県民共済住宅 エコキュート

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よく耳にするけれど、イマイチ意味がわからない「エコキュート」。

 

一体、何がエコなの？

 

初期投資はどのくらいかかるの？

 

最近は、賃貸のアパマンでもエコキュートを搭載した物件が増えています。

 

県民共済住宅でもオプションで対応してもらうことができ、導入を検討される方が多いようです。

 

その名前のニュアンスから、なんとなく「エコな設備なんだろうな」というイメージは持っていても具体的にどんなシステムになっているのかは知らない･･･という方も多いのではないでしょうか。

 

エコキュートは、大気中の熱を集めてお湯を沸かすシステムです。

 

まずはファンで外気を集め、「空気熱交換器」を通して熱をCO2に吸収させ、さらにその気体を圧縮することによって高温状態を作り出します。

 

最終的にはその熱によってお湯を沸かす！という構造になっているのです。

 

みなさんも、おそらく化学の授業で習っていると思いますが、空気には「圧縮すると温度が上がり、膨張させると温度が下がる」という性質があり、エコキュートはそれを応用しているということになります。

 

何がエコなのか？というと、フロンを使わず「CO2を使っている」という点。

 

理論上では空気のCO2を減らすことになり、「地球温暖化に貢献している設備だ！」と捉えられるわけです。

 

電気でお湯を沸かす場合に比べて電力消費量は約1/3になるというデータもあり、お財布にも優しい設備なんですよ。（電気料金の安い夜間にお湯を作って溜めておく、というのが電気代の節約テクニックです！）

 

県民共済住宅の場合、エコキュートはオプション品という扱いになるので、追加料金が発生します。

 

タンク容量が

• 370L

と

• 460L

の2種類から選ぶことができ、どちらを選ぶかによっても金額が違ってきます。

 

まずは370Lのほうですが、こちらはコロナの製品（CHP-DH3728A）が使われており、スイッチを入れるだけでお湯はり・保温・足し湯を自動でやってくれるフルオートタイプ。

 

スタイリッシュで無駄のない薄型の形状も人気の秘密です。

 

460Lのほうは、Panasonic社製。

 

こちらもフルオートで、なんと人の出入りを検知してお湯を温め直してくれる機能もついているそうですよ。（エコナビという機能です。）

 

ちなみに、

• 370Lは3～5人、
• 460Lは4～7人

に対応した容量だそうですから、ご家族の人数に合わせて容量を検討しましょう。

 

気になる費用ですが、コロナのほうは定価75万円が約36万円！

 

Panasonicのほうは約86万円→41万円ですから、県民共済住宅なら定価のほぼ半額で導入できるということですね。

 

県民共済住宅でエコキュートを導入される方は、Panasonicの460Lタイプを選ぶケースが多いようです。

• 「今は夫婦2人だけど、いずれ子供が生まれるかもしれないから」
• 「将来的に親と同居する可能性があるから」

といった理由で、あらかじめ容量の大きいタイプを選んでいるんですね。

 

みなさん、夜間の電力が安い時間帯を活用してかなりの光熱費削減を成功させているようですよ。

 

ただ、上記のようにエコキュートは初期投資がかかりますし、メンテナンスにもお金がかかります。

 

（しかも、メンテをサボると故障してお湯が作れなくなります！）

 

長期的に考えてみると、この選択が本当に正解だったのかどうかは何とも言えない･･･という方もいらっしゃいますね。

 

「全てを電気に頼った生活にするのが怖いから」ということで、エコキュートではな標準仕様のエコジョーズ（少ないガス量で効率的にお湯を沸かせる設備です。）を選ぶ方も多いです。

 

ただ、他のメーカーで同じようにオプションで導入すれば確実に50万円は超えてきますので、「破格でエコキュートを導入できる」というメリットがあるのは間違いありません。

 

もっとも、中には「安いからオプションであれこれつけ過ぎてしまって、トータル価格は他のメーカーで建てるのを同じくらいになってしまった」なんて方もいますけどね･･･。

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