デザイナーズ賃貸住宅

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賃貸住宅ってどこも似たり寄ったり。

 

だからこそ、インテリアでオリジナリティを出すのが楽しかったりするわけですが、デザイナーズ賃貸はちょっと違っているようです。

 

賃貸住宅の検索サイトで物件探しをしていると、「デザイナーズ賃貸」というキーワードをよく目にします。

 

「デザイナーズ」という横文字から、まずはオッシャレ～なお家をイメージしますが･･･。

 

具体的には、業界で知名度の高い建築デザイナーが手掛けた物件のことで、間取りや内装に独特なこだわりがあるのが特徴。

 

家というよりは、「作品」と表現したほうがしっくりくるのではないでしょうか。

 

洋服でも、ユニクロやGAPのように万人受けするデザインの服もあれば、パリコレでモデルが身に着けているような奇抜な服もありますよね。

 

「えっ、これ着てどこに行くの？」と突っ込みたくなるようなデザインの服も多いわけですが、デザイナーズの賃貸住宅もそんな感じなのでしょうか？

 

斬新だけど落ち着かない色使いの壁紙とか、オシャレだけど開けにくいドアとか、バスルームのドアが透明なガラス張りとか･･･、そんなんだったらどうしましょう！？

 

私の友人は、一戸建ての賃貸住宅ではありませんが、いわゆる「デザイナーズ」と呼ばれる賃貸マンションに住んでいます。

 

よく遊びに行きますが、前項で挙げたような奇抜さはありません。

 

我が家のようなごくスタンダードな賃貸物件とどこが違うのか？というと、一番わかりやすいのは「ロフトが2か所ある」ということでしょうか。

 

ロフトがある賃貸物件は珍しくありませんが、ダブルロフトというのはちょっと変わっていますよね。

 

他にも、洗面所のボウルが妙にオシャレ（まるでバリのリゾートみたい！）だったり、キッチンの壁紙がレンガ調だったり。

 

マイホームのようなこだわりがあるのがデザイナーズ物件の特徴的です。

 

戸建ての賃貸住宅だと、リビングが吹き抜けになっていたり、ガレージ風の内装になっていたり、テラスがあったり。

 

壁も白、床も白、だけど建具だけがブラック、とか。

 

このように、ちょっとした遊びゴコロが光るところがデザイナーズ物件の面白いところ。

 

確かに、中にはトイレやバスルームがガラス張り･･･なんて物件もありますが、基本的には住み心地に難はありません。

 

殺風景な賃貸住宅よりも、ちょっとクセがあるくらいのデザインがちょうど良い！

 

賃貸とはいえ、やっぱりオシャレな家に住みたい！

 

･･･デザイナーズ賃貸はそんなオシャレ感度の高い人たちに人気のようです。

 

私も若い頃にはそんな憧れを抱いていましたが、デザイナーズ賃貸のデメリットは少々お家賃が高めに設定されていること。

 

2階のない平屋建てでも、同じエリアの普通の賃貸住宅より数万円高い傾向にあるようです。

 

著名なデザイナーが設計したということで、素材やらなにやら、お金がかかっているんでしょうね･･･。

 

ただ、HOMESやSUUMOなどの住宅情報サイトで「デザイナーズ」で条件を絞って検索してみると、リーズナブルな価格で借りられるお宝物件もあります！

 

そのような賃貸住宅は、たいてい「駅から遠い」とか「近くにスーパーやコンビニがない」など、なんらかの弱点があるものですが･･･。

 

おそらくは、借り手がつかないから「それならデザインで勝負！」ということで手をかけているのでしょうね。

 

「そのくらいの不便さはなんのその！とにかく家がオシャレだったらそれで良い！」

 

というデザイン重視派の方も少なからず存在していますから、需要と供給のバランスは取れているものと思われます。

 

便利さを追求するか、はたまたデザイン面でのこだわりを貫く「デザイナーズ」か。

 

さて、どっちにするか。。。

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