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注文住宅・新築となると、間取りが自由なのをいいことに書斎を欲しがる、これが男性側によくあるパターン。

 

女性がキッチンにこだわりを見せるのと好対照となっています。

 

書斎でイメージするのは、写真で見たような作家のものでしょうか？四方を本棚で囲まれたカッコいいものでしょうか？

 

それとも趣味に没頭できるような、個室を指すのでしょうか？

 

しかし、いくら注文住宅・新築といっても平屋建てですから、床面積が限られてきます。

 

そうなると、一部屋丸々書斎という間取りは非常に難しい。

 

では、どのような形でなら書斎を実現できるのでしょうか？

 

例えば、面積が足りないならばロフトを利用するという考え方があります。

 

固定資産税は床面積×税率で計算しますが、これは天井の高さが1.4mを超えた場合、この場合はロフトではなく２階。

 

平屋建ての新築・注文住宅ではなく、２階建ての住居と見なされ床面積に加算、固定資産税もかかってきます。

 

しかし、ロフトならば固定資産税の対象外ですから大丈夫、ロフトの面積にも制限があり階下の床面積の１／２までになります。

 

これならば、移動の際には中腰にならなくてはいけませんが、非常に広い書斎スペースを確保することが可能。

 

ぎっしり本棚に囲まれた、作家の様なスペースも夢ではありません。

 

こんなロフトを利用した間取りも新築・注文住宅でしか実現できませんね。

 

しかし、ロフトに用いることができるのは移動や折り畳みができるハシゴのみと決められています。

 

常設の階段をつくってしまうと、ロフトではなくて２階とみなす、この様に建築基準法上定められているからです。

 

加齢を考えるとロフトへの上がり降りに不安が生じますが、、、それは常設の階段でも同じことですね。

 

他のアイデアだとミサワホームが得意にしている「蔵のある家」が参考になります。

 

住居スペースの一部をステップフロア化して高くしてやり、その階下のスぺースを書斎化しましょう。

 

もちろん、建築基準法上では収納となっていますのでロフト同様天井高に制限があります。

 

その代わり、外と直結できるので趣味の自転車やバイクなどを収納兼整備する、ちょっとしたガレージとして使えるのです。

 

これも新築・注文住宅でしか実現できない、実に贅沢な間取り。

 

しかし、居住部に段差ができてしまい危険性が増すというデメリットは大きいものがありますが、、、。

 

以上、新築・注文住宅ならではの書斎スペースのアイデア。

 

ご主人が飽きてしまったらどうしよう？そんな場合は本来の使い方、収納に戻せばいいだけなのです。

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