スマートハウス 補助金

MENU

スマートハウスでもらえる補助金は?自治体の情報をチェック

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

エネルギーを自給自足し、賢く利用することで省エネにつなげていこう!

 

そんな発想から生まれたスマートハウスが注目を集める昨今。

 

数百万円オーダーの費用がかかりますが、国や自治体から補助金が出ますのでお見逃しなく!

 

ここでは、スマートハウスの補助金について具体的な金額を含めてご紹介します。

 

普通の家を新築する時にはもらえないのに、スマートハウスだとなぜ補助金が出るのでしょうか?

 

まずはその理由を知っておきましょう。

 

省エネ住宅で補助金がもらえる理由とは?

「スマートハウスは高い!」というイメージをお持ちの方は多いことでしょう。

 

確かに、普通の住宅にはない特別な設備を搭載している分だけお値段は高くなるのですが、補助金がもらえるという特典もありますので意外とハードルが低いのです。

 

なぜ、スマートハウスには補助金が出るのか?

 

その理由は、簡単に言うと「節電につながる家だから」。

 

東日本大震災以降、電力の確保が深刻・長期的な課題となってきた日本では、一般家庭での電力利用量をいかにして押さえていくかがポイントになると言われているのです。

 

「商業施設や工場に比べたら、一般家庭の電力使用量なんて微々たるものでは?」と思われるかもしれませんが、夏の冷房による電力使用量を甘く見てはいけませんよ!

 

そのような背景もあって、国や自治体は、省エネにつながるスマートハウスの普及に望みをかけ、補助金を出しているんですね。

 

具体的にどのくらい補助してもらえるの?

スマートハウスの要とも言えるのが、「HEMS」と呼ばれるシステム。

 

正式にはHome Energy Management systemというもので、家庭でのエネルギー使用量を管理するためのシステムです。

 

家の中で電気やガスをどれだけ使ったのかを把握し、家電の稼働をコントロールすることによって無駄なエネルギー消費をカットすることができます。

 

この設備だけでも数十万円のコストがかかりますし、そこに太陽光発電や家庭用蓄電池を含めるとトータルで数百万円・・・。

 

結構な金額ですから、やはり補助金が出るのはありがたいですね。

 

ではその補助金がいくらもらえるのか?

 

2015年現在はすでに終了していますが、2014年度までは国から補助金が出ていました。

 

一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)という機関から、太陽光発電設置で1kWあたり30,000円~、蓄電池に上限100万円、HEMS導入に10万円の補助金が設定されていたようです。(経済産業省のHPにその履歴が残っています)

 

「えっ、今はもらえないの!?」と落胆したみなさん。

 

大丈夫、国からの補助金は終了していますが、お住まいの自治体で助成金を設定しているところもあります。

 

県や市の公式HPや市報をチェックしてみてください!

 

省エネは、本当にエコなのか?

スマートハウスは、太陽光やガスを元にエネルギー(電気)を作り、家庭用蓄電池でそのエネルギーを蓄え、HEMSでエネルギーの管理・省エネができるという、とっても賢い家です。

 

原理上は、「確かにエコだな」「これからの時代に必要なシステムだな」と思うのですが、数百万円の投資をするだけの価値があるのかどうかはよく吟味する必要がありますよ。

 

私の知人でも、平屋のスマートハウスを新築した人が何人かいますが、正直言って「そこまでエネルギー利用量に神経質になるほどの家庭なのか!?」と疑問を抱いてしまうライフスタイルです。

 

夫婦二人暮らし、おまけに日中は二人とも仕事で、6時台に出かけて帰宅するのは21時過ぎ。

 

奥さんは冷房が苦手なので夏でも扇風機オンリーで過ごしているそうですし、傍から見れば「もともとがエコな生活だよね!?」という印象です。

 

確かに「電気代は安くなった!」と言っていましたが、元々そんなに高くなかったのでは・・・。

 

ちなみに、私が住んでいる街では、スマートハウス建築に際して次のような補助金が受給できます。

 

・太陽光発電システム 40,000円
・家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム) 100,000円
・家庭用ガスエンジン式コージェネレーションシステム(エコウィル) 50,000円
・家庭用蓄電池 蓄電容量1kMhあたり20,000円
・HEMS 10,000円

 

思ったより、もらえる額が大きいんですね!

 

とはいえ、トータルで数百万円オーダーになるのは間違いありません。

 

「家の中でのエネルギーの動きを把握できるようになる」という点は面白いと思いますが、自分たちの生活にその機能が本当に必要なのかどうかはじっくりと見極めたいところです。

 

最近はどこのハウスメーカーでも、新築と言えばスマートハウスを勧めてくるようですが、「そのシステムを使ってどこまで得することができるのか」について時間をかけて試算してみる必要がありそうです。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

平屋建ての総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

パナソニックのスマートハウス。価格目安と特徴をリサーチ!
トヨタホームのスマートハウスの価格と特徴を徹底調査!
アイフルホームのスマートハウスは「安い」だけじゃない!
スマートハウスでエアコンの電力消費量を大幅カット!?
エネファームを搭載したスマートハウスの省エネ効果は?
スマートハウスで売電収入!年間の収入額はどのくらい?
スマートハウスの坪単価は?メーカーごとの数字を比較!
積水ハウスのスマートハウスはなぜ高い?その理由を教えて!
住友林業のスマートハウス「Green Smart」の価格
スマートハウスで車も充電!その省エネ効果と初期費用は?
スマートハウスが個人や地球に及ぼす効果を徹底検証
スマートハウスで光熱費はどこまで安くなる?驚きの結果!
スマートハウスの欠点とは?住んでいる人の声を聞いてみた!
スマートハウスに生かされている、京セラの太陽光発電技術
スマートハウスなら停電しても大丈夫って本当?その理由とは
賃貸物件もスマートハウスが主流に!?家賃とメリットは?
注文住宅でスマートハウスを!メリットとオススメメーカー
スマートハウスで使われている蓄電池の価格相場は?
東京でスマートハウスの見学をするなら?オススメ3選
横浜でスマートハウスを見学!見どころをチェックしておこう
音声認識ができる、一歩進んだスマートハウスに注目!
一条工務店のスマートハウス「i-smart」の特徴と価格は?
タマホームでスマートハウスを建てるなら?注意点はココ!
セキスイハイムのスマートハウスは発電量が違う!価格と特徴
スマートフォンで、スマートハウスはどこまで操作できるの?
オール電化のスマートハウスに注目!初期費用とメリットは?
憧れのスマートハウス、低価格ってどのくらい?
野村不動産のスマートハウスはやっぱり高い!?お値段と特徴
スマートハウスでテレビが存在感を取り戻す!?
スマートハウスのハウスメーカー選び!決め手は何?
ヘーベルハウスのスマートハウス。コンセプトは「ZEH」!
ホンダがスマートハウスを作っちゃった!注目すべき技術とは
富士通が、スマートハウスを使って新しい技術を開発!
三井ホームのスマートハウスは自然と一体化した家
スマートハウスの見積もりは何社から?比較ポイントはどこ?
スマートハウスに間取りの自由はある?トレンドをチェック!
ミサワホームで平屋のスマートハウスを!その魅力とは?
三菱電機のスマートハウス用HEMSシステム。その特徴は?
スマートハウスはメンテナンスが命!耐用年数を伸ばすために
スマートハウスは免震が常識!?大地震から家を守るために
スマートハウスのモニター募集を見逃すな!そのお得感とは?
ヤマダ電機が手がけるスマートハウスの価格と魅力は?
スマートハウスは床暖房が常識!?その仕組みや費用は?
リフォームでスマートハウスに大変身!価格はどのくらい?
ローコスト住宅でスマートハウス。安さの理由が知りたい!
ガレージつきのスマートハウスってどう?その費用と特徴
スマートハウス購入で発生する税金は?減免制度も要チェック
ビックカメラもスマートハウスを?あのメーカーとタッグを!
スマートハウスの勉強会にGo!後悔しない家作りのために。
スマートハウスの防災対策は?停電や倒壊のリスクに備える!
スマートハウスは防犯機能も高い!自分で自分を守れる家作り
プリウス&スマートハウスで、急な停電も怖くない!
スマートハウスを建てるなら3階建て?平屋と比べてどう?