載されていましたが、建物を丸ごと新しく一つ建てるわけですから、この場合の費用は新築と同じくらいかかるということですよね。

 

その方は、壁を壊して2つの建物を直接つなげたかったようなんですが、新築の段階で増築ありきの設計になっていなかったためにトヨタホーム側から却下されたのだそうです。

 

このように、増築には様々な制限がつきます。

 

「トヨタホームでは断られてけど、他社ならやってくれるかもしれない。しかも、もっと安い費用で！」

 

･･･そう思われる方がいても不思議ではありませんし、実際に私もそう思いました。

 

しかし、それぞれのハウスメーカーに独自の工法がありますので、家の強度を考えた場合には賢い選択とはいえません。

 

より安い費用で引き受けてくれるメーカーはあるかもしれませんが、他社で増築してしまうとトヨタホームの長期保証が受けられなくなることもありますのでご注意を！

 

ちなみに、トヨタホームテクノでは他社で建てた家のリフォームも手掛けています。

 

工法に関係なく引き受けてくれるということで、顧客の60%は他社で家を建てた方なのだとか。

 

理想的には建てたメーカーで増築するのが一番ですが、そのメーカーが倒産してしまった等の事情がある場合はトヨタホームテクノが頼りになりそうですね。

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