賃貸住宅 雨漏りの保証

ホーム ＞ 後悔しない賃貸住宅の選び方 ＞ 賃貸住宅でまさかの雨漏り！家財の保証はどうなってる？

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雨風をしのぐというのが住宅に求められる最低限の機能。

 

それが満足に果たせない賃貸住宅なんて･･･家賃を返せ！と言いたくなりますよね！？

 

別に天井を槍でつついて穴をあけたわけでもないのに、突然、雨漏りが始まった。

 

この状況、賃貸住宅だと判断に困りますよね。

 

持ち家であればとりあえず建てたメーカーの人に来てもらって対処してもらうことになるのでしょうが、賃貸の場合は最初に誰に連絡すれば良いのか？

 

管理会社？大家さん？それとも、勝手に修理業者を呼んでも良いのか？

 

また、修理するにあたって気になるのは費用のこと。

 

万が一大規模な工事が必要になった場合、その工事費用は誰が支払うのでしょうか？

 

雨漏りで被った損害（家具が汚れた場合）はどうなるのか？保証はどうなっているのか･･･。

 

賃貸住宅で雨漏りがあった場合は、まずは管理会社に連絡しましょう。

 

基本的に、管理会社（または大家さん）が費用を負担して補修してくれます。

 

ただし、その雨漏りで被った被害（例：カーテンや絨毯が濡れた、家具や家電が濡れた・壊れた、書類が濡れて破れた･･･等）については別です。

 

その賃貸住宅を借りていた人が、保険（「火災保険」という名前になっています。）に加入していたかどうかが大事なポイント！

 

入居する時に、保険に入るかどうか聞かれませんでしたか？

 

それに入っておくと、雨漏りの時の被害も保証されます。

 

逆に、加入していないと保証されませんので自腹で買い替えるしかないということになりますね。

 

雨漏りは補修してもらって、ひとまず普通に暮らせる状態には戻った。

 

でも･･･雨漏りするような物件に住み続けるのはイヤだ！

 

っていうか賃貸住宅とはいえ欠陥住宅でしょ！？引っ越ししたいからその費用を保証して欲しい！

 

･･･という方も、中にはいらっしゃるでしょう。

 

その場合、その引っ越し費用は管理会社や大家さんに負担してもらえるのでしょうか。

 

これに関しては、残念ながら「してもらえない」という見解が一般的です。

 

その賃貸住宅が、雨漏りがひどすぎて「どうにも住める状態でなくなってしまった」という場合は転居費用も保証されますが･･･。

 

人が住める状態に回復できたのであれば、引っ越しの費用を請求することはできません。

 

しかし、（ケースバイケースですが）礼金や敷金の全額返還には応じてもらえる可能性が高いです。

 

入居者側に落ち度がないにも関わらず賃貸住宅が雨漏りしたのは管理会社側の責任ですからね！

 

そこは「こんな家だとわかっていたら借りなかったのに」と主張してみても良いでしょう。

 

ただ、万が一法的な争いになった場合は、費用がかさむだけで必ず勝てるという保証はありません。

 

事情はどうあれ、管理会社や大家さんと“円満に”話し合って、お互いに歩み寄り、妥協点を探るのが賢い選択と言えるでしょう。

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