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新築・注文住宅で間取りを考える場合に、最優先すべきなのは家事動線。

 

洗濯物をどこに干すか、間取りにあらかじめ組み込むべきです。

 

これも新築・注文住宅だからできること、洗濯物を優先する間取り。

 

ちょっと夢はありませんが。

 

新築・注文住宅で間取りを考えているときに、なぜか優先しがちなのが非日常的なことです。

 

例えば、親戚が泊まりに来たらどうしよう、天気のいい日はバーベキュー、夏場はプールを設置して、、、。

 

なぜでしょうか？特にバーベキュー、バルコニーを考えると必ず話題に出てくるのがバーベキュー。

 

日本人はいつからそんなにバーベキュー好きになったのでしょうか？

 

それもこれも、あちこちにバルコニーを設けたがるへーベルハウスが悪いんじゃないか、と思ってしまいます。

 

それより間取りを考える場合に重要視すべきなのは、日常のこと。

 

毎日お母さんがやっている家事の負担をどれだけ軽くできるか？これを優先した間取りを考えるべきなのです。

 

例えば洗濯、ファミリー用の洗濯機の容量は10kg、夫婦２人だけで使うとしても６～８kgの容量のものを使うでしょう。

 

洗濯物がぬれた状態だと、脱水はされているといえ相当な重量になってしまいます。

 

洗濯機は１階、洗濯物を干すのは２階、、、ちょっとあり得ない間取りです。

 

ならば、洗濯スペースをあらかじめ造ってしまうというのはどうでしょうか？

 

脱衣場、洗濯機、洗濯物干しまでを非常に近い距離に配置し出間取りです。

 

例えば、冬場は天候が悪い日が続く日本海側の家屋ならば、洗濯物を干すサンルームを間取りに加えることはめずらしくありません。

 

最近ではスギの花粉やPM2.5の影響で、おちおち外で洗濯物を干していることも難しくなりました。

 

ならば、洗濯物干しスペースを脱衣場のそばの間取りにしてしまいましょう。

 

家族の笑顔がそろい、大型犬が走り回り、おいしそうな肉が焼けるバーベキュー、それに対して洗濯物干しスペース。

 

新築・注文住宅ならばそんな絵柄を創造したくなるものです。

 

まあ、後者のなんと夢のないことか、楽しくないことか。

 

しかし注文住宅で新築するのが、子どもたちが独立して以降の平屋と考えるならば、洗濯物を優先するのが当然となります。

 

住宅を建てた後に洗濯物を干すスペースとしてサンルームをつくるというのも可能ですが、どうせならばローンに組み込んだ方が楽。

 

そうなると、あらかじめ間取りを考える段階から、洗濯物を干すスペースは織り込んでいくべきでしょう。

 

日照時間が見込める地域ならば、サンルームとまでいかなくてもウッドデッキなどで洗濯物を干すスペースを確保する。

 

毎日やることですから慣れるといえば慣れるのですが、手間はかからない方が良いに決まっているのです。

 

家事動線、間取りを考える上で最優先にすべき事項ですね。

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