トヨタホーム 無垢フローリング

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見た目にステキなものは、壊れやすかったりお手入れが大変だったりと、「効率性」や「コスパ」の観点から見れば必ずしも優れてはいません。

 

いつでも「効率」を重視して世界を牽引してきたトヨタグループの一社、トヨタホームが無垢フローリングにこだわらない理由も、実はその「コスパ」にあるのかも！？

 

「見た目に重厚感と温かみがある。･･･っていうか、実際に温かいし。合板みたいに、冷やッとしないし！」ということで人気の、無垢フローリング。

 

トヨタホームではどんなメーカーの、どんな樹種の無垢フローリングが人気なのか？と調べてみましたが、オーナーズブックに掲載されている一覧表を見る限りでは完全なる無垢フローリングはありませんでした。

 

つまり、標準仕様として設定されているのは全て「複合フローリング」。

 

強いていえば「自然杢フロア」というのが無垢フローリングっぽい名前ですが、これも複合の一種です。

 

ちなみに、無垢フローリングとは一枚板で作った床材であり、複合フローリングは複数の板を合わせて作ったもの。

 

歩いた時の足裏のクッション性や物を落とした時の音の響き方などが全く違っていて、断然、無垢床のほうが重厚感がありお値段も高くなります。

 

一方、トヨタホームのリフォーム専用サイトでは無垢フローリングについて触れられており、「サクラ、メープル、ウォールナットをメインで扱っています」とのこと。

 

無垢フローリングの中でも傷や熱に強い樹種を選んでいるそうです。

 

それぞれどんな特徴があるのか調べてみましょう！

 

桜

なんといっても、日本人の心！フローリングとしても人気が高い樹種です。

 

ピンク～白の優しい色合いが、お部屋の雰囲気を柔らかくしてくれます。

 

5,000円～6,000円／m2

 

メープル

別名、「カエデ」。

 

桜と同様に、明るく優しい雰囲気が好まれる理由と言えるでしょう。

 

よりナチュラルなインテリア（たとえば北欧チックな）をお好みの方にオススメです。

 

約10,000円／m2

 

ウォールナット

別名、くるみ。

 

深みのあるダークブラウンが特徴的で、桜やメープルと比べるとシックで落ち着いた雰囲気を演出できます。

 

アジアンな家具、クールなインテリアとも相性が良いですよ。

 

10,000円～15,000円／m2

 

標準仕様ではありませんが、オプションで追加費用を払えばトヨタホームでも無垢フローグにすることは可能です。

 

ただ、実際にトヨタホームで家を建てたオーナーさんの声を参考にすると、営業さんから「無垢フローリングはオススメしない」と言われた方がちらほらと。

 

トヨタホームの標準に設定されているフローリングは、無垢ではないものの遜色ないレベルの上質感がありますし、しかも傷や凹み、汚れに強いのだとか。

 

だから、「わざわざ、お手入れが大変な無垢フローリングにしなくても良いのでは？」というわけです。

 

確かに、オーナーズブックを参考にする限りではトヨタホームの標準品のフローリングは耐久性も高くてお手入れもラクそう･･･。

 

実際に、「複合フローリングでもこんなに高級感があります」ってブログで紹介しているオーナーさんもいますし。

 

ちょっとお金をかけて「ホンモノ」にこだわるべきか、はたまた機能性・効率重視で複合フローリングか。

 

迷うポイントではありますが、自分の気持ちの中で少しでも「妥協」という言葉がちらつくのであれば、頑張って無垢フローリングにこだわったほうが良いのではないでしょうか。

 

「自分は本当は無垢フローリングにあこがれていたのに、妥協してこの床材にしたんだ」という後悔は、年数を経るにつれてなぜか強まっていくものですから。

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