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トヨタホームの保証は延長すべき？費用がかかるってホント？

 

 

※トヨタホームの保証内容についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
⇒ トヨタホームは何をどこまで保証してくれる？保証内容を確認！

 

60年もの間、家を守ってもらえる。

 

それだけ聞くと安心感ありますが、そのためには定期的な出費が伴います。

 

安い家が1棟建てられそうなくらいの金額なら、いっそ他のメーカーに寝返るという選択肢も？

 

トヨタホーム＝長期保証というイメージが強いかもしれませんが、基礎や構造体の一般的な初期保証は30年。アトリスプラン・エースの場合、初期保証は40年。

 

出典：トヨタホーム　公式サイト　保証について

 

そこから先は、契約をこまめに更新していかなければ60年保証の対象にはなりません。

 

しかも、30年までの間にも、2ヵ月、11カ月、23カ月、5年、10年、15年、20年、25年と無料の点検があり、指摘されたメンテナンスや補修を受けていないと契約を延長できないんです。

 

なぜ、そこまで点検や補修にこだわるのか？

 

それは、品質を保証するためには定期的な現状確認が必要だから。

 

本当は欠陥があるのに「あと10年、保証します」なんて言ったら、その家に万が一のことがあった場合はメーカー側の責任問題になりますよね。

 

 

では、延長するために必要なメンテナンスや補修はどのくらいの金額になるのでしょうか？

 

トヨタホームの場合、15年目で雨水侵入防止部分の保証が切れますので、20万円くらいの補修費用が発生するようになるのだとか。（コーキングを打ち直したり等）

 

その後、20年目には外壁や屋根の保証が切れて再塗装などが必要になってくるので、一度に250万円をこえる費用が発生することもあるそうです。

 

10～15年のスパンで高額なメンテナンスが必要になり、それをやらないと保証を延長できないので、「30年で約1,000万円かかった」というオーナーさんもいるほど！

 

トヨタホームで60年まで保証を延長するためには、それなりの計画性を持って貯蓄する必要がありますね。

 

子供の教育費だけでも1000万円オーダーでお金がかかるというのに、家にもそんなにお金がかかるなんて。

 

マイホームって、「建てておしまい！あとはローンを返すだけ」ってわけにはいかないんですね。

 

その現実に軽いショックを受ける方も少なくないはずです。

 

「じゃあ、契約を延長しなければいいんじゃないの？外壁の補修とか、別の業者でもっと安くできるでしょ」

 

という声も聞こえてきそうですし、それはごもっともなのですが。

 

確かに費用は安くなりますが、構造や基礎に何か問題が生じた場合が厄介ですよね。

 

トヨタホームが建てた家なのに、建ててくれたトヨタホームに相談できないなんてちょっと悔しく感じます。

 

私だったら、家を建てるとなったらそれなりの覚悟を決めて契約するでしょうし、そのメーカーでいけるところまで保証を更新していきたいです。

 

一方で、「万が一のことを考えたら何もできないでしょ。その時はその時で、どうにかなるんじゃないの？」と楽観的に構えられるのであれば、思い切って契約を延長しないという道もあるでしょう。

 

マイホームの購入は、まさに一生をかけた大きなお買い物。

 

子供を一人育て上げるくらいの覚悟が必要なのかもしれませんね。

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