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賃貸住宅でまさかの立ち退き!?対処法と納得できない場合の流れ

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賃貸住宅で立ち退きを要求された場合、穏便に解決するための対処法をご紹介します。

 

立ち退きを要求されるなんて、ドラマの中の話でしょ・・・と思っていませんか?

 

しかし、あなたが住んでいる賃貸住宅でも、いつそんな話が出るかわかりません。

 

借り物の家に住んでいる限り、そんなリスクがあることを忘れてはいけないのです。

 

だからこそ、実際に立ち退きを要求された場合の対処法を知っておくことが身を守ることにつながります!

 

賃貸住宅は自分の持ち物ではない。

 

頭ではわかっていても、実際に「出て行け!」と言われたら腹が立つものでしょう。

 

どうしても納得できない場合は、どんなアクションを起こせば良いのでしょうか。

 

他人事じゃない!賃貸住宅でもあり得る「立ち退き」

「立ち退き」って、なんだかネガティブな響きのキーワードですよね。

 

「新しいビルを建てるから出て行ってくれ」と立ち退きを要求されて、それに抗って奮闘する古い賃貸住宅の大家さんと入居者・・・。

 

ドラマや映画でありそうな設定ですが、これ、現実でもあり得る話なんですよ。

 

その賃貸住宅を維持していくのが難しくなったから、土地も含めて売りに出すことにした。

 

その物件を、「賃貸」ではなく「分譲」として売り出すことにした。

 

大規模な商業施設を建てる、もしくは道路を拡張する都合で、その土地を売らなければならなくなった。

 

・・・等々、賃貸住宅でも立ち退きを迫られる状況はいくらでも考えられます。

 

賃貸住宅に住む以上は、このような可能性がゼロではないことを念頭に入れておく必要があります。

 

要求には従うしかないの?

自分が家賃を滞納していた、騒音などで近隣に迷惑をかけていたということなら仕方がないと受け入れるしかありませんが・・・。

 

大家さんや管理会社の都合で一方的に立ち退きを要求されるというのは、納得いかない!という方も多いでしょう。

 

他の賃貸住宅に引っ越すにしても、かなりの費用がかかりますし、なにより住み慣れた環境を手放すことに抵抗を感じます。

 

借りているほうは、「ハイ、そうですか。じゃあ期日までに出ていきます」と受け入れるしかないのか?

 

これに関しては、実は借主のほうが立場的には圧倒的に有利!

 

「借地借家法」という法律で守られているのです。

 

これによれば、立ち退きを強いるには「その建物を使えなくなる正当な理由が要る」とのこと。

 

例えば、その賃貸住宅が古くなって建て替えないと使い物にならないとか、貸主がそこに住む必要性が出てきたとか。

 

一戸建ての賃貸住宅だと海外赴任などの都合で貸しに出しているケースも多いので、「貸主が帰ってくるから」というのも理由として挙げられそうです。

 

たとえそのような事情があったとしても、あらかじめ「○ヶ月前には予告する」「立ち退き料を支払う」などの契約が交わされているはずです。

 

まずは入居時の契約書を確認してみましょう。

 

結局はお金で解決するのが穏便ってこと?

住み慣れた土地、親しくなった隣人、通いなれた通勤路・通学路。

 

これらを全て捨てて新しい場所に引っ越しをするというのは、なにかと不安を伴います。

 

しかし、一番ネックになるのは、きっとお金のこと。

 

新しい賃貸住宅の契約に必要な敷金・礼金、引っ越し代、物件を探す交通費・・・等々。

 

これらを全部負担してくれるんだったら立ち退き要求に応じても良いけどね!という方も多いことでしょう。

 

その点については、借主には立ち退き料金を請求する権利があります。

 

「このくらいは必ず支払うこと」という決まりはありませんが、一般的には家賃の6ヶ月分くらいが妥当だと言われています。

 

とはいえ交渉次第ですから、「半年分くらいじゃ納得できない!」というなら1年分くらいまで請求してみましょう。

 

受け入れてもらえるかどうかはその賃貸住宅を管理する大家さん次第ですが・・・。

 

とにかく、相手の誠意を示してもらうためにも「お金で解決する」というのは一つの手段です。

 

その請求にも応じてもらえないということであれば、法律家にご相談を。

 

市町村の窓口で、弁護士による無料法律相談などを開設しているはずです。

 

とにかく、賃貸住宅の立ち退きに関しては立場的には借主が有利なわけですから、納得できないまま泣き寝入りするというのだけは避けたいところですね!

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