注文住宅 新築 間取り 変更

トップページ ＞ おすすめ新築注文住宅の間取りはコレだ！ ＞ 新築の注文住宅ならば後の変更をにらんだ間取りにすべし

 

老後の夫婦二人だけの平屋、このように限定して始めから間取りを考え、新築・注文住宅で建てる場合ならば何も問題はありません。

 

しかし、家族で住むことが前提だった間取りを、老後のため変更するとなると大きなお金がかかります。

 

ならば新築する段階で、後々の変更を頭に入れた間取りにしてしまうといいのかもしれません。

 

注文住宅だけに間取りは自在とはいえ、将来的なことを見据えた間取りを考えることはできるのでしょうか？

 

例えば高級輸入住宅で知られるスウェーデンハウスには「サキタテ」という商品があります。

 

これは家族構成やライフスタイルに合わせて、自在に間取りを変更していくことを前提にした、新婚夫婦向きの注文住宅。

 

始めは、ほぼワンフロアの間取りなのですが、子どもの成長につれ間取りを変更、クローゼットを個室化したり、、、といった具合。

 

「ローンもまだ終わらないのに、リフォームで更に費用をかけるの？」とか色々な意見は出てきそうですが面白い試みです。

 

間取り変更を前提にした商品って、あんまり見かけませんから。

 

さて、新築・注文住宅ならばサキタテを選ばずとも、将来的な間取り変更を意識した住宅を建てることができます。

 

その場合、お金のかかる大工事になりそうなものを避けることが必要です。

 

それは「耐力壁の移動」と「排水管や電気配線の移動」になります。

 

耐力壁とは住居の強度を保つために重要な役割を担っている壁のこと。

 

これを撤去したり移動したりするには、改めて構造計算が必要になり、場合に応じて補強工事も必要になります。

 

これでは間取り変更に費用がかかってしょうがありません。

 

ですから新築の段階で間取り変更を頭に入れるならば、耐力壁がなるべくない構造を考える必要があります。

 

四方の壁と柱だけで住宅が支えられる構造、、、重量鉄骨がいいのではないか？そんなところから検討しなくてはなりません。

 

次に排水管や電気配線は基本的に動かせないと考えるべきでしょう。

 

ですからキッチンや洗濯など水を使う家事に関しては、特に最適化された生活動線の計画が必要になるのです。

 

住宅を所有しないライフスタイル、、、これが一般的な国や地域はたくさんあります。

 

年齢に応じて生活スタイルがかわるのだから、それにふさわしい物件を借りるのが当たり前、そんな考え方です。

 

ですから将来的な間取り変更を頭に入れた上で、新築・注文住宅を建てるというのは非常に合理的なことかもしれません。

 

これらのことからも、あまり凝った造りにしてしまうのもいかがなものか？ということになりそうですね。

スポンサーリンク