注文住宅 新築 南向き 間取り

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私が両親と住んでいた実家では、古い建物だったために換気が悪く、いつも結露している状態でした。

 

 

カビが生えるわ、気持悪いわで、最悪でした。

 

そんな経験から日当たりが良くて、風通しのよい間取りの住まいをどうしても探してしまいます。

 

まあ日当たりや風通しだけが原因ではないと思うのですが・・・

 

注文住宅に関わらず、南向きの間取りは、とても気持がよいものです。

 

家が明るくて、観葉植物もよく育ちます。

 

南向きの間取りに何年か住んでみて思うことは、メリットがあればデメリットもあるということ。

 

具体的にどんなメリットとデメリットがあるのか、みてみたいと思います。

 

すこし前に読んだ住宅情報誌で、日本人は特に南向きの間取りの住まいを好むという統計が出ていました。

 

不動産のチラシでも、南向き角地という点を大きく宣伝しています。

 

今のマンションは南向きですが、非常に気持がいいです。

 

 

以前、私は西向きの家に住んでいましたが、夏場の西日が非常に暑いです。

 

冗談ではなく、茹でダコ状態です。

 

水槽の水もあっと言う間にぬるま湯になってしまいました。

 

「南向きだって夏は暑いでしょ！」なんて意見もありますが、日が高くなった時は直射日光が入ってこないので、昼間はそうでもないです。

 

朝の時間帯が暑いぐらいで、ピークは８時から１１時の３時間程度です。

 

自宅の軒を長く設計しておいたり、庇を設けるとリビングが影になりますので、更に涼しく過ごせますね。

 

南向きの家を購入するデメリットは、新築であれば皆無だと私は思います。

 

日当たりの良い土地を探す場合、人気の土地であれば割高になってしまうと思いますが、家自体を南向きに建てる際は建築費用は変わりませんからね。

 

新築ではなく、南向きの中古物件を購入する場合は、価格が高くなります。

 

逆に西向きの家や東向きの家で、明るさや風通しを上手にカバ－できれば、安く住まいを手に入れられるでしょう。

 

中古で家を探す場合、南向きの住まいは希少ですから、飛びついてしまいがちですが、多くの場合前にマンションなどの大きな建物が建っていたとか、高圧電線があったとか、さまざまなマイナス要因があったりしますから、落とし穴を見極める必要があります。

 

実際に私も中古で南向きの良さそうな物件（スウェーデンハウスでした）を見つけて現地に行ったのですが、隣にメッチャでかい鉄塔が建っていてゲンナリした経験があります。

 

 

特に都心部ですと住宅が密集していますから、南向きのもメリットをあまり感じないケ－スもあると聞きます。

 

都心部ではプライベ－トを守る為、窓を大きく開けられない状況も考えられますから、十分に注意が必要ですね。

寒い北海道で新築の間取りを考えた場合どういった点に気を付ければよいのでしょうか？

 

南向きの間取りにするだけでは、あの寒さは耐え切れないです。

 

北海道では、まず寒さをまず配慮しなくてはなりません。

 

もともと北海道出身であれば気候はおよそ頭に入っているはずですが、都心部から北海道に移住となると勝手はずいぶん違うはずです。

 

気候だけではなく、暮らしのスタイルなども全く違いますから、いろんなことに対しての十分な準備が必要です。

 

北海道で新築住宅の間取りを考えた場合、まず冬の寒さや雪、気温の低さなど、まず防寒に対して考えなおす必要があります。

 

床暖房にするのか、オ－ル電化にして、パネルヒ－タ－などを利用するのか。

 

それよりもまず、家自体の断熱効果を高めないと話になりません。

 

Ｑ値と言われる断熱効果を表す指数でいいますと、まず1：00は確保したいところ。

 

特に冬場は朝晩暖房をつけっぱなし状態になりますから、断熱効果を高めておかないと、かなり光熱費が高くなってしまいます。

 

 

断熱効果を高めるためには、窓もあまり大きくしないようにする必要もありますから、犠牲になる点もありますね。

 

南向きの間取りにすることは必須になると思います。

 

さらには、雪かきなどの利便性にも配慮する必要があります。

 

暖房つけっぱなしにするのならば相当な電力はガスをします。

 

電力ならば、当然オ－ル電化がお得でしょう。

 

ガスにすると、ランニングコストは安くおさまります。

 

オール電化にした場合、停電時が不安です。

 

あまりにも人里離れた土地に家を建てた場合、停電してしまって電気が使えなくなると大変です。

 

北海道という土地柄、寒さも厳しいでしょうから、冬の寒い夜に停電、、、なんて考えると恐ろしいです。

 

灯油という方法もあります。

 

灯油を利用した暖房は、初期投資に費用がかかりますが、最も暖かいです。

 

 

私だったら、ガスト灯油の組み合わせにするかなと思います。

 

北海道電力は冬場だと、慢性的な電力不足に陥りますから、エコキュ－トなどを利用してランニングコストを下げることも考えておくとベストですね。

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