注文住宅 新築 間取り 南玄関

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家相の考えでは、玄関が家の中心から見て南や東にあるのが吉、南東にあるのが大吉とされています。

 

本当はこれに加えて、家の主人の生まれ星を加味したりするのですが今回は割愛、南玄関は、家相で考えるとよい間取りなのです。

 

しかし、実際にはどうでしょうか？

 

日中陽が当たることが期待できる南側に、本来なら何を持ってくるべきか？持ってきたいのはLDなどの居住スペース。

 

長い時間家族がすごす部屋にした方が良さそう、新築・注文住宅で間取りが自由になるならこだわりたいところです。

 

加えて南玄関、玄関も明るいに越したことはありませんし、家相的にも吉ならば何の問題もなさそうです。

 

しかし、今回考えているのは、部屋数に制限がある平屋の注文住宅、２階建ての家より効率的な間取りを考えなくてはなりません。

 

ならば、貴重な南のスペースに玄関を持ってくることは避けるべきではないでしょうか。

 

どうせ、長時間過ごすことはないのです。

 

玄関など日当たりが悪くても、何の問題もないのですから。

 

ならば南玄関を避けて、その分リビングに割く、、、これも実は問題なのです。

 

南玄関ということは南側に道路が通っているということ。

 

居住スペースが道路に向いているということですから、道行く人に部屋をのぞかれている気分になってしまいます。

 

リビングでくつろいでお茶を飲んでいたら、近所の人としょっちゅう目が合う、、、これはいただけない間取りです。

 

そこで、南玄関にすることでプライバシーを確保するという考え方もできるのです。

 

加えて、庭やガレージも南側に持ってくる間取りにすることによって、居住スペースを道路から離してやればよいでしょう。

 

それでは、南側の日当たりが良い場所を玄関につぶされるというのは、もったいないと考えてしまうかもしれません。

 

しかし、南のリビングは思っているほど快適なものではありません。

 

日当たりが良いということは暑いということ、夏場は決して快適ではないのです。

 

南のリビングが暑くもなく寒くもなく、快適というのは春と秋のわずかな期間に限られます。

 

日当たりが悪いよりはいいに決まっているのですが、家の間取りを考える場合に、それを一番の条件にするほどでもないのです。

 

ならば南玄関でもいいではないか？南向きにこだわり過ぎた間取りは、あまりいいことがないような気がします。

 

それで間取りが制限されてしまうようならなおさらです。

 

玄関でつぶしておくぐらいが適当なのかもしれません。

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