県民共済住宅 アイシネン

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「夏暑く、冬は寒い家」もあれば、「夏涼しく、冬は暖かい」という家もあります。

 

その違いはどこに起因しているのか？

 

一つ、重要な要素として挙げられるのが「断熱材」です。

 

「建築の世界のことはよく知らない」という方でも、断熱材の性能が「住み心地」を大きく左右する要素であることはご存知でしょう。

 

もちろん、県民共済住宅での家づくりにおいても断熱材の選択は非常に大切なポイントです。

 

様々な種類がありますが、ここで注目したいのは「アイシネン」という断熱材。

 

断熱材と言うと「壁の中に“綿”みたいな物を人の手で入れ込む」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、アイシネンは液体の発砲素材をスプレーで吹きつけるタイプの断熱材です。

 

カナダのアイシネン社が開発した画期的な方法で、

• 「水」
• 「イソシアネート」
• 「レジン」

の3種類の液体を混合して使用します。

 

上記の材料を混合することによって体積は100倍にまでも膨れ上がり、モコモコした綿あめのような発泡体が生じるわけです。（この技術は「水発砲」と呼ばれています。）

 

経年劣化がなく、生成した時の状態を半永久的にキープできるという点が最大の強み。（気圧変化によって、多少の収縮・膨張はあります。）

 

「いつの間にかへたれてしまった」「だんだんガスが抜けてきた」というデメリットがありません。

 

また、家の構造体にしっかり付着していますので、万が一の地震でも剥がれ落ちてしまうというリスクがないのです。

 

しかも、（気泡による）透湿機能を備えつつも、水蒸気を吸着することはないのだとか。

 

ですから、「壁の内部が結露してカビだらけ」なんてことも起こらないのです。

 

さてこのアイシネン、県民共済住宅でも使われています。

 

ただし、オプション。

 

つまり、標準仕様ではなく「追加料金を払えばアイシネンに変更できますよ」ということですね。

 

それだけでも「そうか！アイシネンってスゴイ断熱材なんだな」と、その実力をうかがい知ることができますよね。

 

気になる費用は、実際に建てた方の書き込みなどを参考にするとだいたい80万円くらいになるようです。

 

「約100万円の出費か･･･。痛いな。」と思われる方も多いかもしれませんが、気密性・断熱性・防音性を単一で実現できる建材はなかなかありませんよ。

 

健康被害などを心配される声もよく聞きますが、少なくとも県民共済住宅に関しては、「室内空気に悪影響があった」という内容の口コミは見当たりません。

 

アイシネンは

• 結露することもなく、
• 耐久性も高い、
• 地震にも強い！

ということですから、コストパフォーマンスの面ではかなり優秀な建材と言えるでしょう。

 

プラス100万円近い追加料金がかかっても、「県民共済住宅で建てるなら断熱材はアイシネンを！」と希望される方も増えているというのも納得できます。

 

実際にアイシネンを採用した方の間でも、

• 「温かい」
• 「音が静か」
• 「エアコンの効きが良い」

と好評価を得ているようです。

 

私は今賃貸住宅に住んでいるのですが、夏の暑さと冬の寒さと言ったら･･･もう、ヒドイものです。

 

壁や天井、床下の断熱材次第で、エアコンの効率は全く違ってきますからね。

 

せっかくマイホームを持つなら、少しくらい予算を超えたとしても絶対に賃貸を超える快適性を実現できる家を建てたいですね！

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