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賃貸住宅の退去は何かと面倒?楽しく乗り切るための秘策とは

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賃貸住宅を退去する際に必要なプロセス、頭に入れておきたい注意点についてまとめました。

 

賃貸住宅を退去する際には、その意志を伝えるタイミングや「どこまで原状回復すれば良いのか」という基準について正しく知っておく必要があります。

 

そこを曖昧にしておくと、思わぬ出費が発生する可能性もゼロではありません!

 

今回は、賃貸住宅の退去に関してあらかじめ認識しておきたいポイントをご紹介します。

 

隣人とトラブったから、もう出ていきます!

 

・・・それでは「じゃあ、さよなら」とはいかないのが賃貸住宅の難しいところ。

 

退去するにも、踏むべきプロセスがあります。

 

いきなり「退去します!」はルール違反

新居を購入したから、他に気に入った物件が見つかったから、転勤になってしまったから・・・etc。

 

なんらかの事情で、今住んでいる賃貸住宅を退去する場合。

 

転勤のように突然決まってしまった場合は仕方がないという部分もありますが、大家さん側としてはいきなり「来週、退去します!」と言われても困ってしまいます。

 

いえ、別に出て行くのは勝手なのですが、「退去するから、来週以降は家賃も払いません」と言われてしまうのが困るのです。

 

普通、賃貸住宅は入居する際に退去に関する契約を交わしているはずで、「出ていく1~2ヵ月前に通知する」という取り決めがあるのが一般的。

 

たとえ月の半ばで出て行くとしてもその月の家賃は全額支払わなければならない契約になっている物件が多いでしょう。

 

引っ越しが決まったら、まずは今住んでいる賃貸住宅の契約内容を確認し、金銭的に損のない引っ越し計画を練りましょう。

 

退去時にやるべきこと

賃貸住宅を退去することが決まったら、やるべきことはてんこ盛りです!

  • 賃貸住宅の管理会社への連絡
  • 電気、ガス、水道会社への連絡
  • インターネットのプロバイダーへの連絡
  • NTTへの連絡(固定電話のお引越し手続き)
  • 転出/転入届の手続き
  • 各種住所変更
  • 断捨離
  • 不要品を処分する手続き(粗大ごみを捨てる場合は市町村への連絡が必要)
  • 荷造り
  • 掃除

子供がいるご家庭であれば、転校の手続きが必要になる場合もありますよね。

 

車があるなら、車検証や車庫証明の手続きも発生するでしょう。

 

私も何度か引っ越し(賃貸住宅の退去)を経験していますが、毎回発生する事務的な手続きは本当に面倒くさい・・・。

 

あっちこっちに電話するだけでも手間ですが、つながらずに待たされたりすることもあるので精神的にもドッと疲れますよね。

 

そんな時は、断捨離がオススメです!

 

退去するタイミングでもなければ、なかなかクローゼットやタンスの中身を全部出すことはないですからね。

 

何年も使っていない物、要らないのにしまってあった物を掘り起こして整理する良いチャンス!

 

不要な物をごっそり捨てると荷物も少なくなりますし、なにより達成感がある!

 

退去手続きのストレス解消にオススメです。

 

知っておきたい“お金”のコト

今さら言うまでもないことですが、賃貸住宅は「借り物」です。

 

退去するということは、借りていた物を持ち主に返すということですから、できる限り元通りの状態にするのが理想的。

 

ですが、実際は経年劣化で壁や床が変色してしまったり、フローリングのワックスが剥がれていたり、ドアの建て付けが悪くなってしまったり・・・。

 

これらすべてを自費で元に戻すとなると、かなりの費用がかかりますよね。

 

ご安心ください。

 

賃貸住宅の場合、経年劣化による損耗については、貸したほうが負担することになっています。(法律で決まっています。)

 

よほどのこと(例:わざと壁に穴を開けた、洗面のボウルに固い物を打ち付けてヒビを入れた等)でない限り、大丈夫。

 

普通に生活している範囲内では、退去の際に多額の原状回復費用を請求されることはありません。

 

私も、以前の賃貸住宅を退去する時は、

  • 「蛍光灯のカバーが落下して割れた」
  • 「新聞配達の人が力を入れ過ぎて新聞をねじ込んだために玄関のポストが壊れた」
  • 「フローリングのワックスが剥げた」
  • 「フローリングに傷や凹みがついている」

・・・等々、不安な要素は色々ありました。

 

しかし、退去の時に実際にお金を請求されたのは「洗濯の蛇口に付いていた金具をなくした」という点のみ。

 

入居する際に支払う敷金も、よほどのことがない限り戻ってきます。(差し引かれた分について不明な点があれば、その内訳を確認しましょう。)

 

このように、賃貸住宅の退去に際しては「自分はどこまで責任を負うべきなのか」を正しく知っておくことが大事。

 

損をしないためにも、不明な点は遠慮せずに管理会社に確認したほうが良いですよ!

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