スマートハウス 坪単価

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家を建てる際、予算を組むための参考になるのが「坪単価」。

 

スマートハウスのシステムを搭載することで、その金額はどこまで高くなるのでしょうか。

 

スマートハウスには、普通の家にはないような高度な機能が付加されていますので、当然のことながら坪単価も高くなります。

 

高度な機能とは、いかなるものか？

 

簡単に言うと、エネルギー（電気やガス）をどこに・どれだけ使ったかがわかるように「見える化」してくれたり、無駄を省いて光熱費を節約してくれたり。

 

太陽光発電で電気を自給自足できる＆省エネでCO2排出量を削減できるという点も、時代のニーズを良く反映した機能と言えますよね。

 

これらのシステムは、メーカーやプラン内容にもよりますが数百万円オーダーの費用が発生しますので、単純に坪数で割ると数十万円分高くなることが予想されます。

 

私の知人でも、何人か、平屋のスマートハウスを建てた人がいます。

 

「家族構成に合わせて考えると、別に2階は必要ないよね？」

 

「見た目のゴージャスさにこだわるよりも、無理なく快適に暮らせたほうが良いでしょう」

 

「それでもって、エコな機能がついていたらもっと良いでしょう！！」

 

そんな、時代の声を体現したかのような家づくりを実現しているわけですね。

 

気になる坪単価ですが、一条工務店の場合i-smartだと延床面積約40坪で70万円くらいだったそうです。

 

パナホームのエルソラーナも似たような感じ。

 

積水ハウスのG-SMARTは63万円くらいです。

 

どこまでオプションをつけるかによって坪単価は大きく変わってきますが、発電＆蓄電ができて、しかもオール電化でこの金額･･･というのは、「思ったよりも安い！」と言ってしまって良いのではないでしょうか。

 

他のハウスメーカーのスマートハウスについても相場価格を調べてみましたが、住友林業が約90万円、アイフルホームが50万円台･･･と、坪単価はピンキリのようです。

 

ただ、よく言われていることですが、あまり坪単価は当てにならない数字という考え方もあります。

 

第一、ハウスメーカー各社の公式HPを見てみても、商品ラインナップのページに「坪単価は○万円です」なんて記載はありませんよね？

 

その数字に単純に面積（坪数）を乗ずるだけで総額の目処をつけられるほど便利なものであれば、メーカーももっと大々的に公表するはずです。

 

どんな設備をつけるか、どんな部材を選ぶか、どんな間取りにするか、設備のグレードはどうするか。

 

注文住宅の場合、これらは、住む人のライフスタイルや価値観によってまちまちです。

 

ですから、「総額を面積で割った値」＝坪単価が一般的な価格の目安にできるのか？といえば、一概にそうとは言えないということ。

 

確かに、一つの目安にはなりますが、それだけを信じてしまうのは危険！ということですね。

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